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株:6月4日 JOLTS求人、米製造業新規受注

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。

どっかで見たと思ったらMummyに出演していたカシュカリ総裁(困惑)

求人件数は減少したが雇用と離職は横ばい。
製造業の受注は3月が下方修正されたのをどう市場がとらえるか。
S&P500とナスと日経先物はもみ合い。
ダウは上昇で方向感はない。

JOLTS求人件数は810万人で予想831.5万人、前回848.8万人を下回った。
求人は医療・介護サービスで減少。
耐久財製造業で雇用が5.2万人増加しましたが離職者数も4.9万人と増加。

4月の製造業受注額は前月比0.7%増で予想0.7%と同じ。
3月の1.6%は下方修正されて0.7%になった。

輸送用機器が3ヶ月連続の増加は良いのだが、耐久財、非耐久財の在庫額が連続して増加しているのが怪しい。
完成品も落ちている。

新規受注と未処理受注のデータには半導体製造業の情報は含まれていません。


JOLTS求人

予想831.5万人、前回848.8万人

4月最終営業日時点の求人件数は前月比わずかな変動で810万件でした。
また、雇用者数と離職者数はそれぞれ560万人と540万人となり、こちらも前月とほぼ同じ水準でした。
離職の内訳で見ると、自主退職(350万人)と解雇・レイオフ(150万人)もいずれも大きな変化はありませんでした。

求人

4月最終営業日時点の求人件数は前月比わずかな変動で810万件となり、前年同月比では180万件減少しました。
求人率も4.8%と前月とほぼ同じでした。
求人件数は、医療・介護サービス業(-20.4万人)および州・地方自治体教育部門(-5.9万人)で減少しましたが、私立教育サービス業(+5万人)では増加しました。

雇用

4月の雇用者数は前月比わずかな変動で560万人でした。雇用率は3.6%で前月と変わりませんでした。
雇用者数は耐久財製造業(+5.2万人)で増加しましたが、芸術・娯楽・レクリエーション業(-4.5万人)および連邦政府(-8,000人)では減少しました。

離職

離職者数は、自主退職、解雇・レイオフ、その他離職の合計です。
自主退職は一般的に、従業員の都合による離職を指します。
そのため、自主退職率は、労働者が現在の仕事を辞めたい意向があるか、辞めることができるかの指標として機能します。
解雇・レイオフは雇用主の都合による離職を指します。その他離職には、退職、死亡、障害、同一企業の別の拠点への異動などがあります。

4月の離職者総数は前月比わずかな変動で540万人、離職率は3.4%と前月と変わりませんでした。
業種別では、耐久財製造業で離職者数が増加しました(+4.9万人)。

自主退職

4月の自主退職者数は前月比わずかな変動で350万人、自主退職率は6ヶ月連続で2.2%でした。
自主退職者数は、専門職・ビジネスサービス業(-13.1万人)で減少しましたが、他のサービス業(+6.7万人)、耐久財製造業(+3.9万人)、州・地方自治体教育部門(+3.2万人)では増加しました。

解雇・レイオフ

4月の解雇・レイオフ数は前月比わずかな変動で150万人、解雇・レイオフ率は1.0%と前月と変わりませんでした。
解雇・レイオフ数は、芸術・娯楽・レクリエーション業(-3.7万人)で減少しました。

その他離職

4月のその他離職者数は前月比わずかな変動で34.9万人でした。

企業規模別

4月、従業員数1~9人の企業では、求人率、雇用率、離職率はどれもわずかな変動でした。
一方、従業員数5,000人以上の企業では、雇用率は増加したものの、求人率と離職率はわずかな変動にとどまりました。

2024年3月の改訂値

3月の求人件数は13.3万人減の840万件、雇用者数は11.7万人増の560万人、離職者数は13万人増の530万人に改訂されました。
離職の内訳では、自主退職者数は8万人増の340万人、解雇・レイオフ数は7.5万人増の160万人となりました(毎月の改訂は、前回の公表推計値以降に企業や政府機関から追加報告が受け取られたこと、および季節調整係数の再計算によるものです)。


米製造業新規受注

4月の製造業受注額は、3ヶ月連続の増加となり、前月比0.7%増の5,882億ドル(43億ドル増)でした。
3月の受注額も0.7%増加していました。

出荷額も3ヶ月連続の増加で、前月比1.0%増の5,902億ドル(59億ドル増)となりました。
3月の出荷額は0.4%の増加でした。

未処理受注額は45ヶ月連続の増加で、前月比0.2%増の1兆4,006億ドル(28億ドル増)でした。
3月の未処理受注額は0.3%増加でした。
未処理受注額と出荷額の比率は7.10で、3月の7.20から低下しました。

在庫額は過去5ヶ月で4回増加しており、前月比0.1%増の8,583億ドル(9億ドル増)となりました。
3月の在庫額はほぼ横ばいでした。
在庫額と出荷額の比率は1.45で、3月の1.47から低下しました。

受注(新規受注)

耐久財製造業の新規受注額は、3ヶ月連続の増加で、前月比0.6%増の2,839億ドル(18億ドル増)となりました。
当初発表されていた0.7%増から下方修正されました。3月の新規受注額は0.8%増加でした。

輸送用機器が3ヶ月連続の増加をけん引し、11億ドル(1.1%増)の960億ドルとなりました。

非耐久財製造業の新規受注額は、前月比0.8%増の3,043億ドル(24億ドル増)となりました。

出荷

耐久財製造業の出荷額は、3ヶ月連続の増加で、前月比1.2%増の2,859億ドル(35億ドル増)となりました。
当初発表されていた伸び率と変わらず、3月の0.1%増から増加ペースを上げました。
輸送用機器が3ヶ月連続の増加をけん引し、31億ドル(3.4%増)の930億ドルとなりました。

非耐久財製造業の出荷額は、過去5ヶ月で4回増加しており、前月比0.8%増の3,043億ドル(24億ドル増)となりました。
3月の出荷額は0.7%増加でした。
石油・石炭製品が3ヶ月連続の増加をけん引し、15億ドル(2.2%増)の702億ドルとなりました。

未処理受注

耐久財製造業の未処理受注額は45ヶ月連続の増加で、前月比0.2%増の1兆4,006億ドル(28億ドル増)となりました。
当初発表されていた伸び率と変わらず、3月の0.3%増から増加ペースは緩やかになりました。
輸送用機器が43ヶ月中42ヶ月連続の増加をけん引し、30億ドル(0.3%増)の9,066億ドルとなりました。

在庫

耐久財製造業の在庫額は、過去5ヶ月で4回増加しており、前月比0.1%増の5,285億ドル(6億ドル増)となりました。
当初発表されていた伸び率と変わらず、3月のほぼ横ばいから小幅な増加となりました。
輸送用機器が11ヶ月中10ヶ月連続の増加をけん引し、6億ドル(0.4%増)の1,709億ドルとなりました。

非耐久財製造業の在庫額は3ヶ月連続の増加で、前月比0.1%増の3,299億ドル(4億ドル増)となりました。
3月の在庫額は0.1%増加でした。化学製品が3ヶ月連続の減少の後、0.2億ドル(0.2%増)の1,129億ドルとなり、在庫の増加を主導しました。

製造工程別の内訳で見ると、4月の材料・資材在庫は耐久財ではほぼ横ばい、非耐久財では0.5%増加しました。
仕掛品は耐久財で0.5%増加、非耐久財で0.1%減少しました。
完成品は耐久財で0.2%減少、非耐久財で0.1%減少しました。

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