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有馬記念 2023年 1.今年の総決算として


有馬記念は今年の総決算

まずは、今年を振り返ってお世話になった馬達、思い入れのある馬達をピックアップしていきます。
心情的、ファンタジー的な選び方になるので『当てに行く予想』とは違うものになります。

◎スルーセブンシーズ

宝塚記念は▲にして2着で3連単的中。
中山牝馬Sのパフォーマンスが圧倒的だった。

同レース過去10年で最速の勝ちタイム
過去20年でも上がり33秒台だったのは2017年しかなく、その年の勝ち時計は1分49秒4と遅く33秒台が出ても不思議ではない。
スルーセブンシーズは勝ちタイムも速く、上がりも33.8秒で1位で上がり2位よりも0.6秒も速く圧倒的だった。

そして同じ開催の中山記念との比較。
中山記念は上位馬が香港やドバイで活躍するレベルの高いレース。
今年はレベルが低そうに見えたが1着のヒシイグアスは得意の香港で3着に巻き返した。

中山記念は開幕週もあって同じ良馬場なら常に中山牝馬Sよりも勝ち時計は速かったが、今年はスルーセブンシーズの方が速かった

そして宝塚記念前の追切の動きの良さ。
予想でも『追切も良かった。本当に良かった』と重要なので2度書いたほど自信があった。
なんで10番人気なのか理解できなかった。

凱旋門賞でも▲で4着。
上り3位で33.30秒も立派。
今年の世界の芝2000~2400mで最強を争うイクイノックスとエースインパクト。
その2頭に2,2着したウエストオーバーも引退した。
世界の主役級は舞台を去ったが勝つことで彼らの偉大さをあらためて教えてほしい。

58キロで牡馬との斤量差は1.5キロしかなかったのが今回は2キロ差になる。

勝ってくれ!

△ジャスティンパレス

春天は逆らって失敗。
宝塚記念では△で3着してくれた。
秋天でも△で2着。
アスクビクターモアがレコード勝ちした菊花賞の上位3頭は強い。
去年は菊花賞2着ボルドグフ―シュが有馬記念で2着。
3頭の中で今年花開いたのがジャスティンパレス。
推しだった菊花賞馬アスクビクターモア亡き今、ジャスティンパレスが活躍することで追悼の意味も私にはある。

3歳世代

皐月賞のレース後に書きました。
『1着はバケモノだけど他の馬も十分に強く、いい世代だと思います』

今年の3歳世代の評価は春のクラシックが終わった段階では一般的には高くありませんでした。
指数的に高くなかったからです。
しかし、指数は重馬場で内側を大きく空けて外側を走った走行距離だとか。スローペースの大逃げとかいう異例なペースだとかは計算に入れていません。
夏以降の1800m以上のオープン、重賞での3歳馬の活躍を見れば決してレベルが低いなんて事がないのはもうすでに明らかです。

3歳世代の力をこの有馬記念で見せて世間の評価を完全に覆してほしい!
というのが私の思い。
今回の出走予定馬以外にもドゥレッツァ、リバティアイランド、ブレイディヴェーグ、マスクトディーヴァと大将格が控えている3歳世代。
特に牡馬のソールオリエンス、タスティエーラの2頭には頑張ってほしい!!


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