スプリンターズS 2023年 気になる馬達


馬場状態のチェックは必要。

先週日曜は去年とは似た条件(土曜重が乾いて日曜良)ではあったが少し違った馬場。
外側の列でも馬券になった。

今週は雨が降らないようなので水がまかれるだけだから土曜の傾向が続きそう。

秋中山 最終週 1200m

1枠の成績が良い。
平均人気も1番だが人気薄でも好走している。
脚質は逃げ>先行>中団だが中団も悪くない。
前走で逃げていなくても逃げるかもしれない枠。

秋中山最終週1200m

逃げは新馬が多いが、オープン以上でも2着の可能性が高い。

逃げ馬候補
ジャスパークローネ(11.6)
モズメイメイ(11.8)
テイエムスパーダ(11.9)

スプリンターズS

2022年
追切
1着ジャンダルム
栗坂路ラスト1ハロン3位、2ハロン2位、3ハロン2位

坂路の1位はナムラクレア。
枠的な不利がなければ上位だったと思われる。

2着ウインマーベルは調教で走らない馬で速い追切はない。
3着ナランフレグ

先週の中山の短距離でダート勝ち馬が上位に来ていた。
アメリカ血統も多く見られた。
去年の1~3着を見れば、1着は父米国系サドラーズウェルズ系、2着も父米国系、3着も父ダート馬でダート勝ちあり。

アメリカ血統とダート勝ちがカギになるかも。

2021年
追切
スプリンターズS前の坂路の上位はレース結果良くなかった。
1か月前まで広げればレシステンシアが上位に入る。
セントウルS組はセントウルS前に強い追切をしてスプリンターズS前はおさえる傾向にある。

斤量

前走から1キロ減が良さそうだが今年は該当馬なし。

0.5キロ減
マッドクール

増減なし
メイケイエール
モズメイメイ
ピクシーナイト
ナランフレグ

0.5キロ増
ママコチャ

血統

アメリカダート血統

ロベルト、ダンチヒ、49er

アグリ(アメリカ血統、ダンチヒ)
ウインマーベル(父アメリカダート、49er、ダンチヒ)
ジャスパークローネ(アメリカ血統、ロベルト)
ジャングロ(アメリカ血統)
ナランフレグ(ダート勝ち、ロベルト)

ナムラクレア(ダンチヒ、ロベルト)
ピクシーナイト(ロベルト、ダンチヒ)
ボンボヤージ(ロベルト、ダンチヒ)

過去の人気薄から

その年の北九州記念で3着か0.3秒差以内(アイルアウェイ、ラブカンプ―)
ジャスパークローネ1着
ママコチャ2着0.1
ボンボヤージ5着0.3

その年の中山1200m重賞0.3秒差以内か3勝クラス勝ち(ジャンダルム、ラインスピリット、ワンスインナムーン、サクラゴスペル、スノードラゴン)

マッドクール (リステッド1着)
キミワクイーン(3勝勝ち、リステッド2着0.1)
ジュビリーヘッド(ハンデ1着)

その年の北海道1200m重賞勝ち(ソルヴェイグ、ウキヨノカゼ、ドリームバレンチノ)か0.1差2着(ウインマーベル)
ナムラクレア キーン1着
キミワクイーン 函館SS1着
ジュビリーヘッド 函館SS2着0.1

過去に1200mGⅠで0.3秒以内(シヴァージ)
ナランフレグ 高松宮勝ち、スプリンターズ0.2
ナムラクレア 高松宮0.1、スプリンターズ0.2
ピクシーナイト スプリンターズ勝ち
ウインマーベル スプリンターズ0.0
メイケイエール 高松宮0.1


以上から
ナムラクレア(想定1人気)は最有力。
ジャスパークローネ(4人)が続く。

個人的な印象を加味して選べば
ママコチャ(3人)
マッドクール(6人)
ウインマーベル(12人)
キミワクイーン(9人)
ボンボヤージ(18人)

評価

今年は逃げ馬多く追い込みも考えたい。

勝ち負け
ナムラクレア 今年こそ!
ママコチャ

2着候補
アグリ
キミワクイーン

3着候補
ウインマーベル
ジャスパークローネ

追い込み
ナランフレグ
オールアットワンス

馬達

ナムラクレア
去年は◎で悔しい思い
去年は9番枠から前半は外で風を受ける時間が長く、3コーナー以降も早めに外に出して強気すぎる仕掛けでゴール前失速。
焦らずに前に馬を置けば良かったのですが、気持ちが空回りしてしまった。
その後の1200mは文句のないGⅠ級の成績。
内枠引いてくれ

ママコチャ
クロフネxキンカメ
安土城Sは1000m通過68.0秒でラスト10.8-11.0。
そして初めての1200mでは内ラチ沿いを走った勝ち馬に4コーナーうまく抜け出された。
最後に詰めてゴール後の勢いも良かったのでゴール前に坂がある中山で逆転可能。


アグリ
阪急杯でスプリントで通用するスピードを見せた。
高松宮では外3列目の先頭になってしまった。
アグリを風よけにしていたファストフォースが勝ち、その後ろにいたナムラクレアが2着。
アグリは先導役になってしまった。
香港でも外3列目で風を受けていた。
前走は後方に控えたがあそこまで極端に後方待機ではなくても前に壁を作れればいい。
逆転可能

キミワクイーン
カナロアxダイワメジャーxバクシンオー
普通はカナロア産駒は母系に活躍馬がいるかどうかが判断材料になる。
その点で少し異色だが母のスプリント力は受け継いでいる。
中山の内枠で好走実績ある。
しかも春雷Sは馬場の悪い内側で先行しての2着。
函館SSでは外枠からでも差し切った。
出たなりで競馬できる自在性を見せた。
キーンランドは再び馬場の悪い内を走り、その後ろにいたナランフレグ(重馬場荒れ馬場得意)にも先着し粘りを見せた。
これは素晴らしい。

ウインマーベル
去年は▲で2着
今年もなんだかんだ印をつけている推し
シルクロードSと高松宮記念は外枠+松山騎手の悪い所がでた。
外枠で前に壁を作らない松山騎手。
そういうのは新馬や未勝利の1番人気だけにしてくれ。
京王杯SCは真ん中の枠で何とか3-4コーナー途中まで前に壁があって良かった。
去年のスプリンターズSも7番枠で馬群の中で競馬できたので良かった。
キーンランドではようやく内枠をゲットしたと思えば内が悪い馬場でしかも前に壁を作らない意味不明さ。
こういうのはダート的な乗り方で、それを芝でするなと。

過去3年の成績を見てもダート>芝。
芝の不良馬場で成績いいのも外有利の馬場になりやすいからじゃないか?

松山騎手なので強制的に馬群の中で壁を作れる内枠が絶対に必要。

マッドクール
ダークエンジェルxインディアンリッジ
父も母父もスプリンターだが米国系ではなく欧州系。
過去に母方が欧州の馬はいたが父が49er系やゴーンウエスト系の米国系。
これは外回りとはいえ小回りで直線短い中山のコース形態もある。
コーナリング性能の良いミスプロ系があるかどうかは大きい。

体重別でも520キロ以上はやや分が悪い。
520キロ以上で馬券になった2頭はともに父か母父キングヘイロー
春雷Sでキミワクイーンより3.5キロ重い斤量で勝っているがあの日は皐月賞の馬場で外有利。
内ラチ沿いを走ったキミワクイーンと外を先行できたマッドクール。
力はある馬だが今回は傾向から合わないと見る。

ジャスパークローネ
アメリカ血統だし、ここ2戦の逃げ切りを見ても高く評価したい馬。
ただ、逃げ争いをする馬も多く最初の600mは32秒台と速くなるし道中も気が抜けない。
北九州記念で32.9秒台で入って逃げ切っているが、中山はゴール前に坂もあるし厳しい展開になりそう。
それでも当日の馬場傾向次第では残る可能性もあるので3着以内の可能性は残す。

ナランフレグ
逃げ馬が多く前半が32秒台になれば追い込みの出番。
去年はこの馬を買えず3連系を外してしまった。
去年の高松宮記念を勝ち、今年も0.3秒差と悪くない。
安田記念は参考外。
キーンランドでは馬場の悪い内側を通って上り3位。
しかし、同じく内側を走ったキミワクイーンに離されてしまった。
今年も人気なさそうなので3着で抑えるのはアリ。
印を付けるとなるとキミワクイーンよりも評価を上げる事は出来ないので外すと思う。

オールアットワンス
現時点で密かに期待している馬。
アイビスSDでの抜け出す脚が非常に印象に残っている。
3番枠から外ラチ沿いまで寄って、ゴール前でも前の馬をかわすステップの軽快さ。
馬体重も大きく増えて本格化した。
今なら1200mでも1戦級と戦える。
血統は父ミスプロ系でネヴァーベンド系のクロスあり。
タワーオブロンドンとファインニードルが母父ネヴァーベンド系。
母内にミスプロ系xリボー系もある。
父内のダンシングブレーヴも隠し味。

テイエムスパーダ
前走はメンコを外した効果もあっただろうがすんなりと先手を取れたのも大きい。
最初の600mは33.5秒だったが今度は32秒台と速くなる。
ここ3勝はいずれも開幕週のもので少し荒れた最終週は向かないのでは?

ジュビリーヘッド
カナロアxディープインパクト
中山1200mで3勝クラスとハンデ戦勝ち〇
オーシャンSでは4コーナー出口で邪魔されて進路なくなる。
最後はまた盛り上げているので残念だった。
春雷Sは馬場の悪い内で走り辛そう。
函館SSではトウシンマカオに先着したのは大きく評価したい。
中山は合っているし、内枠から好位を取れるスタートの良さもある。
短距離戦の不利を被る事も多かった馬。
運が向けば上位に食い込めるチャンスはある。
3着でおさえるのはアリ。

ピクシーナイト
戻れば勝てる。
戻るのかどうかはわからない。
前走も坂路で4ハロン50秒台は出たが失速ラップ。
今回は中3週で中間の追切は軽めも失速ラップ多い。
最終追切しだいだが…











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