皐月賞 ジオグリフおめでとう!
勝ち馬 ジオグリフ
勝ち時計 1分59秒7
レースラップ 12.6 - 11.0 - 11.6 - 12.2 - 12.8 - 12.3 - 12.3 - 12.0 - 11.4 - 11.5
前後半 60.2-59.5
まさかの瞬発力勝負になりました。
今年は逃げ先行勢の『前半速く入ったらバテる』という意識が高すぎた。
それでも1コーナーで前にいた4頭中3頭が潰れているのを考えれば最初の600m35.1秒というのは今日の馬場では速かったのかもしれない。
途中で仕掛ける馬もなく残り600mを過ぎてようやく外の⑱とその後ろにいた⑭が動き出した。
先頭のアスクビクターモアが動き出したのは残り500mを過ぎてから。
瞬発力勝負になったら速い脚を使える馬場のいい外側がさらに有利。
枠の並びがレース結果に大きく影響しました。
福永騎手もインタビューで語っていましたが今年の牡馬のレベルは高いですよね。
1着 △ジオグリフ
好スタート。
もうスタートで悩むことはないと思う。
1コーナーまでに自然と先行勢の後ろ、⑬ ビーアストニッシドの後ろに付ける。
幸運なことに前に馬を置けなかった⑱イクイノックスが2コーナーで前に出てきた。
向こう正面では⑱の後ろにピッタリつける木村ラインが意図せずに完成してしまった。
これはAオブライエン厩舎のチームプレーじゃね?
イクイノックス「ジオ、俺がお前のビクトリーロードを切り拓く。ついてこい」
ジオグリフ 「イクちゃん、身体弱いのに。ボクのために…どうして?」
イクイノックス「なんでって…友達だからに決まってんだろ?」
なんて美しい友情物語ではなく
1コーナー手前で⑪オニャンコポンの前に出ながら
Cルメ(仮名) 「菅原クン、メルシーね、どうしても⑭の後ろ取りたいねん」
2コーナーで⑭の後ろに入りたいんだけど⑨サトノヘリオスが譲らない。
Cルメ(仮名) 「ミライどきやがれ!Putain de Merde!」
向こう正面で⑱の後ろをタナボタで取れた福永騎手(仮名)
「ふと見ると後ろからイクイノックスが前にきた。
ウホッ!いい馬。ホイホイついていっちゃうよ💛」
(以上のセリフは全て妄想です)
もうね、ジオグリフに最高過ぎる展開になりました。
まさかイクイノックスが先導してくれるなんてありえないっしょ。
福永騎手は前世で魔王でも倒してきましたか?
4コーナーを周りながらジオグリフの方が先に仕掛けたけど道中はずっとイクイノックスの後ろにいたから十分に溜められた。
しかもイクイノックスは左ムチに反応して内に切れ込んでしまい馬場の悪い所を走る事に。
これがゴール前の差を生み出した。
福永騎手騎手は右ムチで内に行かないようにしていました。
右ムチにしなかったルメール騎手のミスともいえるでしょう。
ジオグリフの方が道中溜めれたので最後までしっかり走れたのも有ります。
ゴール前に2頭のクビの使い方を見れば、ジオグリフは胸をしっかりと張ってクビの使い方もバネ感がある。
一方のイクイノックスはクビが下がって少し弱弱しい。
状態面の違いもあったのかもしれませんね。
予想では、『スタート次第だがおそらく大丈夫。
木村厩舎で期待できるのはこちらでしょう』
素直に◎か〇にしとけば良かったのに欲をかいてしまいました。
ダービーでも掲示板争いできそうだがより東京競馬場に特化した馬には敵わないと思う。
2着 △イクイノックス
POG馬がGⅠで桜花賞に次ぐ2着><
皐月賞は2年連続2着><
私ってシルバーコレクターだったんだ!
去年のような悔いは残したくなかったので馬券は1着から買っておきました。
しかも9レースの芝2000mに大きなヒントがあったんですよ!
1着パープルレディーはディープインパクトxホワイトマズル(ダンシングブレーヴ系)xトニービン
これって、イクイノックスと超似てない?
父父がディープインパクトと全兄弟xキングヘイロー(ダンシングブレーヴ系)xトニービン
イクイノックス来るなと確信しました。
ならば木村厩舎でこっちの方がと思っていたジオグリフも1着でおさえて。なんとか保険は当たりました。
ルメール騎手のコメント
「休み明けでもすごく良い競馬ができました。外枠で、残念ながら馬の後ろで我慢させることができませんでした。勝った馬は自分の馬の後ろで我慢していました。仕方ないです。ダービーは大きなチャンスです」
敗因は騎手のいう通りです。
ただ、今日のゴール前の走りを見てもかなり消耗しているのでダービーまでに快復するかどうかは疑問。
中間の調整を見ればおそらくわかると思います。
お疲れさまです。
秋以降に本格化したらヤバい馬になりそうで楽しみです。
3着 ▲ドウデュース
武騎手のコメント
「ポジションが結果的に後ろだったかもしれません。今日は大事に行きました。もっと流れるかと思ったのですが、流れませんでした。残念です。勝ちたかったです。ダービーで何とか頑張りたいです」
予想でも『枠の並びで予想よりも1コーナーでの位置取りが後ろになりそうなので減点した』と書いた通りいい位置が取れませんでした。
これで武騎手が叩かれるかもしれませんが、あの位置取りはどうしようもない。
1コーナーまでの流れを見直せば騎手にどうにかできるようなものではないとわかる。
しかもデシエルトが外枠から前に行ってペースが速くなる可能性があったわけで。
⑬の後ろについて行く選択肢もあったけどそれでは潰れるかもしれなかった。
あくまで結果的になんですよ。
別に私は武信者ではないけどあの位置取りで騎手を叩くのは間違っている。
いやしかし最後の脚はすごかったね!
ダービー最有力候補です。
4着 ダノンベルーガ
枠で負けた。
馬場の悪い内を通らざるをえなかった。
瞬発力勝負は得意だったが馬場のいい外側を走れた馬達に負けた。
ダービーでは巻き返してくるだろう、と思うのだが、『仕上がってしまった』という調教師さんのセリフが気になる。
今回が100%に近いデキだった。
はたしてこれ以上があるのかどうか。
調整過程に注目。
5着 〇アスクビクターモア
田辺騎手は9レースを勝ったのですが4コーナーのコーナリングで外に出しながら周っていたんです。
それを見て、アスクビクターモアでも同じように直線のいい所を選ぶだろうと想像できました。
ゴール前で11.9秒と失速したのはやはりそれなりにキツイ流れだったのかな?
デシエルトも直線でバテバテでしたしね。
1コーナーで前にいた4頭で残ったのはこの子だけ。
十分に力のあるところを見せました。
中山で3勝だけど大きなフォームで走るので東京でも力を発揮できる。
体つきが幼いながらも元気一杯なのでダービーまでに上昇が見込める。
楽しみ。
8着 △ラーグルフ
ちょっと位置取りが後ろになってしまった。
4コーナーのコーナリングでドウデュースが勢いよく加速しながら大外を周ったのに対して、ラーグルフはジオグリフの後ろを選択。
直線入り口で少し詰まり加減になったのが影響したかもしれない。
今日は上位とは差があったがモーリス産駒だしこれからの成長に期待。
14着 ◎ボーンディスウェイ
すみません。
欲にかられました。
高配当ほしいなーって。
デシエルトもグランドラインも1コーナーで前に行った馬はアスクビクターモア以外はみんな潰れた。
稍重から良になった馬場では前半600m35.2秒は速かったのだろう。
それを考えれば実はアスクビクターモアはバケモノ説まである。
ダービーがクッション値10以上ならアスクビクターモアの逃げ切りまであるかもしれない。
ロジャーバローズみたいな感じ。
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