クイーンS 気になる馬達

先週の札幌競馬場の傾向から

〇外サトノセシル
去年2着で札幌実績もあるし、先週もフランケル産駒が1800mを勝った。
しかし、過去2年は8番人気で好走だったのが今回は人気するのが怖い。

札幌/函館実績
ジネストラ(札幌2勝クラス勝ち)
ドゥーラ(札幌2勝)
ルビーカサブランカ(前走含む函館2着3回)
ローゼライト(札幌2勝クラス勝ち)

ダート/冬中山
イズジョーノキセキ(有馬記念4着)
キタウイング(フェアリーS勝ち)
サトノセシル(1勝クラス勝ち)
ジネストラ(3勝クラス勝ち)
トーセンローリエ(アネモネS勝ち)
ビジン(ダート3勝)+(中山2500m重馬場勝ち)
ミスニューヨーク(ターコイズS勝ち)

3歳馬

斤量が非常に有利ではあるがGⅠウイナーのアエロリット以外は4着が最高。
その4着馬もフェアリーS勝ちで桜花賞5着と重賞勝ち馬。
オープン勝ちで52キロのマーブルカテドラルはインでどん詰まりの致命的な不利。
去年のナビレラは燃え尽きていた。
ロッテンマイヤーは外4列目の先頭で失速。
外3~5列目の先頭3頭は全部失速。

3歳馬もGⅠ勝ち馬はこのレースを勝つし1600m重賞やオープン勝ちは好走する。

ドゥーラ 51 札幌2歳S勝ち、オークス3着
キタウイング 52 新潟2歳S勝ち、フェアリーS勝ち
ライトクオンタム 52 シンザン記念勝ち
トーセンローリエ 51 アネモネS勝ち

ドゥーラとキタウイングは通用する。
特にドゥーラ51キロはボーナス。
2頭とも後方待機なので展開に左右されるが。

トーセンローリエとライトクオンタムは上記2頭にはすこし劣る。
位置取り的にもタフさが要求されるので長い距離の経験とか欲しかった。

トーセンローリエは血統的にも欧州的
過去半年の坂路の時計も3,4ハロンでメンバー中最速。
ラストが失速ラップになってしまうので1800mでは最後まで持たないかもしれないが。

評価

勝ち負け
イズジョーノキセキ
ドゥーラ (展開に左右されやすいが)

2着候補
サトノセシル
ジネストラ
コスタボニータ

3着候補
ビジン
ミスニューヨーク

馬達

イズジョーノキセキ 57
エピファネイアxキンカメ
今年の2走は凡走だが参考外にしてもいい。
1800m4勝の立派な非根幹女子。
春東京のマイルなんてもっとも向いていない条件。
冬中山の有馬記念で好走したようにややパワータイプ。
北海道は初めてだが洋芝は向いている。
府中牝馬の好走馬もクイーンSで結果を出している。

ミスニューヨーク 56
キングズベストxマンカフェ
冬中山のターコイズS連覇〇
1800mも4勝していて非根幹適性も〇
3走前の1400mは短いとしてもここ2走は56キロが微妙に響いているかな。
十分にチャンスはあるが、勝ち負けだと3歳の斤量軽い馬が有利か。

ルビーカサブランカ 55
ここも出るん?
函館記念は好走パターンにハマったし狙い目だった。
今回はさすがにローテがきついだろう。
去年同斤量で0.1差4着は良いし、洋芝実績高い。
ルメ―ル騎手で人気になりそうなのも少し魅力を下げる。

ビジン 55
キズナxジャイアンツコーズウェイ
函館2勝で北海道〇
土砂降り重馬場の中山2500mを勝てるスタミナ〇
前走のマーメイドSは3コーナーまでは外3列目の2番目だったが、残り700mで早めに外にだして大回り。
スタミナを活かそうとしたのだろうが前半600m33.8秒というハイペースを先行したのを考えれば仕掛けが早すぎた。
追切も4月から向上しているが1800mだと決め手の差が出てしまうかもしれない。
2600mが良さそうだとは思う。
しかし、速すぎない平均ペースなら先行で押し切れるかもしれない。

ジネストラ 55
カナロアxサンデーxフォルリ系
このフォルリがサドラー、フェアリーキング、ヌレイエフなどのスペシャル牝系ノーザンダンサーの重要な血。
3歳には3月中山の重馬場アネモネS2着と時計のかかる馬場で好走。
しかも最初の600m33.9秒というハイペースを2番手追走での2着。
その後も勝利は札幌や冬中山という力のいる馬場。
東京など馬場の反発力を使える軽い馬場だとスピード負け、キレ負けする。
スタートは基本的にいいので先行する事が多いが、周りが速いと後手を踏むこともある。
前走の福島牝馬Sは0.2差4着と好走したがそれでも直線では前の⑨が微妙に邪魔でまっすぐ走れていなかった。
好走しそうな馬。

コスタボニータ 55
イスラボニータxケンドール
グレイソヴリンのクロスあるし硬い洋芝は得意なはず。
19日に失速ラップになったが速い全体時計をだした。
阪神牝馬Sは直線残り200mで前壁から進路変更して3着。
メイSも直線で前壁で進路なく乙。



(カヨウネンカ STV杯)
ゴルシxゼンノエルシド
洋芝の重馬場でさらにラストで0.8秒失速の消耗戦は得意で前走勝ち。
ああいう団子状態での差し展開で直線では外を不利なく走れるのが理想。
気温が高いから馬場が硬く速くなったら不利かな





トーセンローリエ
サトノクラウンxメイショウサムソンxステゴxミルリーフ系

フィアスプライド
ディープインパクトxキングマンボ
母方は近親に欧米で活躍馬がいる
ターコイズSでは大外枠でスタート後手を踏んで最後方から外を追い込んで3着。
エプソムCではスタート良く先行してしまい、直線で失速。
この馬は道中溜めた方が良さそう。
5,6枠から中団やや外側でレースできれば面白い。






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