アーリントンカップ 気になる馬達


前置き

桜花賞と同じ舞台なのに内枠の成績が良くない。
4月に開催されるようになってから5~7枠が強い。
ここ3年は⑨と⑩のワイドを買っておけば毎年当たっている。

短距離路線組が集まっているので前半600mが34秒台と速くなり易いので自然と好位置が取れるやや外枠が有利なのだろう。

決め手有利。

評価

◎ダノンスコーピオン
〇タイセイディバイン
▲ディオ
△トゥードジボン
△ドンフランキー マイルは少し長いかな?

掲示板
カワキタレブリー

出走予定馬

ダノンスコーピオン
父ロードカナロアで母にグレイソヴリン系あり
アメリカで先行していた母譲りの気性で前進気勢が強い。
前向きな性格なので前半のペースは速い方が折り合いは付き易いし、道中は馬の後ろで折り合える。
朝日杯も好スタートで先行したが騎手が抑えてポジション下げて、直線も進路探してジグザグに走った。
それで0.2秒差は勝ち馬とほぼ同等と考える。
朝日杯は勝ち馬がもっともロスのない競馬をしている。
新馬戦で6月後半の稍重阪神で重馬場巧そうなルージュラテール相手に勝っている。
跳ぶ走りでもこなしていた。
重馬場になったらわからないが稍重ならなんとかなりそう。
共同通信杯は追切の遅れが気になって、おそらくここは叩き台だと予想した。
朝日杯と違い前半が遅かったのに後方ではこの馬の力を出していない。
行きたがるそぶりも見せなかったし気持ちが入っていなかった。
前半が速くなり易いアーリントンカップなので今回は力を出せるだろう。
勝ち負け。

キングエルメス
カナロアxスペシャルウィーク
母は函館2歳S勝ちのステラリード
休み明けの1600m、しかも前半が速くなりそうなレースでは厳しいと思う。

デュガ
ストームキャット系xミスプロ系xダンチヒ系
母母内ボールドルーラークロスと母母父のダンチヒ系xダマスカスはこの時期の阪神外回りに合っている。
ただ、先行してハイペースで潰れそうだ。

ウナギノボリ
ドレフォンxサンデー
スタートに難があり前半にポジションを取れない。
今回は前半が速くなると予想されるのでウナギノボリの末脚が活きる。
とはいえ、すべてを飲み込むほどの破壊力もまだ見せていない。

ジュンブロッサム
ワールドエースxクロフネxミスプロ系(母父バックパサー)xダンチヒ系
阪神の外回りで良さそう。
共同通信杯では最後に踏ん張れていないので距離短縮で良くなるかもしれない。
前走は直線で狭いところを通そうとしたし悪くはなかったが1勝クラスで2着。
と、思ったらその1勝クラスの勝ち馬が毎日杯を勝ってしまった。
先行勢では期待できるかもしれない。

ディオ
ジュンブロッサム
リオンディーズxマンカフェxストームキャットxグレイソヴリン系
スプリングSは◎で0.3秒差5着
悪くないレース運びだったが最後にサトノヘリオスに突き放された。
戸崎騎手のコメント
「上手に流れに乗れてリズムも良かったです。ただ追ってからジリっぽかったです。まだ体の緩さがありますし、ワンターンのコースの方が最後良い脚を使えそうです」
阪神マイルは12月に前半34.4秒の速いペースも経験している。
今年2月にはスローで上り32.9秒も記録。
長い直線でもう一度期待したい。

カワキタレブリー
ドレフォンxDIxニジンスキー系xユタカオー
直線で手前を替えてからの脚の回転が速い。
ピッチ小さめで脚の動きが速い。
シンザン記念はポジション争いで後手を踏んで後方から。
この馬の走りができなかった。
前走はスローで先行抜け出し順当勝ち。
好位で競馬できれば上位に残る力はあると思う。

トゥードジボン
イスラボニータxボールドルーラー系xマッチェム系xナスキロ
インリアリティの4x5で父内にも母内にもインリアリティのクロス有り。
まさにマッチェム。
突き進むアメリカ血統が強く出るはずでレースぶりにあらわれている。
阪神マイル2勝。
朝日杯はさすがにペースが速く先行勢全滅
しかも騎手がやらかした。
外枠でスタート良くなかったのに10.6-11.1と速い流れの中で前に進出。
本当にペースがわからないんだねこの騎手は。
今回は前走に続いて福永先生。
常識的なペースで先行して粘りこみを狙う。

タイセイディバイン
ルーラーシップxダンスインザダークxアホヌーラ系xダンチヒ系
キセキと7/8同じ血。
京成杯はペースが速く先行勢全滅。
あすなろ賞は1000mすぎで外から捲ってきてスイッチが入ってしまった。
距離が長いのか心配能力がまだまだなのか。
前走は距離短縮でファルコンSに挑戦。
前半600m33.1秒という速いペースを中団追走し、直線でカニ歩きしつつも2着と快走。
現時点では2000mは長いんだな。
アホヌーラの良さが出ればマイル以下での粘りがあるはず。
好位で競馬できそうだし上位争い。

ドンフランキー
ダイワメジャーxヘイロー系
ヘイロー3x4
母はアメリカでポリ1400mとダート1700mの2歳GⅠ勝ち。
母父SunriverはダートのベルモントS3着で芝2400mGⅠ勝ち。
ドンフランキーが芝ダート両方走ってもおかしくはない。
新馬戦の芝は1番枠からラチ沿いを走り、直線でも脚の回転速かった。
上り最速もあり芝でも十分にできる。
新潟でもいいスピードを見せた。
ダートで2勝をあげた1400mは両方とも800m通過46.4秒。
アーリントンカップでも十分に通用するスピードがある。
しかし576キロ!
デカい!
表面が柔らかい馬場はマズいかも。
マイルも少し長いかもしれない。

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