気になる株 2023年12月


FOMCでのパウエル氏の発言とそれに対する市場の反応が注目です。
市場の関心は利下げが2024年の早い時期に始まるのか遅い時期に始まるのかにあります。
これまでのパウエル氏の発言からは慎重な姿勢がうかがわれるので基本は『データ次第』で具体的な時期には言及しないのではないか。
むしろエサをねだる犬に待てをするかもしれない。
ここ数年の市場感情はナイーヴで些細な事にも敏感に反応する傾向にある。
市場は勝手に期待しておいてその期待が叶わないとみるや極端な行動に出る。

利下げの流れが見えてくれば現金は消費か投資にまわる。
それは経済には良いことだがインフレを引き起こすかもしれない。
FRBは1~2回の利下げを予定しているが、なぜか市場には4回の利下げを期待しているグループもいる。
さて、どうなることやら。

閑話休題

個人的に気になっている株をいくつかメモしておきます。

日本エスコン(8892)

分譲マンション中心から商業施設開発や賃貸の総合不動産。中部電力子会社。
会社のプレスリリースを見ても好調さがうかがえる。
配当利回り5.19%
PER8.81
PBR1.32

12月後半は少し下げて、その後に上がりそう。
買い残が減少して売り残が増えても株価は持ちこたえているし、信用倍率はとうとう0.96になった。
下げた後の上昇が期待できる。

丸文(7537)

衛星通信関連の部材や高精度の半導体実装・検査・解析装置の需要を取り込み、また金属や樹脂接合用のレーザ機器の提案活動を推進し、医用機器でも超音波診断装置や内視鏡などの商材拡充を図る。
ソリューション事業でもローカル5G向けの商材とサービスの拡充や、ヒューマノイドAIロボットのアプリケーション開発に取組む。
NVIDIA GPU RTX A500 搭載のコンパクトかつ軽量なポータブル端末の販売も開始。
会社の技術も生成AIと相性のよいものでこれからのさらなる発展が期待できる。

配当利回り3.26%
PER  13.36
PBR   0.83

もうすでに上がってしまっているが、信用残高とmacdの感じからこの後少し下げがあるかもしれない。
そのタイミングで買いたい。

トヨタ紡織(3116)

自動車関連の繊維製品メインのトヨタ系企業。自動車フィルターは国内首位、内装品は世界4位。

PER7.23
PBR0.97
配当利回り 3.77%

業績予想も上方修正したが、下げまくりで絶賛バンドウォーク中。
下げ止まりを待つ。

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