ゴールドカップ 予想

ゴールドカップ 4014m GⅠ

左がスタート
赤い矢印がスタート

スタートからの長い直線(1400m)は高低差21mの上り坂。
次に左上の直線で高低差21mの下り坂。
三角形の頂点のコーナーはほぼ平坦。
右側の直線からゴールまでの1200mで高低差12mの上り坂。

去年はキプリオスがゴール前の激しい叩き合いを制しました。
去年の最強ステイヤー、キプリオスはガリレオxデインヒル。
母母母がプリンスキロxナスルーラー。
ナスキロの長い直線で衰えない末脚が活きた。
プリンスキロ自信も長距離が得意で体の使い方が上手い馬だった。

2着モージョースターはシーザスターズxザミンダー
この馬も母母父がナスルーラ―xプリンスキロのリバーマン。

3着ストラディバリウスはシーザスターズxベーリング。
シーバード→ベーリングの系統はまだよく理解できていない。
シーバード自身は大きくて体のどのパーツも素晴らしくバランスもいい馬。
なので、スピードだとかスタミナだとかそういうものじゃなくて、血統の効果としては他の血をバランスよく仕上げてくれるんじゃないかと予想している。

ステイヤーとしてはスタミナや心肺機能に目が行きがちだが、無駄のない走り、ゆったりとした走りができるのも重要。
2017年1着のビッグオレンジは父内にバックパサーのクロス、母にもトムフールを持っていて脚の捌き方が上手かった。
プリンスキロ、トムフールなどの体の使い方、脚の使い方が上手い馬の血も重要。

評価

◎②Broome
〇③Coltrane
⑥Subjectivist
△⑪Courage Mon Ami
△①Big Call

馬達

③Coltrane
バックパサーのクロス〇
母系にプリンスキロ持ち〇
去年9月のドンカスターの4000mでTrueshanに勝っている。
直線が非常に長いドンカスターは平坦だがステイヤー要素が要求されるコース。
有力。

⑫Eldar Eldarov
ドゥバウィxシーザスターズ
シャーリーハイツの4x5つまりプリンスキロのクロス〇
母系の方にもプリンスキロではないがプリンスローズはある。
去年のロイヤルアスコットの2800mGⅡ勝ち馬でもあるしこの時期のアスコットも問題ない。
去年10月のアスコット長距離で凡走したのは稍重馬場が原因か?それとも距離か?
血統的には重が得意そうなんだが。
不安要素はあるがシーザスターズ持ちは長距離強いのでおさえる。

⑪Courage Mon Ami
フランケルxレモンドロップキッド
前から見ても横幅があり、筋肉量豊富。
前走のグッドウッドの下り坂で10秒台を3ハロン続けたように高速適性高い馬。
アスコットはグッドウッドと違い後半が上り坂で
3戦というキャリアではあるが、ミルリーフ系、ニジンスキー系と長距離へ対応できそうでもある。
道中も力んでいないし、賢そう。
強い馬に見える。
勝ち負けしてもおかしくないか。

⑥Subjectivist
2021年の最強ステイヤー。
この馬も4代母にプリンスキロあり。
ホント優秀なステイヤーに多いな、4代母にプリキロ持ち。
故障で長期休養し2月のサウジで復帰もまだ出来ていなかった。
前走は2年前に圧勝したドバイゴールドカップで先行し3着と復調。
時計も2年前より0.9秒速く、ハイペースでバテた印象。
これなら叩き3戦目は十分に期待できる。

⑩Yibir
BCターフを勝ったり、ドバイシーマで2着だったりと平坦の2400mではトップクラス。
ニューマーケットでも好走しているので上り坂も問題ないか。
ただ、ここ1年は善戦マンに成り下がった印象。
そういうタイプは距離延長で良い時もあるが…

②Broome
マツシマさんいい馬に投資したよね。
なんだかんだ2走しかしなかった2020年以外は毎年重賞勝っているんだから。
今年はドバイのゴールドカップをレコード勝ち。
4代母はプリキロ持ち!
3代母も持っているし!!
去年の6月のアスコットでMostahdaf(今年のプリンスオブウェールズ勝ち馬)に勝っているし!!!
本命

⑧Trueshan
重馬場なら最強ステイヤー。
良だと少し落ちる。
今のところやや硬めなので今回は4,5着か。

①Big Call
アニマルキングダムxスキャットダディ
父は日本で繋養されているアニマルキングダム。
4代母にプリキロあり〇
フランスの3000mGⅢ2勝。
サウジでもシルバーソニックの4着。
後半の上り坂に不安はあるが、3,4着の可能性も。



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