見出し画像

株:4月9日 3月の景気など


このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。
この記事にそそのかされて売買しないでスー、せんきゅー。

景気ウォッチャー調査 3月

内閣府が行う調査で、タクシー運転手、小売店・娯楽施設スタッフ、派遣社員など約2,000人を対象に、個人による生活実感としての景況感を調査する。


3月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.5ポイント低下の49.8となった。
家計動向関連DIは、飲食関連が上昇したものの、住宅関連等が低下したことから低下した。
企業動向関連DIは、製造業等が低下したことから低下した。
雇用関連DIについては、上昇した。
3月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差1.8ポイント低下の51.2となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差2.1ポイント上昇の52.4となり、先行き判断DIは前月差1.6ポイント低下の51.9となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、
「景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる。
また、令和6年能登半島地震の影響もみられる。
先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている。」
とまとめられる。


TDB 景気動向調査(全国)3月

帝国データバンクが行う調査で、全国約2万3,000社の企業を対象に企業の経営状況を調査するもの。

2024年3月の景気DIは前月比0.5ポイント増の44.4となり、3カ月ぶりに改善した。
国内景気は、金融政策の正常化がスタートしたなか、好調な観光産業やインバウンド消費の拡大などが好材料となり、3カ月ぶりに上向いた。
今後の景気は、金利の動きが注目されるなか、個人消費を中心として緩やかに持ち直していくと見込まれる。

インバウンド需要のほか、春休みを迎え個人消費関連の業種が上向き10業界中8業界が改善した。
地域別では、10地域中9地域が改善、1地域が悪化。
能登半島地震からの復興が行われるなか、旅行・観光産業は好調。
一方で、被災地域からの部品供給の遅れや、春物需要の先延ばしは下押し要因だった。
規模別では、「大企業」「中小企業」「小規模企業」が5カ月ぶりにそろって改善した

帝国データバンクが試算した賃上げ率は平均4.16%。高水準の賃上げが期待されるが、企業からは中小企業を中心に賃上げに対する厳しい声もあげられた。

「TDB景気動向調査」によると、10業界中8業界で景気DIが前月比改善し、2カ月連続で改善となったのはサービス業、不動産など5業界でした。
新年度を控え、個人消費関連の業種を中心に景気回復の兆しが見られます。

改善している業界

  • サービス業 (51.0):2カ月連続で改善。底堅いインバウンド需要や春休みを迎え、「旅館・ホテル」(同5.3ポイント増加)は2カ月連続で改善。送別会など宴席が増えるなか「飲食店」(同3.3ポイント増)は3カ月ぶりに改善。また人出の増加とともに「娯楽サービス」(同0.9ポイント増)や、繁忙期を迎える自動車教習所などを含む「教育サービス」(同3.2ポイント増)も3カ月ぶりに上向いた

  • 不動産 (49.3):3カ月連続で改善。「駅近物件を中心に販売状況が好調」(建物売買)など都市部を中心に堅調な不動産ニーズが押し上げ要因

  • 卸売 (41.4):3カ月ぶりに改善。「外食産業の売上高増加にともない客先からの注文も増加」(酒類卸売)というように「飲食料品卸売」(同0.8ポイント増)は2カ月連続で改善。

  • 製造 (40.2):4カ月ぶりに改善。外食産業の安定がプラス材料となり「飲食料品・飼料製造」(同1.4ポイント増)は3カ月ぶりに改善し、過去最高水準となった。

  • その他: 繊維・繊維製品・服飾品小売、紙類・文具・書籍卸売

悪化している業界

  • 小売 (40.6)2カ月連続で悪化。総合スーパーなどを含む「各種商品小売」(同1.8ポイント減)は、値上げによる買い控えの影響が表れ6カ月連続で悪化。

  • 自動車・同部品小売 (39.8):自動車の不正問題に起因して受注停止や納車延期などが響き2カ月ぶりに落ち込んだ。

今後の見通し

新年度を控え、個人消費関連の業種を中心に景気回復の兆しが見られます。しかし、金利の引き上げや仕入単価の高止まりなどを不安視する声も多く、今後の景気動向は注意が必要です。

(素人:景気ウォッチャー調査では景気に一服感が見られるが、TDBでは『個人向けサービス業を中心に個人消費関連が上向いた』というコメントがあり、違和感がある。
個人的には、中低所得者層の消費は落ち込んでいるが、高所得者層(海外勢含む)の消費が順調なのだと思う)

決算に向けて

決算では、外食産業がよさそうだ。
酒類や飲料を取り扱う企業も良さそう。
不動産、宿泊業にも期待。

一方で小売業が『2カ月連続で悪化。総合スーパーなどを含む「各種商品小売」(同1.8ポイント減)』とあるのが気になる。
セブン&アイはどうなるか?
子会社のイトーヨーカ堂を中核とするスーパー事業について、株式を上場させる方針を固めたという報道がありましたが、苦戦するスーパー事業を切り離すのでしょうか。
セブンの株価上昇、イトーヨーカドーの株価下落みたいな感じでしょうか?


今日の日経平均

今日は下落と予想していましたが大外れ。
久しぶりに陽線。
場中でもPER17倍を超えても落ちなかった。
上昇して丁度20日線で止まった。
RSIも上に抜けて来たので明日10日に20日線を越えて行ければボリンジャーの+2σまでありそう。
ただ、もしもこの20日線で跳ね返されたらまだ下落トレンド。
去年の9月25日みたいにいったん盛り返したが20日線で跳ね返されると落ちる。

SQを前にして信用売りをしていた人が下がったところで買ったのかな?
次は信用買いしていた人の売りかな?

今年


去年の9月~10月


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?