朝日杯FS ドルチェモアおめでとうございます

まずは10レースから馬場状態を

勝ったのは内枠から2番手で競馬したアグリ。
内から2列目の先頭で人気、実力通りにそのまま押し切った。
2,3着は中団待機から真ん中と外を通ってきた。
しかし、注目は内ラチ沿いの③ソウテンと④グラスミヤビ。
直線に入って前壁で③はムチを一発も入れていないし、④もラスト200mは流すだけ。
前後半33.7ー35.3という速いペースでも2番手の馬が完勝。
内ラチ沿い3,4番手に不利があっただけで内は良かった。
ソウテンは次に人気を落としたら買いですね。

⑧カバーガールは上手い具合に内ラチ沿いの2番手を確保して、直線入り口でムチを入れたが伸びず。
身体が重たそうな走り。
2戦続けてプラス体重だったので次に絞れたら狙い目。

1着 △ドルチェモア

勝ち時計 1分33秒9
レースラップ 12.4 - 10.4 - 11.3 - 11.6 - 12.1 - 11.7 - 12.0 - 12.4
前後半 45.7-48.2

好スタートで少し行きたがる素振りを見せるくらい前進気勢が強かった。
内のこの馬のスタートが速かったので逃げ候補の③オールパルフェも先手を取るために速くならざるをえなかった。
3コーナーまでに③の後ろで内ラチ沿いの2番手に落ち着く。
直線に入って脚色が良くなかった⑧と⑩の間のスペースに入り込んで抜け出す。
内枠の有利を最大限に活かしました。
六甲アイランドSのタイムを考えると勝ち時計は少し不満。
筋肉の付き方も阪神JF組の方がいい馬が多かったので朝日杯よりも阪神JFのメンバーの方が現時点ではマイルは強い。
ドルチェモアは今回は枠と完成度の高さで勝ったが、皐月賞では善戦どまりでNHKマイルでどれだけできるか。
ルーラーシップの成長力が出てくればいいのだが。

2着 ダノンタッチダウン

スタートして12番枠から内ラチ沿いに移動。
川田騎手のこの動きからもいかに内が有利だったかがわかる。
操縦性のいい馬で大型馬だが内ラチ沿いでも器用に走っていた。
直線に入って馬群の中を斜めに突っ切って抜け出す。
スペースがあったのは確かだが、それにしても操縦性よき。
スタート後と直線での距離ロスを考えれば一番強かったのはこの馬。
まだ幼い身体つきでこれだけ走れるのは来年に向けて明るい材料。
スピードだけでなく、素直で操縦性がいいので3歳GⅠでも活躍するでしょう。
いい馬。

3着 ◎レイべリング

こちらは外枠からそのまま外を走り、スタートから400m付近の3コーナー手前で⑩ウメムスビの後ろにようやく落ち着けた。
そして残り600m手前で外に出し始めて直線でジワジワとしか伸びなかった。
前に馬を置けたのがレースの600m位しかなかったのも終いの失速の原因の一つ。
速いペースを外枠から前に行くのに脚を使ったのも脚に乳酸が溜まった。
ゴール後も走り続けているのでスタミナ面ではない。
ダノンは川田騎手が追うのを止めたゴール後はすぐにおとなしくペースダウンしていて本当に騎手の言う事を理解するいい子。
レイべリングは競争本能に優れていてゴール板や騎手の指示関係なく走りたい馬。
トモの筋肉がつく来年はもっと走れるようになる楽しみな馬。

4着 キョウエイブリッサ

バグラダスの勝ったあの1勝クラスはレベル高い。
キョウエイブリッサも内枠で荒れ馬場も関係なく走れるタイプだったので面白そうだと思い、次点にしました。

スタートで少し左によれるが前のドルチェモアを追いかけていく。
3コーナー手前でバグラダスに前に入られて少し機嫌を損ねる。
直線に入ってドルチェモアの後ろを追いかけるのは正解。
しかし、3-4コーナー中間での無意味なムチといい川須騎手のあの乗り方はなんとかならないのだろうか。
サウジとUAEのダービーなんか面白そうな馬。

5着 ▲バグラダス

スタートから前進気勢強く先頭に立つかとおもわれたがおさえた。
おさえながら内側をチラチラ見てドルチェモアの後ろに割って入った。
絶好のポジションだったのだが直線で進路を間違えた。
ドルチェモアの手ごたえが良かったのだから普通にその後ろに付いて行けばよかった。
欲を出して内から抜け出そうとしたが前壁。
後ろにいたキョウエイブリッサにも先着されてしまった。
次に期待。

8着 〇ティニア

3コーナーまでに①の外側でレイべリングの後ろに落ち着く
直線でレイべリングの外に出して追い出すが失速。
現時点では軽い芝の方が良さそうだ。

9着 △コーパスクリスティ

イーガン騎手も馬場状態が良くわかっていて、なるべく内へと移動。
ダノンの後ろに位置どった。
3-4コーナー中間では外の⑰をさらに外に押しやった。
直線では馬群の中に突っ込み伸びきれず。
イーガン騎手のコメント
「外枠が厳しかった。道中もかかり気味だった。経験を積めばリラックスして走れるようになると思う」
⑰を押しやった辺りとか馬に落ち着きがなかったですよね。
いいものは持っているので不利なく流れに乗れれば。

13着 △スズカダブル

一度はティニアの後ろに置けたのに3ー4コーナーで外に⑥に場所を取られて風よけなしになってしまった。
直線半ばまでは何とか走っていたが最後は外を向いて走る気をなくしてしまった。
鮫島駿騎手のコメント
「最後の直線で右にモタれた。左回りの方が走りがスムーズかもしれないです」
右、左が関係しているかもしれないと。
次の左回りの1400~1600mで期待しましょう。







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