AJCC 予想

前置き

まず、今週は雨もなく良馬場で行われるだろうという事。
良馬場だと2分13秒台の決着が多いのだが、晴天続きで馬場が硬くなり2016や2017年のように2分12秒前後になるかもしれない。
中山最終週だが内も悪くないだろう。
前後は展開次第で比較的フラットな馬場。
よほどのハイペースでない限り4コーナーで中団より前の位置取りがほしい。

時々2016年3着のショウナンバッハみたいに中山実績がレース前にも後にもない馬が3着に入ったりするが、ほとんどの馬が中山、特に冬の中山での実績がある。
他の競馬場でも長距離や洋芝のタフなレースで実績のある馬が上位に来ることが多い。

展開

③キャッスルトップが逃げるか。
ダートだが前走の最初の600mが35.2秒。
今回は36秒前後で入るかな。

その後ろに⑦ダンビュライト
その後ろは外から⑬スマイル、と内の①キングオブコージ
⑥⑧がその後ろのいい位置。

⑤エヒトは菅原騎手がスタートからの位置取りをどうするか注目。
前走の再現を狙って内でポジションを取りに行くか。

⑨⑩⑪⑫⑭の前後関係がどうなるかはスタートしてみないとわからない。

②アサマノイタズラは気管支がどこまで良くなっているか。
走る気がなければ再び後ろのまま。

有利そうなのは⑥⑧

◎⑥ポタジェ
位置取りも良さそうだし、一番確実性が高そう。
東京の成績で人気しているのが残念ではあるがしょうがない。

〇⑨ボッケリーニ
冬得意。
中山は初だが血も走法も向くはず。

▲①キングオブコージ
叩き3戦目。
3-4コーナーで下がる③に邪魔されないように。

△⑩ラストドラフト
リピーター枠。天皇賞秋1.0秒差はスゴイ。

△⑧アンティシペイト
冬中山の2200mは合う。

△⑭マイネルファンロン
大外枠からどうレースするかはわからない。
ただ、これだけ凡走が続けばそろそろ走りたくなるだろうという追切だった。

次点

⑪オーソリティ
休み明けはセントライト記念の再現か?

⑫ソッサスブレイ
大穴候補。8歳だけどまだ走る気があるし中山〇

⑤エヒト
非根幹の冬中山は〇、菅原騎手も不気味で穴で楽しみ

⑬スマイル
中山実績はあるが格上に大敗続き

馬券

単勝⑥1000
複勝⑨500 ⑩200
馬単
1着⑥⑨ 2着⑥⑨⑩① 6x200
ワイド
⑥⑨⑩ 3x300
3連単
1着⑥⑨ 2着⑥⑨⑩① 3着⑨⑩①⑧⑭ 22x200
1着⑩⑨ 2着⑩⑨⑥⑤ 3着⑩⑨⑥⑤⑧ 18x100

出走予定馬

オーソクレース
エピファネイアxディープインパクト
去年のデジャブでしょうか?
菊花賞2着から参戦してきたエピファxディープ。
冬中山もホープフルS2着で〇
セントライトはいかにも休み明けの鈍そうな走りだったけどインを走った馬達が事故ったおかげで3着。
しっかりと叩いた効果を見せた菊花賞で2着。
目標は天皇賞春だろうし、セントライト記念のように鈍いかもしれない。
圧倒的一番人気では買いたくないタイプ
土曜日の競馬を見て走破タイムが速ければ切りたい。

キングオブコージ
カナロアxガリレオ
春中山ではあるが、2200と2500mを勝っている〇
オールカマーは久しぶりの影響が大きかったので参考外に。
血統的に冬中山は得意そうだし、中日新聞杯を前で競馬して粘った内容を評価したい。
GⅡでは後方待機しかしていないけど以前は前で競馬していたのだから。

ラストドラフト
2年連続の3着のリピーター枠
1月中山は京成杯も勝っている得意な馬場。
3年連続重賞好走しているのはもうフロックでも何でもない。
間違いなく走る。
3着に入るかどうかは相手次第だが。
日経賞は春中山開幕週で前残り馬場を追い込みは無謀
天皇賞秋は予想外の8着と好走。
中日新聞杯は9着ながら展開を考えればそう悪くもない。
楽しみ

ポタジェ
中山で勝っているとはいえ、秋の新馬。
毎日王冠、天皇賞秋の好走で人気するだろう。
レースがうまいタイプで他の重賞でも好走しており、走り方からも冬中山でも大きく崩れる事はなさそうだが。
去年の金鯱賞の3着というのはパワーの必要な冬中山を考えればいいレースだったのではないか?
東京競馬場の結果で人気しすぎているのは普通だったら嫌いたいところなのだが。
新馬の中山1800勝ち、重馬場金鯱賞3着が引っかかって切りづらい。
2200mも未経験ではあるが、重馬場の2000m2回先行して好走しているので200mの延長に必要なスタミナもありそう。
なによりレースがうまいのでごまかしがききやすい。
馬券に絡めなければいけないかな。

マイネルファンロン
ステゴxロージズインメイ
上半身が大きく見えるパワー型。
中山は最近は2020年のディセンバーSで0.5秒差しかないが、1800m以上で【2-1-2-2】と結構得意。
2勝は春と秋なのだが、パワータイプだし、函館の実績もあるので冬中山も大丈夫。
2019年の函館記念や去年の巴賞で2着と好走しているが他の函館のレースでは12~14着と成績にムラがある。
オープンに上がってからは2走続けて好走することはなく一桁着順の後はだいたいは二桁着順。
そういう意味では前走17着の後の今回は好走してもおかしくない順番。
新潟記念は出遅れを活かして後方待機から馬場が一番いい大外を選択した騎手の好判断があってこそ。
ここ2走は好位からの競馬をしているが、この馬は前か後、またはモレイラのマクリで結果を出しているので馬のリズム第一。
モレイラは馬を自由自在に操っているように見えるんだけど馬のリズムに逆らっていない。
馬の気分がわかると言うか馬扱いが非常に上手い。
前走後の松岡正海騎手のコメント
「前回より返し馬の感じが重かったです。能力があって、いい位置を取れたのですが…」
難しい馬なので買うのはギャンブルですが、穴馬としての魅力はある。

ボッケリーニ
キンカメxダンスインザダークxトニービン
血統からはキンカメ、ニジンスキー、トニービンと冬中山最強血統。
それでいて中山初見参。
前走の中日新聞杯はトップハンデ57.5キロで4着。
内でうまく立ち回ったが前を捕まえられる馬場と展開ではなかった。
中日新聞杯を2年連続で好走し、2月も2年連続好走。
冬の馬場は得意。
母父ダンスインザダークは距離延長にプラスに働くし上位候補

ダンビュライト
2018年のAJCC勝ち馬。
皐月賞3着で中山競馬場は得意。
去年2月の京都記念で馬場と展開の利を活かして3着があるが次の日経賞で前有利な馬場で先行して惨敗。
ここ2走はダートで前走は3着も1.4秒遅れ。
芝に帰ってある程度の巻き返しはあるだろう。
ダート→芝の穴として狙うのもあるかもしれないが劣化していると判断

エヒト
ルーラーシップxディープインパクト
去年1月の小倉2600mを強い勝ち方していて、冬の馬場が合っているのと、心肺能力の高さを見せた。
4月には高速馬場の阪神2200mで2分11秒3で勝っており速い時計にもそれなりに応えられるところを見せた。
9月のムーンライトHは前壁でろくに直線で脚を使えていないので参考外。
11月の尼崎Sは大して速くもないペースだったのに異様に縦長の展開で後方待機組には用無しで参考外。
スタートでスッと前に出れないモタモタする馬なのでどうしても後手に回りやすく、騎手が展開を見て積極的に動いてくれないと残念な結果に終わっていまう馬。
尼崎Sで同じく後方待機で勝ち馬から1秒離されたレティキュールは次のグレイトフルSで0.2秒差3着だし、展開が向かなかった。
前走の阪神2000mは1番枠でやや後ろからになったが直線で前が開いて内を不利なく抜け出せた。
いつも展開の不利に泣かされてきた馬が有利な展開で圧勝。
いつもとは違いデキ過ぎのレース展開。
きっと神様のプレゼント。
ようやく3勝クラスを勝ち上がったが十分にオープンでやれる力はあった馬。
GⅢなら掲示板はおかしくない。
非根幹〇で冬中山もおそらく〇
ただスタートで後手を踏むのが難点。
今回はGⅡだがメンバーレベルがそこまで高くないので展開次第で3着あるかも。

スマイル
ダイワメジャーxMr Greeley(ボールドルーラー色の強いミスプロ系)
中山2200m【3-0-1-1】
冬の中山でも今年勝っているようにこの舞台は得意。
ただ、条件クラスとはいえ走破時計が遅い。
去年の中山2500mでディアスティマに、中京2200mでフライライクバードに1秒以上離された2着というのがこの馬の力ではないか?
前走を勝ったがスローで前に有利な展開で今回は再び力関係を思い知らされる結果になるかもしれない。

ソッサスブレイ
コンデュイットxスペシャルウイーク
面白い経歴の馬。
馬柱以上の力があるかもしれない。
去年のAJCCは不良馬場で参考外。
メイSは速い馬場にまだ慣れていないのかな?
巴賞は内で詰まりながらも0.3秒差と時計のかかる洋芝でオープンクラスに対応できた。
続く新潟の関越Sではサトノウイザードやウインイクシードに次ぐ3着!
しかも33.8秒という上がりまで繰り出せるようになった。
速い馬場にも適応しだした。
関谷記念は前有利な展開で後方待機。
スタート良いのに下がっていくんだよね。
画面にも映らない大外を走って上り2位だけど届くわけない参考外。
オールカマーは力が足りなかったのかと思わせる負け方。
ディセンバーSはスタートダッシュは良くなかったが1番枠が利いて内の前のポジションがとれた。
内前有利な馬場で3着。
足りないとは思う。

アンティシペイト
ルーラーシップxディープインパクト
中山1800m以上で【1-2-0-1】
札幌2600mに勝ち万葉Sも0.4秒差となかなかスタミナもある。
大きく負けた2回は東京競馬場。
前走は大外枠から先行し早めに先頭に立ったが勝ち馬に前に出られて苦しくなった。
今回は短い直線だし、前回よりも仕掛けのタイミングを遅らせれば面白そう。

アサマノイタズラ
手塚調教師のコメント
「有馬記念後に気管支に炎症があったが、治療してだいぶ良くなったし、(19日の)追い切りも及第点の動きでした。斤量は少し重いかもしれないけど、勝っている舞台(セントライト記念)なので格好はつけてくれると思います」
セントライト記念くらい走れば勝てる。
しかし、鞍上が嶋田騎手に戻ったし、たとえ今回外す結果になろうが見送る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?