ダービー 気になる馬達 その1 

今年は戦歴は重視できない

まず、皐月賞が重馬場で内外の差が大きすぎて公平なレースでなかった事。

逆のパターンだが皐月賞良馬場でダービーが不良馬場だった2009年は皐月賞14,13着が1,2着。
2011年も1着こそ皐月賞馬オルフェーヴルだったが3着は皐月賞11着。

今年は皐月賞が重馬場でダービーが良馬場(予報だと水曜から日曜まで雨なし)になるので皐月賞で重馬場で沈んだ馬の巻き返しもあり得る。

また、皐月賞が重馬場にもかかわらず1000m通過58.5秒とアホみたいなハイペースだったので特に先行馬はかなり厳しいレースだったのでダメージがあるか、巻き返す力があるかの判断も重要。

血統

ディープインパクトの子がメンバーからいなくなって血統にも変化があらわれるかも

2012年以降は2014年以外毎年3着以内に産駒を送り込んでいたディープインパクトの子が出走メンバーにいない。

これは新しい時代の到来といってもいいだろう。

これからは種牡馬の父として、または母の中に入ってその影響力を発揮してくる。

過去のダービーで上位を争った馬達の子供たちが活躍するだろう。

すでにダービー2着エピファネイアの子エフフォーリアがハナ差2着。
オークスならデアリングタクトが勝っているし、ドゥラメンテも去年スターズオンアース
がオークスを勝っている。

ダービー2着サトノダイヤモンドの子サトノグランツ、ダービー3着サトノクラウンの子タスティエーラや去年産駒が2着になったキタサンブラック産駒のスキルヴィング、ソールオリエンス。

これら新しい血の活躍に期待したい。

今年のポイントはこれまでダービーに相性の悪かったサドラーズウェルズ持ちが走るかどうか。

過去のデータからすればソールオリエンス、ファントムシーフを消せるからね。

サドラーズウェルズもその血にアメリカ系が入ると春東京での成績が上がってくるだろうか?

過去10年春東京の芝レースで母にモンジューを持つ馬の成績

モンジューにゴーンウエスト(ミスプロxセクレタリアート)をつけたモチベイターを母に持つ馬の成績の方が良くなっているように見えるが、この1、2着はフォティノース(父ドゥラメンテ)という1頭の馬によるものでそれ以外だとダービーでタイトルホルダーの6着が最高という有様。

ファントムシーフ、ショウナンバシットの母父もサドラーズウェルズ系のメダグリアドーロ。

メダグリアドーロの父エルプラードを母に持つ馬の春東京の成績も良くない。

サドラーズウェルズ持ちがダービーで活躍するのは難しいようだ。

血統的に推せる馬

スキルヴィング

母父シンボリクリスエスはハイペースで強さを見せる。
春東京の2000m以上で5番人気以内だったシンボリクリスエスを母に持つ馬の成績

オークスの時も指摘しましたが今年の春東京で母にマキャベリアンを持っている馬の活躍が目立った。

ヴィクトリアマイルを勝ったソングラインも母にマキャベリアン持ち。

そして、母にトニービンを持つ馬のダービーの成績が実に極端。

1~2番人気の馬は全て3着以内に入っているが他の馬は全て圏外。
スキルヴィングは人気するだろうからこれは好走パターン。






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