株:6月17日 NY連銀製造業景気指数

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。
この記事にそそのかされて売買しないでスー、せんきゅー。

ニューヨーク州の製造業が少しずつ上向いています。


景況指数は依然としてマイナスだが前回や予想より向上


ニューヨーク連邦準備銀行が実施した2024年6月の「エンパイアステート製造業景況調査」によると、製造業活動は小幅な減少となりました。
景気指数は10ポイント上昇しましたが、依然マイナス6.0と景気後退を示唆しています。
新規受注は横ばい、出荷はわずかな増加となりました。
納期は若干短縮し、新たに盛り込まれた指標である供給制約感はほとんど変化しませんでした。
在庫水準は横ばい。
雇用市場は依然として弱く、雇用者数と労働時間は引き続き減少しています。
投入品価格と販売価格の上昇ペースは、2カ月連続で緩やかな鈍化となりました。
現時点での活動は低迷していますが、今後6カ月間の見通しに対する楽観度は2年超で最高水準に達しました。

製造業活動は依然として縮小

調査によると、6月のニューヨーク州の製造業活動は小幅な減少となりました。
景況感指数は10ポイント上昇しましたが、依然マイナス6.0と景気後退局面にあります。
新規受注指数は16ポイント上昇してマイナス1.0となり、受注は横ばいだったことを示唆しています。
出荷指数は3.3まで上昇し、出荷が小幅に増加したことを示唆しています. 未処理受注残は横ばいでした。
在庫指数は1.0となり、在庫水準は横ばいだったことを示唆しています。
納期指数はマイナス4.1とマイナスを維持しており、納期が短縮したことを示唆しています。
供給制約指数はマイナス1.0となり、供給制約感はほとんど変化しなかったことを示唆しています。

雇用者数は引き続き減少

雇用者数指数はマイナス8.7、平均労働時間指数はマイナス9.9となり、雇用者数と労働時間の継続的な減少を示唆しています。

価格上昇は緩和

据払価格指数は4ポイント下落して24.5、受取価格指数は7ポイント下落して7.1となり、過去1年ほどで最低水準となり、価格上昇が引き続き緩和していることを示唆しています。

楽観的な見通し

企業は、2年超で最も楽観的な見通しを持っています。将来の景況感指数は16ポイント上昇して30.1となり、回答者のほぼ半数が今後6カ月の景況が改善すると予想しています。ただし、雇用増の展望は依然として弱く、設備投資計画も依然として低調なようです。

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