中山記念 気になる馬達

春中山開幕

天気が続いて良馬場の時は黙って前の馬だけを買っておけばいい春の中山開幕週。

中山記念でもその傾向は明らかで馬場改修後の2015年以降、上位3頭で4コーナーを4番手以内が13頭、5番手から7番手が4頭で8番手以降は1頭だけ。

前有利だが逃げ馬の成績は良くない。
2015年以降だと2018と2019年に3着に入ったくらいだ。

今年は福島記念を大逃げで勝ったパンサラッサとその時2番手だったコントラチェックがいるが、あまりにも大逃げ過ぎると3着以内に残れないかもしれない。

とはいえ、去年の中山記念の日は芝の3レースの上位3頭で4コーナー5番手以下だったのは未勝利を勝ったシルバースピリットだけ。
開幕初日の土曜は芝の全レースで上位3頭が4コーナー5番手以内。
大外16番枠から逃げて2着などもあり、前に行ったもの勝ち。

差し馬さん達には厳しい春の中山開幕週で、逆に言えばこの時期の差し馬の成績はあまり気にしない方がいい。
この後の差し馬場になった時に『おいしく』なってくれる熟成期間だ。


中山記念と香港

この時期の中山はイタリアングラスのオーバーシードもあり冬の影響を少し残しているので時計が速いながらも洋芝適性が必要。
中山記念上位馬は香港でも活躍している。

このレースを連覇したウインブライト様は香港GⅠ2勝、2着1回。
2年連続2着のラッキーライラックも香港ヴァーズ2着。
ネオリアリズムもQEⅡ1着、香港カップ3着。
ドゥラメンテは香港ではなくドバイの洋芝で2着。
去年の1着ヒシイグアスも香港カップで偉大なるラヴズオンリーユー様の2着に来た。

中山記念と香港、ついでに札幌記念は連動している。

ダノンキングリー?
能力はある。
間違いなくある。
しかし、香港マイルでは比較的伸びなかった内を走ったのも影響しているだろうし、精神面も不安定なところがある。


評価

勝ち負け
アドマイヤハダル

ダノンザキッド
ここ2走はマイルで8番手だったが中山記念はマイル戦と同じ位のペースになりやすい。
川田騎手なので積極的なレースをしてくれるだろうが弥生賞の位置取りでは届かない。
近2走の相手関係からも力は上位。

 
掲示板候補
ウインイクシード
ワールドリバイバル
コントラチェック ペース次第

カラテ
2020年11月以前の成績は爪に不安が有り追切も順調に消化できなかったのでほぼ無視していい。
長くいい脚を使えるタイプで若潮Sでもロングスパートを見せている。
折り合い面にも問題なく、マイルがベストだが距離は2000mまでは問題ないと思う。
去年のような重馬場なら大阪杯でも面白そう。
今回は位置取り次第。
菅原騎手が開幕週の前残り馬場でどう乗るか?
ここ2戦のような位置取りでは届かず5着。


穴馬
ヒュミドール
道中で力んだり、折り合いに苦労したりと難しい所のある馬。
しかし去年の日経賞の上り2位4着は素晴らしい。
馬場的に差すのは不利だったのを考えれば優秀。
前走の福島記念でパンサラッサの大逃げも経験していてハイペースに対応できるかもしれない。
デムーロ騎手がイケイケ気分なら上位に食い込めそうだが、彼の気分を予想するのは馬よりも難しい。


4コーナー5番手以内候補

パンサラッサ
去年は7着だが外枠で先行できなかったため。
近3走で逃げているように今回は行くでしょう。
ただ、中山1800mは最初の400mで5mの上り坂がある。
有馬記念でもオーバーペースだった。
コントラチェックもいるので最初の400mで無理をしたらいくら開幕週の馬場でも潰れる。
前有利だが今回は軽視

コントラチェック
秋中山開幕週の京成杯AHでも12番人気で▲にして2着。
コントラチェックはキレイな前残り馬場が大好き!
パンサラッサを行かせて単独2番手ならばチャンスもあるかもしれない。
中山1800mはフラワーカップで逃げ切り勝ちをしているがあの時は最初の3ハロン36.6秒と落ち着いて入った。
今回は他の馬との兼ね合いで速い前半になりそうですこし厳しいか。
前半に上り坂のない1600m以下の方が向いているのは確か。
ペース次第。

ウインイクシード
近走からも力の衰えはない。
先行できれば上位の可能性。
コントラとパンサが派手に行くなら離れた2番手集団の前で有利な立ち位置

ワールドリバイバル
逃げてはいるが前半600mで34秒台が一度もなく、今回は3番手位に落ち着くのでは。

アドマイヤハダル
好位の前目で競馬できる。
ディセンバーSの位置取りならかなり有力。
白富士Sも相手が強かっただけでいいレース。
皐月賞4着はフロックではない。
勝ち負け


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