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ラジオNIKKEI賞 2024 オフトレイルありがとうございます!

後半戦も幸先よく3連単的中から入りました!


勝ち時計1分45秒3

レースラップ:12.3 - 10.7 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.7 - 11.8
前後半600m
34.5-35.0

勝ち時計の1分45秒3はコースレコードタイ。
1998年のアンブラスモアが6月の開幕週のオープンで出した。
ラジオNIKKEI賞だと1998年のビワタケヒデの1分45秒6がレコードだった。

日曜はクッション値が土曜の9.1から9.7に大きく上昇。
7Rの未勝利2000mでも1分58秒1が出るほどの速い馬場。

なので、レコードではあるが強いというわけではなく、速い時計に対応できるという風に解釈したい。

今回注目したいのは、福島競馬場で珍しい事にL3(ラスト400~600m区間)が11.5秒で最速なんです。
L3がちょうど3-4コーナーにあたるので、小回りで必然的にスピードが出しづらいんですよ。
他のレースを見てもL3最速は珍しい。

小回りのコーナーでスピードを出しづらいのに最速になるほどスピードアップしてしまったので前には厳しい展開になった。

ラジオNIKKEI賞で似たようなL3最速だったのは2013年だけ。
その年も11.5-11.5-12.2でL3とL2が同じ。
その年も1着は4コーナー14番手からの追い込み。
2,3着は道中で内ラチ沿いを走った馬というのも今年と同じ。

ペース判断には前後半の比較も大事だが、L3最速も結構前に厳しい。

点線がラスト400~600m区間


1着 〇オフトレイル

スタートで遅れてしまった時は気が遠くなった。
慌てずに内ラチ沿いに移動し最後方を追走。
1-2コーナーで内ラチ沿いを走り、向こう正面で少し外に移動。

小回りでは特に内と外の走行距離が異なるので、内側が傷んでいない開催前半では内を走るのは重要。
今回も1~4着は1-2コーナーで内ラチ沿いを走った4頭。

3-4コーナーでも馬群が横に大きく広がっていたため後ろを走るオフトレイルは常に前に壁がある状態。
残り400mで外に出して勢いよく大外を追い込む。
ここで外を走ったが昨日も外側を差して2,3着の馬もいて、開幕週だが外差しも悪くない馬場だった。

ゴール直前でシリウスコルトを捕らえて勝利!

向こう正面では上の画像のように内から②③⑩⑫⑪⑧が前で風を受けて走っていた。
内ラチ沿いの②と2列目の③以外は『空気抵抗+走行距離』で厳しくなった。

オフトレイルは前走では外3列目先頭で『空気抵抗+走行距離』が不利だった。
アーリントンCでも外を周る不利。
それが今回は出遅れたおかげも合って前に壁のある後方でしっかりとスタミナを温存できて最後にいい脚を使えた。

空気抵抗重要。

2着 ▲シリウスコルト

スタートは出さないようにしていたのかな?
②をすんなりと行かせて内ラチ沿いでじっくりと溜めた。
ペースが速くなる事を念頭に置いた素晴らしい判断。
3-4コーナーでは他の馬が外に広がり、内ラチ沿いにスぺースが生まれて簡単に前に進めた。
4コーナー出口ではおあつらえ向きに前の2頭の間が開いたのもラッキーだった。
普通ならば勝ってくれ!と言わんばかりのレース。
騎手も勝利を確信していたと思う。

まさかもっと足を溜めていた馬が後ろにいたなんてね。

気になる馬達では一頭だけの勝ち負け評価でしたが、土曜の馬場を見て内が少し不安だったので少し評価を落として▲に。

3着 △ヤマニンアドホック

スタートは速かった。
このスタートの良さはこの馬の財産。

③セットアップの後ろで溜めていたが、3-4コーナーでやや外に移動した時に内から①に前に行かれてしまった。
直線に入って①の後ろを追いかけるが3着まで。

3-4コーナーで内ラチ沿いを選択していたら①はあんなに楽なレースにはならなかった。
この津村騎手の進路どりが2,3着の差になったのではないか。

4着 メイショウヨゾラ

あぶねー。
気になる馬達では3着候補だったが、予想では次点にしてしまった。
軽い斤量でも過去の馬は2勝していたので51キロでも2勝していなかったのは少し足りないのではと判断。
結果は正しかったが、クビ差なんて何かあったら逆転は容易なので選ばなかったのはミス。
軽ハンデの逃げ馬はおさえないといけませんね(汗)

7着 △ウインマクシマム

この中間の松岡騎手のコメントからもこの結果は予想できました。
追切時計が抜けていたので印には選びましたが、この馬は広い競馬場向き。
コーナーで加速するよりも直線で加速する方が得意な馬。
さらに『バランスが悪い』発言から無理はさせないだろうなと。
スタートは悪くなかったが無理にポジションは取りに行かず。
その判断はいいのだが、この馬は大きなストライドで小回りでは馬群の中は苦しい。
3-4コーナーでもむしろ大外に出して前に障害物(馬)がない状態で走らせればもっとスピードに乗せることができたと思う。
馬群の中をぬうようなレースはこの馬には苦手。
今回は全く力を出せていない。
次に広い競馬場で期待。

8着 △ジュンゴールド

外枠から前のポジションを取りに行き、1ー2コーナーを外4列目先頭で走ってしまう><
向こう正面でもなぜか前の⑩を壁にしないで外に張り出して風を受けてしまう。
3-4コーナーでも外4列目先頭><
もうお馬さんのHPはゼロです!
そりゃーバテるよ。
馬が可哀想。
次のレースで内枠なら巻き返し必至。

11着 ◎アレグロブリランテ

位置取りは①や④の外側で、前に壁もあり文句なし。
3-4コーナーでペースが速くなった時についていけなくなった。
この位置取りでこの結果は辛いね。
距離よりもスピードの持続について行けない感じ?
時計のかかる馬場でないとダメなのかな。


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