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紫苑S 2024 気になる馬達


過去7回の傾向

8枠が異様に良いが、1人気4頭(3勝、3着1頭)、2人気3頭(1,2着1頭づつ)、3人気1頭(3着)と人気馬が多すぎ。
4人気以下では10頭で2着が1頭(10人気)
2020年2着パラスアテナ(ルーラーシップxスペシャルウィークxゴーンウエスト系)
前走ラジオNIKKEI4着(0.9差)

前走GⅠの複勝率が高く、着差が小さい方が成績良い。

1秒以上負けていても5頭が馬券になっている。
ライラックはフェアリーSで強い勝ち方しているしファインルージュもフェアリーS勝ち。
ライラック以外の4頭は母内ボールドルーラー持ち。
3頭がシアトルスルーかセクレタリアート。

2019年6人気2着フェアリーポルカ(ルーラシップxタキオン)
上のパラスアテナといいルーラーシップ産駒で母にボールドルーラー持ち。

今年は、
ホーエリート 想定6人気
ルーラーシップxステゴxクロフネ
クロフネ内にボールドルーラーあり。
オークスで1.0秒と程よい負け方。

前走2勝クラスで馬券になったのは3頭(複勝率21.4%)
1頭はオークス4着のディアドラ。
残り2頭は前走かもめ島特別(函館1800m)で1,2着。
3頭とも北海道の1800~2000mで1,2着

今年は、
エラトー 前走函館2勝クラス1800m勝ち

前走1勝クラスで馬券になったのも3頭(複勝率7.9%)
ミスフィガロ 12人気3着
ディープインパクトxキンカメ
前走新潟2000m(1分58秒6で上り1位0.2差勝ち)

パッシングスルー 2人気1着
ルーラーシップxクロフネ
前走福島2000m(稍重2分0秒9で0.5差勝ち)
シンザン記念、フローラS4着

ヴィヴロス 3人気2着
ディープインパクトxマキャヴェリアン
前走中京2000m(2分0秒5で上がり1位0.7秒差勝ち)

今年は

サロニコス
カナロアxディープインパクト
前走京都1800m(1分47秒8で上がり1位0.1差勝ち)
2着は1勝クラス勝ち上がり

前走の上り上位はそれほど有利ではない。
上がり4,5位に注意。

評価

ボンドガールが人気になるだろうが2着が多く、前走でも同斤量のコガネノソラの2着。
それならばホーエリートが勝ってもおかしくない。
これまでのレースで外3列目先頭で力を出せていない馬も多い。
ただ、ストライドが大きかったり、外3列目先頭になってしまう原因のある馬達なので今回のレースでの位置取り次第になる。
不確実性の多いレースになる。


勝ち負け
ホーエリート
ミアネーロ

2着候補
ボンドガール
テリオスサラ 不利なレースになる可能性が高いが力はある

3着候補
フォーザボーイズ
エラトー
ハミング
サロニコス
バランスダンサー すんなり逃げられれば


馬達

ボンドガール  想定1人気
ダイワメジャーxティズウェイxAPインディ系
前走クイーンSは好スタートから抑えて後方から。
4コーナーから上手い具合に馬群の中で進路ができてほぼ不利なく追い込んできた。
2着ではあったがほぼ勝ちに等しい走り。
51キロという同じ斤量でコガネノソラに勝てなかったのは少し気になる。
前走北海道の1800mで2着というのは過去の好走馬とも重なるので馬券内の確率は高い。
サウジRC、NZTと勝ち切れない馬。
今回も勝ち切れない可能性は十分にある。

カンティアーモ 想定2人気(回避)

エラトー 想定3人気
サクソンウォーリアーxシユーニ
前走函館2勝クラス1800m勝ちは好走例に重なる
函館1800mを連勝していて洋芝適性が高すぎる危険もある。
秋中山は野芝オンリー。
チュリーップ賞では力の差を見せられた。
内の先頭が2着、外3列目先頭が4着に対して2列目先頭のエラトー7着。
特に外の先頭に負けたのは痛い。
マイルのスピード勝負も向かなかった。
小回りの方が向いている印象。
先頭でも2番手でもレースできるのは〇
夏に使いながら馬体重も増えているのでチューリップ賞からの成長を見せられるかどうか。
小回り中山で4コーナー先頭から粘りこめそうではある。

ミアネーロ 想定4人気
ドゥラメンテxAPインディ系
ルーラーシップ産駒で母にボールドルーラー持ちが良いが、ルーラシップにサンデーを足したのがドゥラメンテ。
というわけでこの血統も〇
中山1800mを2勝している。
菜の花賞は直線で馬群の中を進んで派手に前壁ブレーキをかました。
あれだけブレーキして上り1位とかw
フラワーCは内ラチ沿いを進み、直線でも比較的スムーズに進路を取れた。
オークスは1番枠から終始内ラチ沿いを走り14着。
直線では内ラチ沿いはあまり良くはなかったがそれでもいい所なしだった。
位置取り的に菜の花賞のような不利の可能性は捨てきれないが実績のあるコースで3着以内ありそう

クリスマスパレード
キタサンxロベルト系x49er系
キタサン産駒は中山は少し苦手
中山で得意なのは1200m
同じく外回りの2200mも良い。
内回りの1800と2000mは良くない。
人気と着順、回収率を見れば人気通りには走っていない。

しかしクリスマスパレードは中山2勝!
先行型だというのもあるだろう。
2勝とも外2列目の先頭から押し切ったが足の運びはやや不器用。
フローラSは外で先行して4着。
決め手に欠くので秋中山の速い馬場はどうだろうか?
去年はキタサン産駒のヒップホップソウルが2着になっているけど、あの馬もフェアリー11、ターコイズ8,中山牝馬16着と崩れる時は大きい。
危険

ホーエリート 想定6人気
ルーラシップxステイゴールド
フラワーCのミアネーロとの差は内外の差。
オークスはスタートしてから控えたら予想以上に後ろになってしまった。
向こう正面から外に出して、位置取りを挽回するために3-4コーナーで一番外を上がって行った。
走行距離も不利、早仕掛けのロングスパートでバテた。
今回は戸崎騎手で常識的な騎乗をしてくれれば勝機はある。

レイククレセント 想定7人気
ハーツクライx(ドナテロ系xシアトルスルー)
中山2000m未勝利勝ちだがレベルは高くない。
東京では位置取り後ろ過ぎ。
前走の札幌では向こう正面から外に出して上がっていく強引なレースも惜しい2着。
勝ったタンゴバイラリンは次の2勝クラスでも0.1差3着。
東京中山のレースからは良くは見えないが、前走は考えさせられる内容。
それでも今回は少したりないだろう

フォーザボーイズ 想定8人気
エピファネイアxハービンジャー
2月の中山1600mは開幕週で逃げ馬に上手く残られたが外枠でスタートを少しミスり、やや後方から上り1位で評価できる走り。
フラワーCでは同じく外枠だったが、今回はスタート良く先行勢の後ろを取れた。
なのになぜか向こう正面から大外に出して無駄に風を受けさせた。
向こう正面から延々と外4列目先頭を走らされてはゴール前で失速して当然。
2月はしっかり前に壁を作れたのにフラワーCは壁無し。
前走はスローペースを2列目先頭から600m勝負に勝った。
ラスト4ハロン12.3-11.0-11.1-11.6でしっかりと脚を溜められれば瞬発力もあるところを見せた。
ギアチェンジも速く、中山の短い直線を好位から抜け出す競馬ができれば勝ち負けありそう。

ハミング 想定9人気
B&Mxディープインパクト
父ルーラシップの半兄キセキ、半姉ビッグリボンがいる。
父がストームキャット風味の強いモルタルになっても良さは受け継がれると思う。
兄姉は500キロ越えの大型馬で大きなストライドでスピードの持続力が持ち味。
ハミングは420キロながら前後の伸縮性を活かして大きなストライドをしている。
キセキは大型馬でストライドも大きかったので馬群の中に入ると走りが小さくなって持ち味が出せなかった。
だから逃げか追い込みかという極端なレースが多かった。
ハミングは前走で馬群の中で上手くレースできた。
スタートでは両脇に馬に遅れて後ろからになったが、1コーナーまでに内に入り、2コーナー出口では先行勢の後ろに位置。
11番枠で出負けした馬とは思えない位置取り。
馬群の中を苦にしない、コーナリングも良い。
3-4コーナーの立ち回りも良かった。
この小回りでの立ち回りの良さはモルタル譲り。
最高速では劣るが、小回り中山2000mではこの立ち回りの良さは大きな武器になる。
いい馬。

テリオスサラ 想定10人気
ロジャーバローズxシャマルダル
去年の9月中山1800m勝ち上がり。
1-2コーナーで外から先頭に並びかけたのはスタミナ面に厳しかったが、大きなストライドでの持続力の良さを見せつけた。
持続力勝負に強そう。
言い換えれば決め手に欠く面もあり、それが出たのが赤松賞。
1着ステレンボッシュ、3着オメガウインク(2勝クラス勝ち)、5着セキトバイースト(チューリップ賞2着)の2着は能力の高さを示すがGⅢで3連続7着。
着差は0.4が2回でおおきくは負けない。
フェアリーSは出遅れ。
クイーンCとフラワーCは外3列目先頭
前走新潟では外3列目先頭で2列目先頭の馬に上りで0.4秒遅れたのは当然だし、上り2位の馬にも差された。
外3列目ばっかり!!!
こんなんじゃ力発揮できないよ!
確かにストライドは大きいから馬群の中は厳しいかもしれないけどさ、そういう時は思い切って先頭を取るかしようよ?
なんで毎回毎回同じ競馬で失敗してんの?
今回も同じミスを繰り返しそうな気がする。

サロニコス 想定11人気
カナロアxディープインパクト
重馬場で勝ち上がっているが良も良さそう。
3月中京では馬群の中で競馬したが、直線で進路なく、囲まれたまま力を発揮できず。
6月の京都では道中は前に壁を作り、3-4コーナーでは外に出しやすい位置に。
直線に入って前に障害物(馬)が無ければストライドを伸ばしてしっかり走って快勝。
2着テーオーダグラスはその後2,1着(0.9秒差)と勝ち上がっている
調教師のコメント『前走後は肩の筋肉痛で放牧。前進気勢が強いので初の2000メートルがどうかですね』
4コーナーまでしっかり壁を作れれば距離は何とかなるでしょう。
壁を作って、4コーナーからクリーンな走りができるかどうか。
力はある。

イゾラフェリーチェ 想定12人気
サトノクラウンxハーツクライ
中山ダート勝ち上がり。
中山稍重1800m逃げ切り勝ち
スイートピーSは縦長の展開で内ラチ沿いの前から3番手を悠々と走れていたが上位に残れず。
ちょっと足りない感じ。

バランスダンサー 想定13人気
エピファネイアxクロフネ
中山2000mを2回逃げているが最初の600m36.4と36.6秒(稍重)。
中山2000mは最初の600mが上り坂とコーナーで遅くなりやすい。
1月の京成杯でもここ4年で3回が37秒台。
なので1,2月の新馬、未勝利で36秒台は普通より上のレベル。
紫苑Sは高速馬場の秋中山なので35秒台が多いが、1,2月の中山2000mで36秒台で逃げれる馬なら十分可能。
前走はスタート遅れて外で風を受けて走らせる時間も長く直線でも変な進路どりで競馬にならず。
今回は田辺騎手に戻り、すんなり先頭を取れればそこそこ粘れる馬。
穴馬









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