毎日王冠 2023年 気になる馬達


過去の傾向

前走コースは東京が多く、東京巧者がここまで満を持して待った。

前走1600mだと安田記念4着以内
ソングライン   1着
シュネルマイスター3着

前走1800mだとエプソムCが多い。
1着もだが去年のジャスティンカフェのように上り1位も〇

ジャスティンカフェ 1着上り1位

2400mはダービー組
該当馬無し

人気3頭の3着率は結構高い。

この3頭に割って入る馬がいるかどうか?

過去の追切から

2022年 1着サリオス

1着サリオス
ウッドL1最速で加速も1.2秒と大きい

2着ジャスティンカフェ
坂路ラスト2、3ハロン加速ラップでダノンに次ぐ2位
ウッドではどの距離でも4~6位だがしっかり加速ラップでラストも11.5

3着ダノンザキッド
坂路L1最速で加速ラップ、L4L3L2最速で失速ラップ。

2021年 1着シュネルマイスター

1着シュネルマイスター
ウッドL1L2最速で0.7加速

2着ダノンキングリー
ウッドラスト2ハロン2位、3ハロン1位で加速ラップ

3着ポタジェ
最終は坂路で54.6-39.5-26.1-13.3失速ラップ
栗東CWの時計がJRA-VANにはない。
一週前82.3-66.9-52.0-38.1-11.9 加速
友道師なので動画の動き重視

今年は

エルトンバローズ
坂路L1最速0.8加速ラップ
坂路ラスト3ハロン加速1位
ウッドラスト2ハロン1位加速

バビット
坂路ラスト2ハロン加速1位

ソングライン
ウッドL1最速ラスト2ハロン2位1.3秒加速

シュネルマイスター
ウッドL12位1.2秒加速

アドマイヤハダル
ウッドラスト2、3ハロン3位加速

エエヤン
ウッドラスト3ハロン2位加速

評価

勝ち負け
シュネルマイスター
ソングライン

2着候補
ジャスティンカフェ
ウインカーネリアン

3着候補
アドマイヤハダル
エルトンバローズ

馬達

シュネルマイスター
不安はなくもない。
溜めてこその馬なので、後方待機から届かずもあり得る。

ソングライン
200mの距離延長はそれほど大きな問題ではないだろう。
ただ、1800mがベストのような馬がいたらどうだろうか?

ジャスティンカフェ
横山父は22年のエプソムカップで届かずをやってしまった。

ウインカーネリアン
スクリーンヒーローxマイネルラヴ
久しぶりの1800mだが皐月賞4着。
で1800m2勝。
今年は気温が高かったからまだ野芝が元気そうなのが心配だが展開は向くので3強の間に割って入れそう。

中山や東京新聞杯で1分31秒台で走るのに安田記念で1分32秒1。
これは海外馬がジャパンカップで速い脚が使えなくなるのと似てる。
冬東京の東京新聞杯では野芝が休眠期で茎にも根にも弾力がないただ硬い馬場。
海外の洋芝に少し似た馬場。
一方、春の東京は野芝がイキイキしていて茎も根も力強く弾力がある。
その弾力のある馬場でうまく反発力を使えない馬が春の東京でパフォーマンスを落とす。
母父のシーキングザゴールド系はアメリカの芝レースで活躍馬をよく見る、日本でも北海道で走る血統。

例えば欧州血統のバゴ産駒。
春と秋冬でこんなに成績が違う。
ハービンジャーでやっても似たような結果になる。

春東京
秋東京
冬東京

アドマイヤハダル
カナロアxディープインパクト
22年の白富士Sはレベルの高いレース。
中山記念3着も〇
重馬場は参考外でその後は3戦とも0.1秒差の善戦マン。
今回は展開も向きそうだ。
先行馬の後ろで折り合い、3強よりも前で先に仕掛けられる。
チャンスはある。

フェーングロッテン
ブラックタイドxキングヘイロー
重賞で逃げて3連続で好走していたが、最初の200mは速くはない(12.8、12.7、12.7)
今回も先手を取るのはウインカーネリアンかバビットだろう。



2023年3歳世代

今年の3歳のトップクラスは過去2年と比べても悪くない。
指数を重視する方々にとっては今年の3歳、特に牡馬は強くないと思われている…らしい。

個人的にはなんで弱いと思えるのか信じられないのだが皐月賞、ダービーのトップレベルは十分に強い。
残念ながら短距離のレベルは高くないが。

とりあえず9月末までの古馬混合3勝クラス以上の芝の年齢別の成績を見てみよう。

2023年
2022年
2021年

全体的に見れば連複勝率は2023年は2022年の3歳の半分。
2021年と比べても率は低い。
今年の3歳弱いじゃんw

今年の3歳世代を擁護するわけではないが、3着以内の数は大きな違いがない。
2021年14頭、22年12頭、23年11頭。
出走数は多くても活躍する馬の数というのは大きく変わらないのではないか?

2021年は重賞4勝。
ソダシが札幌記念を勝ち、オーツアットワンスが1000m、ヨカヨカとレイハリアが1200m、アナザーリリック3勝クラス1800m勝ち

2022年は重賞2勝。
ナムラクレア1200m、テイエムスパーダ1200m、ママコチャ3勝クラス1600m。
2000mで馬券になったのは新潟記念3着のフェーングロッテンだけ。

今年は重賞2勝。
ドゥーラ1800m、ノッキングポイント新潟記念、ドゥレッツァ3勝クラス2200m。さらに札幌記念2着のトップナイフもいる。

過去2年と比べて今年の世代は短距離が弱い。

その代わりに中距離で過去2年以上の強さを見せている。

皐月賞とダービーの上位が古馬と戦うようになれば互角に戦ってくれるだろう。

エルトンバローズ
ディープブリランテxブライアンズタイムxシアトルスルー
3歳でも期待しているクラシック組ではないので今一つ強気に出れない。
ラジオNikkeiでレーベンスティールに勝ったとはいえ、明らかにレーベンスティールは脚を余しての負け。
その前のマイルではそこそこの時計で走っているが毎日王冠のメンバーと比べたら劣る。
しかし、この馬は夏を越して成長しているようだ。
坂路で初めてラスト11秒台でキレイな加速ラップ。
ウッドでもしっかり時計を出していてラジオNikkeiのパフォーマンス+αが見込める。
血統的には重馬場で他の馬のパフォーマンスが落ちた時に買いたい。

エエヤン
シルバーステートxティンバーカントリーxダンチヒ
あまりレベルの高くないマイル路線の馬
NZTは残り800mで前に出して押し切った。
NHKマイルはスタートで後手を踏んでやや後ろからになったが内ラチ沿いを進んで4コーナーの位置取りは悪くなかった。
直線で残り300m付近で内の狭い所を通るのに少し苦労して9着。
いくら不利があったとはいえもう少し頑張って欲しかった。
ってか何故に毎日王冠?
追切も春のような速いラストもない。



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