阪神JF 2024 気になる馬達
過去の傾向
今年は外差し馬場の京都なので過去の傾向は一部のみ参考とします
前走未勝利で馬券になったのはブエナビスタだけ。
それも1人気だったので今回は該当馬なし。
前走新馬は前走1人気&上り1,2位が【1-2-3-7/12】複勝率50%
該当馬は無し
少し該当に外れるが、
ティラトーレ 3人気、上り1位
前走重賞がやや有利
ファンタジーS
不良馬場 1分22秒8(800m通過48.1)
12.4 - 11.3 - 12.3 - 12.1 - 12.0 - 11.2 - 11.5
かろうじて評価に入れる
ダンツエラン
カワキタマナレア
穴馬
スリールミニョン
時計の評価が難しい。
この日は雨で重馬場で始まり11Rから不良馬場
3R2歳未勝利が1分22秒9(800m通過47.6)
これだけ見ると未勝利と0.1しか変わらないので低レベル。
しかし、1800mでも似たようなレースが見られた。
4R2歳未勝利1800m1分48秒6(1000m60.2)
12R2勝クラス1800m1分48秒6(1000m61.7)
2勝クラスの方がペース遅くて勝ち馬の上り33.7で未勝利の勝ち馬は上り35.8と大きな違いを見せている。
2勝クラスの勝ち馬は次の3勝クラスでも2着で十分に強い馬。
1400mでも未勝利組の上りが35秒台でファンタジーSは34秒台。
ファンタジーSは2歳1勝クラスのレベルにはあると思われる。
特にペースが遅く、ラスト400m勝負になり前に有利。
直線で外>内
上がり上位3頭は馬場の良い外側。
人気で上がり上位だったダンツエラン、カワキタマナレアは候補の中にはとりあえず入れる。
穴馬としては直線で内を走って6着上り5位タイでゴール後も元気だったスリールミニョンが面白い。
スタート良かったのはモズナナスター、ベルビースタローン
アルテミスS
良馬場 1分33秒8
12.2 - 11.1 - 11.8 - 12.6 - 12.5 - 11.5 - 11.1 - 11.0
ブラウンラチェット 3人気、1着、上り4位
ショウナンザナドゥ 2人気、3着、上り3位
過去3年が1分33秒6~34秒0で上がりも33.0~34.0秒
2021年1着サークルオブライフが1分34秒0上り1位33.5秒(2位に0.5差)で阪神JF1着
2022年2着リバティアイランドが1分33秒9上り2位33.3秒で阪神JF1着
2023年2着サフィラが1分33秒9上り2位33.4秒で阪神JF4着
今年の1着ブラウンラチェット1分33秒8上り4位33.3秒は候補には入る。
ただ、内ラチ沿いの前から2番手という絶好のポジション。
さらにラスト3ハロンで11.5-11.1-11.0という差し馬には不利な展開。
外を走り上り33.2秒でブラウンラチェットを上りで上回ったショウナンザナドゥも劣らない。
逃げて2着のミストレスは阪神JFでは厳しい展開になると思われる。
スタート良かったのはミストレス、キョウエイボニータ
評価
ファンタジーS組
かろうじて評価に入れる
ダンツエラン 4人気、1着、上り3位
カワキタマナレア 1人気、5着、上り1位
穴馬スリールミニョン 直線で悪い内を走った
アルテミスS組
ブラウンラチェット 3人気、1着、上り4位
ショウナンザナドゥ 2人気、3着、上り3位
テリオスララ 萩Sは高評価、走り方も好き
アルマヴェローチェ 血〇、馬場不問タイプ
ビップデイジ― 重賞でも通用しそう
メイデイレディ ハイペースの差し馬
コートアリシアン 能力は高いが折り合い不安。
勝ち負け
テリオスララ
ショウナンザナドゥ
2着候補
コートアリシアン
ブラウンラチェット
3着候補
ビップデイジ―
アルマヴェローチェ
カワキタマナレア 罠?
次点
ダンツエラン
ミストレス
メイデイレディ
スリールミニョン
馬達
メイデイレディ 差し
タピットxモアザンレディ
血統的には阪神向き。
京都はゴール前は平坦だが、3コーナーの丘がポイント。
丘の上り下りで否応なしに緩急がつくのでアメリカ的な持続力は不利になる事もある。
ただ、この馬は後方待機なので前半の上り坂をゆっくり上れれば問題にしない可能性もある。
イメージとしてはエアファンディタ。
差し馬で2走前のGⅡは3頭でハナハナ頭差の僅差のレース。
BCJFターフは勝ち馬をマークするような位置からラスト400mの脚はほぼ同じ。
悪くない2着。
上がり33秒台の勝負よりもハイペースでラスト600mが35.0秒前後の勝負になった方がチャンスがありそうな馬。
前走のBC前の追切はダート4ハロン49.60秒(自己ベスト)
11月17日には芝で3ハロン36.0秒がある。
BCJFターフ
22.25-23.12-24.40-12.38-12.13
前後半(800m)45.37-48.91
速いペースで差し馬が上位。
1着は圧倒的1人気1.7倍
2着は3人気16倍
2人気は逃げて9着、5.7倍
3,4着は47、51倍の穴馬
ブラウンラチェット
キズナxAPインディ系
フォーエバーヤングの半妹で7/8同血
しかし、兄より約100キロも軽く走りも軽く見える。
新馬からはまだ勝ち上がり出ていないが、11.6-11.2の加速ラップじめ〇
アルテミスSはスローペースを内ラチ沿いで逃げ馬後ろという絶好のポジション。
有利なレースをして1着。
能力的には上位グループに入るのだろうが、有利なレースの後なので阪神JFでは買いづらい。
ショウナンザナドゥ
キズナxAPインディ系
新馬はダノンフェアレディとの一騎打ちで2着。
3着以下を大きく離した。
2戦目で2着以下を大きく引き離し勝ち上がり
アルテミスSでは外で壁を作れたがラスト11.1-11.0を差すのは厳しい。
上がりではブラウンラチェットより速く、内外の走行距離を考えればこちらが上
テリオスララ
シスキンxマンカフェxヌレイエフxブラッシングブルーム
シスキン産駒はこれまで5頭が走って3頭が勝ち上がり。
残り2頭の内1頭は2着2回で上がりも常に1,2位なのでその内勝ち上がる。
シスキンは愛2000ギニー勝ちなど欧州で活躍したが血統はアメリカ色が強い。
日本で活躍するのに必要なサーアイヴァーを母内で4x5クロス。
重要な血がさりげなくちりばめられていて来年以降も産駒の勝ち上がり率は期待できそう。
2戦目ではスタート良く、程よい前進気勢もあり先頭に立つ。
ピッチ走法だがバネ感もありストライドものびそう。
胸や肩が良く動いていて道中の高低差もOK
3戦目の萩Sでは2戦目よりは落ち着いて先頭を走り、ラスト11.4-11.1-11.2の速い上がりも見せた。
萩Sの1分48秒1というタイムは普通だが0.3差の2着馬は次のベゴニア賞を勝っているし、3着は5馬身離している。
またラスト2ハロンがこれほど速かった萩Sはなかった。
2015年の萩Sが近いが、1着はホープフルS4着、2着は東スポ2歳S勝ち、3着はアーリントンS勝ちとレベルの高いレース。
テリオスララも重賞勝てる馬だ。
コートアリシアン
サートゥルナーリアxハーツクライ
キンカメ系で近親に活躍馬いる〇
東京の新馬では上がりで2位に0.7差〇
新潟2歳Sではスタートでボケっとしていたのか遅れた。
スタートしてからは走る気に溢れ、というか溢れすぎてかかっていた。
騎手が制御するの大変そうだった。
勝ち馬のスリップに入って、残り400mで外に出して追い出し、いったんは先頭に立つも抜き返されての2着。
父サートゥルナーリア同様に最高速に達してからの失速が大きいタイプかもしれない。
直線が短いコースの方がいいかもしれない。
菅原明良騎手のコメント
「元々気にしていた折り合い面がよくありませんでした。それでも、直線ではアタマくらいですが、1度は先頭に立ちました。力がありますね。折り合いがうまくいけばと思います」
新潟2歳Sは上位2頭が抜けていた。
勝ち馬は外3列目先頭で勝ったのだから見た目以上に強い。
コートアリシアンはレースに慣れて脚を溜められるようになれば最後に抜き返されることもなくなるかもしれない。
今回は難しいに乗り替わり。
吉と出るか凶とでるかわからない><
おそらく前半にテンション上げないようにゆっくり入って直線に賭けるレースをするだろう。
だから今回は1着はないかなー。
アルマヴェローチェ
ハービンジャーxダイワメジャーxバクシンオー
札幌2歳Sは向こう正面で外へ移動しとようとして、3-4コーナーでも外に進路を探したが、外に進路なく、4コーナー出口で内に切り替えた。
あまり良くない内を走ってあわやの2着は素晴らしい。
道中の操作性の高さも合わせて能力高い。
直線での脚の回転も速く、高速馬場での走りにも期待できる。
横山武史騎手のコメント
「スタートはひと息でしたが、すごく良い立ち回りができました。あと少しでしたね。まだ成長段階だと思っていましたし、良い意味で驚かされました。このまま成長すれば楽しみです」
3着のファイアンクランツが東スポ2歳Sで上がり2位0.4差と悪くないレース。
母母父バクシンオーで京都適性高そう。
騎手も関西のミライ騎手になるのは〇
ジャルディニエ
マーズX(ストームキャットXファピアノ系)Xバックパサー系
新馬は逃げ馬を捕らえ損ねた。
2戦目は少し強引な先行策で力任せの押しきり勝ち。
相手が弱かった。
3戦目はアスター賞を加速ラップでいい勝ち方。
ただ、2着馬はその後2戦して1秒以上負け
0.4差の3着は次のレース0.5差。
アスター賞は1分33秒6で一見好時計なんだけど、去年のキャットファイトが1分33秒1で2着に5馬身差。
それでも阪神JF10着。
秋の中山は非常に速い時もあるので信頼できない。
何と言っても2017年のノームコア様が1分35秒1ですよ!?
2015年に阪神JFを勝つメジャーエンブレムだって1分36秒5
ビップデイジ―
サトダイxキンカメ
なかなかいい脚を持っている馬。
時計は平凡だがゴール前の脚がいい。
新馬は少し速いペースで粘り込む中でしっかりとした走り。
2戦目はスローからギアチェンジしての脚の回転の速さが気に入った。
重賞でも通用しそう
クリノメイ
オルフェーヴルx49er系Xダンチヒ
サフラン賞はお世話になりました。
馬場が少し特殊で1人気も位置取りと仕掛けのタイミングを間違えた。
脚の回転は速くないがしっかりと地道に走れる馬。
小回りで上手く立ち回って善戦するタイプで有力馬がミスった時に勝つ。
サフラン賞がまさにそういったレース。
能力は高そうに見える。
今回は厳しいとは思うんだがどうだろうか?
フラワーCとか勝ちそう。
ティラトーレ
リアルスティールxルーラーシップ
前脚を叩きつけて反発力を活かすタイプだが前後の伸縮性に欠ける。
悪くないんだけどここじゃない。
ダンツエラン
カナロアxストームキャット系
セクレタリアートx2,シアトルスルー、ボールドルーラーとボールドルーラー色が濃い母親
母系にBCスプリント勝ち
足が長く前後の伸縮性を使う。
りんどう賞で1番枠から先頭を走ってヴ―レヴ―に差された。
1000m通過58.8秒で『速いペースの先行』は向かない印象。
前半はゆっくり入って後半に徐々にストライドを伸ばしていく方が力を出せる。
基本的には差し馬。
ファンタジーSが理想的な競馬。
内ではなく外に出しやすい馬群の外側で壁を作り、4コーナー出口で前に障害物(馬)がいない状態にする。
ただ、追い込んで突き抜けずに前に並んだところで止まった事。
カワキタマナレアの方に魅力を感じる。
カワキタマナレア
ヘニーヒューズxディープインパクトxテンビーxユタカオー
母にプリンスリーギフト持ち〇
半兄にNHKマイル3着のカワキタレブリー
3回走って全て上り1位
繋ぎが立っているが、前脚がしっかりと上がって前に大きく出ているので推進力ある。
新馬のメンバーは勝ち上がっておらず弱いが上りで2位に0.8秒差付けた〇
2戦目では大外を周ってヴ―レヴ―らを差し切り勝ち
ファンタジーSでは外枠で壁をなかなか作れず。
それでも直線で追い込んだが0.1差まで。
プリンスリーギフト持ちだし、京都で穴馬の1頭になりそう。
荒れ馬場は得意だが、前走のように多頭数で位置取りが後ろ過ぎると不安もある。
買いたくなるが罠っぽい雰囲気ある
スリールミニョン
ミスターメロディxクロフネxアドマイヤベガ
ファンタジーSでは直線で悪い内側を走りながらも0.4差に粘っていた。
ゴール後の感じからも距離延長にも対応できそう。
人気はしないだろうが、人気以上の着順になりそう。
今回は厳しいだろうが来年のトライアルで穴を開けそうな馬。