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株:3月19日 日銀17年ぶり金融緩和と2月の訪日外客統計

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するざんす。
この記事にそそのかされて売買しないざんす、しるぶぷれ


日本銀行は19日、17年ぶりの利上げを行い、ほぼ10年間続いた超緩和政策を終了

これは、インフレ目標と賃金安定の「好循環」が達成されるという自信が高まったためです。

日銀は短期金利を10ベーシスポイント引き上げてゼロにし、日本国債の買い入れは「一定の」ペースで継続するものの、ETFやリートの買い入れを終了すると発表しました。

日銀は、オーバーナイト・コールレートを0%から0.1%のレンジに維持し、金融機関が日銀に保有する当座預金残高には0.1%の金利を適用するとしました。

また、日銀はコマーシャルペーパーと社債の買い入れを徐々に縮小し、1年以内に買い入れを停止する方針を示しました。
これにより、日銀のイールドカーブコントロール政策も終了します。

この動きは、日本の労働組合が今年の賃上げで大幅な賃上げを獲得し、日本経済のインフレは根強く、景気は辛うじてリセッションを回避したというデータが出た数週間後に起こりました。

「賃金と物価の好循環がより強固になったことで、物価安定目標が持続的かつ安定的に達成される見通しとなった」と日銀は声明で述べています。

アナリストの間では、3月か4月に利上げが行われるかどうかで意見が分かれていましたが、3月利上げを支持する人々は、最近の日本経済の動きは日銀が政策の引き締めを開始するのに十分な材料を与えていると主張していました。

また、2023年第4四半期、日本経済は辛うじてリセッションを回避したことも、日銀が超ハト派政策の縮小に自信を持たせる要因となりました。

しかし、日銀は利上げとイールドカーブコントロールの終了にもかかわらず、当面は日本の金融環境は依然として緩和的であり続けると示唆しました。
なので、日銀側の要因で円相場が水準を切り上げていくのは難しいという判断で円安進行。

日銀は、日本経済には現在若干の弱さが見られるものの、賃金上昇は今後数か月で消費の拡大を後押しする可能性が高いと述べています。

個人消費の減少は、2023年後半を通じて日本経済を大きく圧迫していましたが、旺盛な企業支出が日本が景気後退を回避するのに役立ちました。

今日の日本市場

日銀の発表を受けて瞬間的に大きく上げたのは『ゼロ金利解除』が好感されて、しかし上がり過ぎたのですぐに利益確定の動きも入り、しかしながら好感は変わらないのでその後も利益確定を挟みながら上昇が続いた。

よく『噂で買われてニュースで売られる』と言いますが、アメリカのFRBが利下げをなかなか行わないのに対して『日銀マジでゼロ金利解除したぜ!Yahoo!』と海外投資家がウェルカムしたのでしょう。

岡崎氏は『40000円台は売り優勢』と言う判断だったので引けで40000円に到達してしまった日経平均の休み明けは売りから入るかな?

それにFOMCの結果がプラスかマイナスされる。
利下げ見通しがさらに遠のけばアメリカの株が売られて日本に資金が流れてくるかもしれない。

2月の訪日外国人数は2月として過去最高を大きく更新!

https://www.jnto.go.jp/news/20240319_monthly.pdf

2 月の訪⽇外客数は、2,788,000 人となり、前年同月比では 89.0%増、コロナ前の2019 年同月比では 7.1%増となった。

今年は、うるう年の影響で⽇数が 1 ⽇多かったことに加え、昨年 2023 年は 1 月であった旧正月(春節)が 2 月中旬となったこともあり、コロナ禍以降で最多を更新し、ま た、2 月として過去最高となった。

東アジアでは韓国や台湾、東南アジアではフィリピン、欧米豪・中東地域においては米国などで 訪⽇外客数が増加したことが、今月の押し上げ要因となった。

23 市場のうち 19 市場(韓国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリ ピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリ ア、スペイン、中東地域)において 2 月として過去最高を記録したほか、台湾、ベトナムでは単 月過去最高を更新した。

昨年 3 月に策定された第 4 次観光⽴国推進基本計画では 3 つの柱「持続可能な観光」「消費額拡 大」「地方誘客促進」が示されるとともに、旅⾏消費額・地方部宿泊数等に関する新たな政府目 標が掲げられているところ、これらの実現に向けて、市場動向を綿密に分析しながら、戦略的な 訪⽇旅⾏プロモーションに取り組んでいく。


3月後半から4月初めにイースターホリデー(3月29日のグッドフライデーから4月1日のイースターマンデーまで)を利用してキリスト教圏の国からの観光客が増えるかな?
桜も人気なので4月の訪日外客は増えてくれそう。

ゼロ金利解除で賃金と物価の健康的な上昇が続けば現在の『お買い得感』は薄れていくのだろうか?
米中対立から日本に生産拠点を移す動きがあるので円安は継続だろうか?


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