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株:3月31日 来週は雇用統計

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するやん。
この記事にそそのかされて売買しないやん、せんきゅー。

来週は3月のアメリカ雇用統計の発表があります。

去年後半から先月までは雇用統計などの数字は利下げが期待できるかどうかで判断されていました。
当然その流れは続いていますが、そろそろ『アメリカ経済は本当に良いのか悪いのか』の重要度も増してきそうです。

経済を勉強したことのない私はあらためて雇用統計を調べてみました。

3月8日に発表された2月の雇用統計では、
『非農業部門雇用者数は前月比27万5000人増加と、市場予想(20万人増)を上回った。ただ、過去2カ月分の雇用の増加数が合計16万7000人下方修正されたほか、失業率が約2年ぶりの水準に上昇し、米労働市場が減速しつつある可能性が示唆された』

これを受けて、利下げを期待していた市場の判断は
『雇用が維持されていることに加え、賃金の伸びが鈍化しているため、米連邦準備理事会(FRB)は今回の雇用統計に満足しているはずだ』

金融市場が見込むFRBが6月までに利下げを開始する確率は80%と、雇用統計発表前の75%から上昇しました。

現在では61%まで下がっていますが今回の発表ではどうなるでしょうか?



3月3日 ADP雇用統計

ADP雇用統計は先行指標

2006年から行われている比較的新しい指標で、アメリカの大手給与計算アウトソーシング会社であるADP(Automatic Data Processing社)が約50万社の顧客を対象に毎月雇用者数の動向を調査したものです。

2022年8月からスタンフォードエコノミーラボと協力して新手法で公表。

ADP雇用統計は、アメリカの労働省が雇用統計を発表する2営業日前の毎月第1水曜日、日本時間の午後10時15分(夏時間では午後9時15分)に発表され、非農業部門雇用者数や失業率の先行指標として注目されています。

アメリカ雇用統計が世界経済に大きな影響力を持つため、ADP雇用統計にも注目が集まっている

ADP雇用統計を見る際は、前月からの雇用者数の増減や各業種の雇用分布などを確認


3月5日 雇用統計

米国雇用統計はアメリカの労働省労働統計局(U.S. Bureau of Labor Statistics、略してBLS)が毎月発表している経済指標で基本的に翌月第1金曜日に発表されます。
発表時間は日本時間午後10時30分(夏時間では午後9時30分)

特に注目されるのは、非農業部門雇用者数(NFP: Non-Farm Payroll)と失業率、平均時給です。

非農業部門雇用者数は自営業や農業従事者を除いた、民間企業または政府機関に雇用されている就業者数を表しており、事業所の給与支払い帳簿を基に集計されています。

失業率も経済指標として頻繁に活用
対象となるのは、軍隊従事者、刑務所の服役者などを除いた16歳以上の就業者です。なお、労働の意思のない人は、労働力人口から外されるため、失業率には反映されない

非農業部門雇用者数や失業率はアメリカの中央銀行にあたる連邦準備理事会(FRB)や連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策にも反映される

ます、非農業部門雇用者数が予想対比より大きいか、小さいかで、相場の方向性が決まる。
基本は、
コンセンサス予想値よりも高ければ株価上昇しドルが買われる。
コンセンサス予想値よりも低ければ株価下落しドルが売られる。

次に失業率が判断材料になる。
コンセンサスよりも低ければ株価上昇しドルが買われる。

その次に平均時給が判断される。
失業率が良くても平均時給が予想を下回るとドルが売られることもある。

実際の発表後にどう動くだろうか?

現在は人が取引をしているほかに、AIが自動売買を行っています。
AIが売買をどのように判断しているかは、外部からは誰もわからずブラックボックスですが、おそらく過去の統計の発表と値動きから判断していると推測できます。
米雇用統計では非農業部門雇用者数の数字に合わせて売買していれば良かったので、AIは発表直後、予想を上回ったか下回ったかで自動的に『買い』か『売り』に走る。

そして、その後に人間がその時の状況を考慮に入れて調整に入る。

現在、米経済最大の問題はインフレで、インフレ率が下がればFRBが早期利下げに踏み切るかもしれません。
インフレの要因には様々なものがありますが、コロナの影響で仕事を離れた人が多く、人手不足からくる賃金上昇もその大きな要因の一つでした。

例えば平均時給が低下すれば、
平均時給が低下⇒インフレ圧力低下⇒FRBによる金融引き締め終了、金利低下、という連想が働きます。

通常はこのパターンだとドル円が下落しますが、市場が利下げを期待している状況下ではむしろウェルカムで下落しないかもしれません。

よく発表直後に上下に大きく動くのは、まずAIが自動的に判断して売り買いし、その後、人間による調整がはいるからです。





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