東京新聞杯 気になる馬達

冬東京

日本の主要競馬場で使用されている野芝は夏芝で日本の4月~10月にかけて緑色を保ち、それ以外の季節では地上部が茶色くなり、根や茎の形で休眠します。
平均気温12度が新芽成長と休眠の目安で平均気温が25度以上になると最も旺盛に成長します。
根っこが最も生育するは夏芝が地温が摂氏24~29度くらい、冬芝は地温が摂氏10~18度くらい

つまり、平均気温が2~11度の1~2月は野芝さんは枯れて春や秋のような弾力はありません
野芝の跳ね返る力が少ない硬い馬場。
春は特にアメリカ血統が活躍しますが、冬は欧州的な血が必要になってきます。

東京競馬場の芝レースの現在のレコードタイムで冬東京に達成されたのは3400mだけです。
3400mはダイヤモンドSで年に一回しか行われないのですからw
冬東京は他の季節の東京競馬場よりも時計がかかる馬場です。

評価

勝ち負け
◎マテンロウオリオン(落ち込み仲間枠)
ジャスティンカフェ

2着
ピンハイ
ナミュール

3着
プレサージュリフト
インダストリア
ウインカーネリアン

上位馬に不利があったら
エアロロノア

馬達

ジャスティンカフェ
エピファネイアxワークフォース
湘南Sのパフォーマンスは圧巻。
3勝クラスとは思えないハイレベルなメンバーで圧勝。
毎日王冠で好時計でサリオスの0.1秒差も〇
MCSは内を狙って前壁接触などで参考外。
高いパフォーマンスを出せている東京でなら!
G1級。
去年のイルーシヴパンサ―みたいな走りができる馬。

ナミュール
ハービンジャーxダイワメジャー
去年の秋には春よりも全体に筋肉がついてよりマイラー指向が強くなってきた。
母父ダイワメジャーだし徐々にマイラーにシフトしていくのでしょう。

桜花賞
秋華賞

写真を見れば春との違いは一目瞭然で。
オークスの好走は距離適性よりも春の東京高速馬場適性。
高速馬場の反発力を活かしてスピードの持続ができたと言う事。
春のトランポリン馬場の適性が高い馬。

阪神JFで賞金を稼げなかったのでチューリップ賞は勝ちに行って桜花賞はその反動。
それでも10着とはいえ0.3秒差は十分な数字。
東京マイルは最も得意なコースだと思うので例え前哨戦仕上げでも侮れない。
余裕残し&久々マイルで差し届かずもあり得る

ピンハイ
ミッキーアイルxジャンポケ
ミッキーアイル産駒の1600m【8-8-7-89】勝率7.1%複勝率14.3%
1400m【11-12-7-79】勝率10%、複勝率21%
1200m【23-18-19-178】勝率9.7%、複勝率17.2%
産駒全体としては短い方が成績がよい
東京マイルのリステッドを勝ったララクリスティーヌと阪神1800m勝ちのピンハイが例外というかマイル以上を走れるミッキーアイル産駒の参考になるか。
共通点は母母父フジキセキと母父内にグレイソヴリン系を持っている事。
それと馬体重か

ナムラクレア、メイケイエールは3歳の夏を越して体重が増えて460キロ以上。
ララクリも少しは増えたが450キロ。
ピンハイも春よりは10キロ増えたが414キロ。
ミッキーアイルは母父ダンチヒ系だけあって筋肉付きやすいが、その筋肉量で距離適性が変わってくるのかもしれない。
常識的には軽い馬は短距離で不利。
東京新聞杯も過去10年の3着以内で450キロ以下は3頭しかいない。
でもピンハイさんはすでにチューリップ賞、桜花賞で0.1~0.2秒差という実績を出していらっしゃる。
オークスの4着も高速馬場適性の高さと心肺能力の高さを証明。
外回り阪神1800mでも強いノースザワールドに速い上りで勝ち。
エリ女は◎にしましたよ!
純粋に一番強いと思ったのさ!

今回は東京マイル。
母父にトニービンがあるのは〇
ヌレイエフの4x4クロスもマイル適性の高さと力のいる洋芝〇
あとは鞍上の坂井騎手がどう乗るか。
ピンハイは内で馬群の中も突っ切ってこれる小さな武闘派。
操縦性もかなり高い。
だが、坂井騎手が得意な前での競馬がどうか?
坂井騎手は差しだとちょーっと進路取りやレース勘で劣る。
ピンハイから坂井騎手が何か学ぶかもしれない。
そんな出会いになったらいいな。

プレサージュリフト
ハービンジャーxディープインパクト
去年の冬東京のマイル重賞クイーンCを勝っているのは大きく評価しないといけない。
GⅠではことごとく外枠で桜花賞は出遅れ大外回し、秋華賞もノーチャンスな外回し。
秋華賞は同じく後方から外をまわしてノーチャンスだったライラックがエリ女で2着。
内を選んだスターズオンアースとは騎手の差。
今回はその時スターズオンアースに騎乗していたルメール氏が乗るのは〇
前走京都金杯はスタートは良くなかったがイーガン騎手が押して前の位置を取った。
残り200mで先頭に立つも、内のやや後ろで溜めていた2頭に差された。
積極的な競馬はできたが結果的にいつもの位置取りだったらと思わせるレースだった。
しかも1,2着馬から4キロも軽かったのに。
ルメール氏で力を出し切ってくれれば上位争いできるが。
今回がチャンスと見て頭から買うのもありだが…
これは好みがわかれるところだニャー。

ピースワンパラディ
ジャンポケxデジタル
長い休みを挟んで京都金杯で2回続けて好走。
前回の金杯の前にはリステッドの東京マイルを勝っている。
富士Sは出負けして後ろからで直線も受け身な進路取り。
一昨年と同じくらいのレベルにはあるので得意なコースで今回も上位争いができる。
それでも不利が無ければエアロロノアの方が上か。

マテンロウオリオン
ダイワメジャーxキンカメ
トニービンもある
京都金杯は◎でした(涙)
ゲートに顔をぶつけて馬がショックを受けていたらしい。
榎本助手のコメント
「(ぶつけた)その影響が一番。競馬していないのでね。帰ってきてからは、なんだか落ち込んでいましたよ」
そうか、お前も落ち込んでいたのか…
俺といっしょだな!( ´∀`)人(´∀` )ナカーマ
オリオン君と仲間意識が芽生えた!
今週の当たらない◎は君に決めた!

穴馬枠
今回は実績のある馬が多いが彼らのパフォーマンスが低かった時に逆転できるかもしれない少し劣る馬も多い。

タイムトゥヘヴン
カナロアxサンデー系でトニービンもある。
近走でもこの馬の末脚は使えているので可能性はある。
少し足りないとは思うが。

カイザーミノル
京都金杯の走りからも決して衰えていない。
決め手では劣るが先行馬が少ないのでチャンスがあるかもしれない。









インダストリア
リオンディーズxハーツクライ
カラテと構成が似ているように見えなくもない。
共通項
父キンカメxサンデー系xスペシャル牝系ノーザンダンサー。
母母母がディクタスxダイナサッシュ
インダストリアには更にこの時期の東京でよいトニービンもある。
インダストリアは冬中山でマイル2勝。
冬の硬い洋芝は走れる。
NHKマイルでもマークしていたダノンスコーピオンには直線で離されたがそれでも0.4秒差。
春東京のトランポリン馬場の時計勝負にもあるていどついていけた。
今回はGⅠで上位の実績のあるメンバーが揃ったが、この馬もGⅠで3~5着の力はつけてきたように思う。

ウインカーネリアン
スクリーンヒーローxマイネルラヴ
スクリーンヒーロー産駒は先週の日曜もマイネルクリソーラ、ルーカスが2着。
2頭とも東京の好走実績あり。
ウインカーネリアンは東京ではセントポーリアとダービーだけで最近走っていないので判断に難しい。
MCSは直線で両側から挟まれて終了。
参考外。
東京の好走歴はないが、一昨年2月の中山で1分31秒8。
去年夏の関谷記念勝ち。
両レースとも2番手から抜け出して速いスピードを持続させての勝利。
スピードもあるし、左回りも勝っている。
内枠をひいて番手でレースできれば上位に残りそうだ。

エアロロノア
キンカメxロックオブジブラルタル
キンカメが父か母父で3着以内に入っている時は母父か父はサンデー系。
エアロロノアは母母父がサンデー。
春秋の高速馬場でも好走している。
安田記念の上り最速0.2秒差は素直にスゴイ。
直線ではセリフォスの後ろでスリップに入れたので牽引してもらったとも言えるが、近すぎて嫌がるそぶりもあった。
MCSでは大外を周ったがソウルラッシュの後ろで風よけがあったので少なくとも大外で風を受ける強引な競馬をしたソウルラッシュには先着してほしかったが前壁だったシュネルマイスターにも先着された。
GⅠには少し足りない馬。
今回もGⅠ級が何頭かいるので大きくは負けないけど3着に入れるかどうか。
個人的にはインダストリアの力を測る物差しになりそうな馬。

オニャンコポン
エイシンフラッシュxヴィクトワールピサ
皐月賞0.4秒差は大きく評価。
京都金杯は外枠からうまく内ラチ沿いに潜り込んだのは良かった。
しかし、直線前半では前壁かつ下がる①が邪魔で態勢も崩しかけた。
前が開いたのはラスト150mを切ってから。
でもねー、使える脚が短いような気もするんだよね。
京成杯でも3-4コーナーでポジションを下げるくらい追い出しを待ってからいい脚を使えたし。
去年の秋2戦の感じから1400~1800mが適距離な気がする。
力はあるけど脚の使いどころが難しい馬。
忘れた頃に穴を開けるタイプ。




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