ドバイワールドカップ 混戦

サウジカップはアメリカの快速馬2頭が飛ばして800m通過が約46.9秒のハイペース。
ニックスゴーはペガサスWCよりも速いペースで走り失速した。
そのペースで粘った前2頭はバケモノ。
今回そのバケモノはいなくなって代わりにアメリカからニックスゴーの2着がやってきた。

ペースがサウジカップよりも遅くなるのは確実。

逃げるのはキャッペザーノ、サリュートザソルジャー、マニークール
そこに先行馬がミスティックガイド、ミリタリーロー、ヘスースチームなどでチューワウィザードは先行勢の後ろにつけたい。
内枠のグレイトスコットとハイポセティカルの前に出れるかどうかで順位が変わりそうだ。
前回で速い流れを経験しているからできるはずだと思いたい。

混戦で1着というか◎を決めるのが難しい。

過去の実績よりも成長しそうな馬を選んでいく。

◎⑪サリュートザソルジャー
〇⑥ハイポセティカル
▲⑬ザグレートコレクション
△⑦ヘス―スチーム
△⑩ミスティックガイド
△⑤グレイトスコット

⑨ミリタリーローは前回よりもやりやすいペースになりそうだ。
⑧マニークールのような別路線組は比較が難しいがいいレースをしていて面白い存在

大穴でウルグアイからの①アフステフィスカル
メイダンでレースを使って順調に調子をあげている。


⑩6枠 ミスティックガイド Mystic Guide 先行
10月のベルモントパークの2000mGⅠで先行して2着(2分1秒77、ドバイ式で2分3秒1から3/4馬身差)。
後にBCクラシックで4着だったタシトゥスには先着した。
今年2月のオークランドパークで重馬場の1700mGⅢを外から先行して1分44秒33(ドバイ式で1分45秒7)で勝った。
800m通過は47.61秒(ド49.0秒)

⑦9枠 ヘスースチーム Jesus' Team 先行
ジーザスチームかと思ったら実況でもヘスースチーム言ってるしw
オラ ソイ ヘスースチーム!
前走は1月のペガサスワールドカップで先行勢の後ろ(5番手)から抜け出して2着
800m通過46.16秒(ド47.5)でニックスゴー1分47秒89(ド1分49秒2)から約3馬身差の2着。
長い脚をさらにヒザを高く上げて踏み込む大きなフォーム。
欧州の芝とか良さそうな走り。
BCではダートマイルに出てニックスゴーの2着。
800m通過44.40秒(ド45.7)で1分33秒85(ド1分35秒2)から3馬身半差。
去年の9月にはサラトガの1800mGⅡでミスティックガイドから1と1/2馬身差の着がある。
プリークネスSではデッドヒートを演じた2頭から9馬身離された3着。
その2頭の内の一頭はBCクラシックを勝つオウセンティックだし。
能力は高いが勝ちきれない。
最高速が速くないんだよね。
馬券には入れるべき

⑨5枠 ミリタリーロー Military Law 先行
サウジではハイペースで潰されたようなもの。
今回はもう少し楽なペースなので前走のようなことはないはずだ。
その前の1月のメイダンのマイルGⅡは先行して勝った(1分36秒42)


⑪11枠 サリュートザソルジャー Salute The Soldier 逃げ
3月のメイダンの2000mGⅠを2分3秒09で逃げ切った。
2月のメイダンの1900mGⅡを1分57秒37でほぼ先頭で押し切った。
その前の1月と12月のマイルは凡走。
休み明けで4戦してだんだんと調子を上げている。

⑤1枠 グレイトスコット Great Scot 好位
2020年の10月からサウジで3連勝してサウジカップも3着。
1月のマイルGⅠでは1分36秒38をマークしている。
それでもタイム的に厳しいかな
穴ではある

⑥2枠 ハイポセティカル Hypothetical 好位
ゴスデン師の下でデビューしたけど不振で今年1月にドバイに転厩
初戦のマイルで勝利をおさめるといきなりGⅢに挑戦して完敗。
しかし次のGⅢでは2着に入り、その次のマイルでは1分35秒95の好タイムで勝つ。
初の2000mしかもGⅠに挑戦して好位から差してサリュートザソルジャーから約2馬身差の2着と好走。
上り馬で面白そうな馬。

⑧12枠 マニ―クール Magny Cours 逃げ
去年の6月に復帰してから3連勝中の馬。
ただ、重賞は含まないのだがシャンティイの稍重マイルでペルシアンキングに1分36秒41で勝ってRPR117とか、サンダウンの2000mでアスペターに2分5秒83で勝ってRPR118とか戦績は侮れないものがある。
3月にはポリトラックの1900mを1分56秒07で逃げ切ってここに挑戦。
こういう好調な別路線組ってなんか買いたくなっちゃうんですよね。

⑫10枠 スリーピーアイズトッド Sleepy Eyes Todd
サウジカップ5着。
1月のペガサスWC4着からすると妥当な結果か。
8月の1800mは強い勝ち方したのにその後は1800mでは良くない。
斤量が堪えているのかもしれない。
脇役的な着順になるかな

③3枠 チューワウィザード Chuwa Wizard
サウジカップはハイペースについていけなかった。
日本から海外のダートに挑戦する馬が抱える問題だ。
特にチューワウィザードはマイル以下を走った事がなかったからなおさら。
日本での前走の800m通過は48.5秒(ド49.9秒)
それがサウジカップでは800m通過ド46.9秒で全く別次元のレース。
それだけに『前回よりも行きっぷりが良く、状態の良さといい意味での前向きさが感じられます』という戸崎騎手の追切コメントはいいニュースだ。
馬がこれじゃアカンと思ってくれたのかもしれない。
ここは前のレースほど速くならないので先行勢の後ろでついていければなだれ込める。
今回はサウジカップにいたバケモノ3頭がいなくなって2番手勢が加わったのも好材料。
サウジカップ以上は望める。

⑭4枠タイトルレディ Title Ready
1月にフェアグラウンズでの1700mGⅢに勝つが平凡なタイム。
それ以前の成績にもみるところが無く。

①13枠 アフステフィスカル Ajuste Fiscal
ウルグアイからの参戦
今年メイダンで2戦してなかなか好走している。
ミリタリーローが勝ったマイルGⅡも中団から4角でうまく出して5着だけど脚色は悪くなかった。
サリュートザソルジャーが勝った1900mGⅡも同じようなレースで終いまでしっかり走っていた。
上位にトラブルがあったら面白そうな馬だ。

⑬8枠 ザグレートコレクション Thegreatcllection 差し/追い込み
7歳だけど今年が一番成績がいい。
ミリタリーローが勝ったマイルGⅡで差して2着。
サリュートザソルジャーが勝った1900mGⅡで後方待機から追い込んで2着
3月のGⅠでは4着と敗れたけど、どうやらハミが口のなかで動いたみたいだ。
なんかあんまり疲れているようにも見えなかったけどムチ入れられても全然気にせずに軽く走っていた。
気にしないでみよう。
調子がいいのは確かだし、前哨戦2,2,4着なのだからマークすべき。

②7枠 キャッペッザーノ Capezzano 逃げ
足りない

④14枠 ギフツオブゴールド Gifts Of Gold
なんでドバイゴールドカップにしなかったのだろう?


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