7月17日 米 6月 鉱工業生産指数:米 6月 住宅着工件数
このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。
鉱工業生産指数は0.6%で予想の0.4%は上回ったが前回の0.9%は下回った。
設備稼働率は78.8%で予想の78.5%、前回の78.7%を上回った。
それでもまだ長期平均(1972年~2023年)を0.9ポイント下回っています。
エネルギー、自動車、印刷が伸びている。
住宅着工件数は1.353Mで予想の1.3M、前回の1.314M(上方修正)を上回った。
昨日のアメリカ市場でもアメリカの最大の住宅建設業者DRホートン(DHI)が6.64%上昇、高級住宅や商業用不動産へ融資もする住宅建設会社のトールブラザーズ(TOL)も7%上昇。
その勢いが続きそう。
日本の市場でも住林が+6.29%、積水ハウスが+2.76%。
アメリカの利下げで住宅市場の活性化が見込める。
米 6月 住宅着工件数
建築許可
6月の民間の住宅着工許可数は、季節調整後の年換算で 1,446,000 軒でした。これは、改訂後の5月の 1,399,000 軒から 3.4% 増加していますが、2023年6月の 1,493,000 軒からは 3.1% 減少しています。
6月の戸建て住宅の許可数は 934,000 軒で、改訂後の5月の 956,000 軒から 2.3% 減少しています。
5ユニット以上の集合住宅の許可数は、6月で 460,000 軒でした。
住宅着工件数
6月の民間住宅着工件数は、季節調整後の年換算で 1,353,000 軒でした。これは、改訂後の5月推定値の 1,314,000 軒から 3.0% (±10.5%)* 増加していますが、2023年6月の 1,415,000 軒からは 4.4% (±12.7%)* 減少しています。
6月の戸建て住宅着工件数は 980,000 軒で、改訂後の5月の 1,002,000 軒から 2.2% (±12.1%)* 減少しています。
5ユニット以上の集合住宅の着工件数は、6月で 360,000 軒でした。
住宅竣工件数
6月の民間住宅竣工件数は、季節調整後の年換算で 1,710,000 軒でした。これは、改訂後の5月推定値の 1,553,000 軒から 10.1% (±10.6%)* 増加しており、2023年6月の 1,480,000 軒からも 15.5% (±12.6%)* 増加しています。
6月の戸建て住宅の竣工件数は 1,037,000 軒で、改訂後の5月の 1,019,000 軒から 1.8% (±10.3%)* 増加しています。
5ユニット以上の集合住宅の竣工件数は、6月で 656,000 軒でした。
米 6月 鉱工業生産指数
鉱工業生産指数
6月の鉱工業生産指数は前月から0.6%の上昇となりました。四半期ベースで見ると、4~6月の産業生産は年率4.3%の伸びを示しました。
製造業生産は6月に0.4%上昇し、4~6月期は年率3.4%の伸びとなりました。鉱業と公益事業はそれぞれ0.3%、2.8%の上昇を記録しました。
6月の鉱工業生産指数は2017年平均を100とした場合104となり、前年同月比では1.6%の上昇となりました。
設備稼働率は6月に78.8%まで上昇しましたが、長期平均(1972年~2023年)を0.9ポイント下回っています。
市場グループ別動向
6月は主要な市場グループの大半で生産が増加しました。消費財指数は1%上昇し、その構成要素の大半、特にエネルギー(2.7%)と自動車製品(1.7%)で伸びが見られました。素材指数は0.7%上昇し、エネルギー関連と非エネルギー関連の両方で生産が増加しました。防衛・宇宙機器指数は引き続き上昇傾向にあり、0.7%の伸びとなりました。
唯一減少したのは業務用設備と建設資材で、それぞれ0.4%、0.1%の低下となりました。
産業グループ別動向
6月の製造業生産は0.4%上昇し、前年同月比では1.1%増となりました。耐久財指数は6月に横ばいでしたが、非耐久財指数は0.8%、その他の製造業(出版・伐採)指数は0.9%上昇しました。
耐久財の中では、金属製品(1.3%)やその他(1.7%)などの業種で下落が見られたものの、自動車・部品(1.6%)、電気機器・家電・部品(1.5%)などの業種で上昇が見られ、相殺されました。
非耐久財では、プラスチック・ゴム製品を除く全ての業種で生産が増加し、印刷・関連支援業種(2.6%)で最大の伸びが見られました。
鉱業生産は6月に0.3%上昇しましたが、前年同月比では0.6%減少しました。鉱業生産は、第1四半期の5.6%減からの反動で、第2四半期は年率3.4%の伸びとなりました。
公益事業の生産は6月に2.8%増となり、電気・ガスともに生産が増加しました。
製造業の設備稼働率は6月に77.9%まで上昇しましたが、長期平均を0.4ポイント下回っています。鉱業の稼働率は6月に0.3ポイント上昇して89.3%、公益事業の稼働率は1.8ポイント上昇して73.8%となりました。鉱業の稼働率は長期平均を2.8ポイント上回っていますが、公益事業の稼働率は依然として長期平均を大幅に下回っています。
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