ケンタッキーダービー 2024 予想
2024年 ケンタッキーダービー
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Equibaseの人気
⑰②④(⑧⑪)(①③⑥⑦⑨⑫⑱⑲)(⑤⑩⑭⑮㉑㉒)(⑬⑯⑳)
ブックメーカー
⑰②⑪④⑧⑦⑮⑥⑲⑳⑱③⑩⑫⑤①⑭㉑⑬⑯㉒
雨の予報もあり重馬場になると少し困る馬が何頭かいる
①が内から先頭に立とうとする。
⑰が外枠から1コーナーまでに先頭に並べるかどうか。
⑤⑧⑪⑲㉑がその後ろで先行争い。
1-2コーナーで外を周ると後半にバテる。
最初の400mは22秒台になりそう。
◎⑰フィアースネス
フロリダダービーの勝ちタイムが去年のMageより上。
しかもほとんど持ったまま。
良馬場なら外枠でも負けないんじゃないかな。
重馬場は不安。
〇⑥ジャストスティール
前走の外の先頭で2着に粘った内容に成長を感じる。
重馬場でもある程度走れる
▲④キャッチングフリーダム
タピット系がここよりもベルモントS得意。
2,3着で狙うが、勝ってしまうかも><
△②シエラレオーネ
多頭数では追い込みはスムーズに走れない可能性もある
人気だし重馬場も得意だがどうか?
△⑦オナーマリー
スマートストライク持ち〇
チャーチルダウンズのGⅡ勝ち〇
△⑪フォーエバーヤング
応援。
時点
①ドーノック
兄弟で2年連続なんてそんなストーリーはファンタジー
それでも内で先頭を走れるのは有利
⑱ストロングホールド
比較が難しい馬だがあっさり勝ってもおかしくない。
前哨戦
フロリダダービー 1:48.22
12.19-24.06-35.79-47.50-59.23-71.31-83.64-95.63-108.22
1着フィアースネス 上り36.91
逃げ切り 去年のメイジより速いタイム
直線入り口で少し促しただけでほぼ持ったままで楽勝。
非常に強い。
2着カタリティック 先行
3着グランドモーザファースト
サンタアニタダービー 1:49.98
11.85-22.72-34.42-46.73-58.53-70.90-83.81-96.88-109.98
1着ストロングホールド 上り38.69
4番手から勝ち
2着イマジネーションのほうが期待できたが出走せず
ブルーグラスS 1:50.08
11.82-23.15-34.84-46.48-58.52-70.83-83.53-96.65-110.08
1着シエラレオネ 上り38.02
外枠から後方待機で追い込み勝ち
2着ジャストアタッチ 上り39.31
アーカンソーダービー 1:49.54
11.78-23.43-35.40-47.46-59.66-72.26-84.82-97.25-109.54
2着ジャストスティール1分49秒89 上り37.39
外3列目先頭
3着ミスティックダン 1分50秒63 上り37.76
この前のサウスウェストSでは重馬場でジャストスティールに圧勝。
内を走れた有利はあったが重馬場が非常に上手い。
ウッドメモリアル 1:50.28
11.93-23.45-35.41-47.49-59.60-72.31-84.97-97.35-110.28
1着レジリエンス 上り37.81
2着ソサエティマン上り38.13
ルイジアナダービー 1900m 1:56.16
1着キャッチングフリーダム レース上り37.41を差した。
2着オナーマリー
ジェフルビーS AW1:50.15
12.03-23.33-35.71-48.57-60.74-73.00-85.70-97.93-110.15
1着エンドレスリー 上り36.49
タンパベイダービー 1:45.47
12.71-25.25-38.33-51.14-63.68-76.21-87.85-99.36-105.47
1着ドメスティックプロダクト 上り約35.16
ホーリーブルS 1:46.07
12.90-25.03-37.81-50.53-62.37-74.25-86.56-99.28-106.07
2着ドメスティックプロダクト 上り37.68
3着フィアースネス 上り38.33
⑰フィアースネス
前走のフロリダダービーを強い逃げ切り勝ち
その前のホーリーブルSは斤量2.5キロ重くて外3列目先頭。
遅いペースで3着。
去年11月のBC2歳は2番手から強い勝ち方。
新馬は重馬場で勝っているが走り方的に重馬場はベストではないと思う。
17番ゲートからは少し不利で、いかに最初のコーナーで大きく外を周らずに2,3番手につけられるかがポイント。
先行馬も多く予想以上にペースが上がりそうなのはマイナス
⑱ストロングホールド
サンタアニタダービー勝ち馬
この馬も重馬場どうかな?
②シエラレオネ
3歳からチークピーシーズを装着し連勝
ブルーグラスSを後方待機から追い込み勝ち。
内が空けば面白いが、人気背負うから外をまわすか?
重馬場得意そう
⑪フォーエバーヤング
シエラレオネのいとこ
UAEダービーが去年よりも時計が遅い。
さらに外3,4列目先頭で走っていたので今回も同様の騎乗をするとマズい。
内で①が先頭に立ち、⑤⑧が続く。
外から⑰が押して行き、⑩⑲㉑も前に行く。
先行にこだわるよりも1-2コーナーで外を周らない事を意識してほしい。
多少ポジションを落としても内にいれてくれないかなー?
⑥ジャストスティール 〇
前走の2着は評価したい。
粘り強さが身上。
今回は内で先行できそうで有利な展開。
重馬場も良さそうな走り
③ミスティックダン 〇
重馬場が上手く、内枠も良い。
④キャッチングフリーダム
③と⑥に先着経験
重馬場上手いが②に後ろから差された
1900mのルイジアナダービーを後方から差し切り勝ち
タピット系だからベルモント向きか?
⑭エンドレスリリー
芝で連勝するもBC2歳芝で完敗しオールウェザーに。
オールウェザーを2連勝して初のダート。
①ドーノック
去年の勝ち馬Mageの全弟
情報
チャーチルダウンズ競馬場
元の地主のチャーチル氏の名前とイングランドのダービーが行われるエプソムダウンズから名づけられた。
『ダート』とは言いますが、構成しているのは75%川砂、23%クレイ、2%シルト。
川砂は川の底や河川敷に積もっている砂。
花崗岩などが水にさらされて粘土質が落ちて細かくなったもので、角が取れているのが特徴。
粒の大きさは0.25~2.0mmほどと細かく、見た目は灰白色。
山砂も排水性がありますが、川砂はさらさらとしてさらに通気性が良く水はけが良い。
JRAのダートとの違いは23%のクレイ。
確かJRAのダートは青森県六ケ所村の砂で砂の粒は最大2mm以下で角ばってない。
シルトが1%以下。
アメリカでもそれぞれの競馬場の気候によってクレイの割合が変わってきます。
乾燥地帯では砂をサラサラになりすぎないようにクレイの割合が多く、雨が多い地域では排水性を高めるためにクレイが少な目になります。
ドバイの時にも書きましたが、メイダンのダートに似ているのはアメリカのデルマー競馬場。
アメリカも競馬場によってダート質が違うので間違いなく粘土多めが得意とか少な目で走るとかいう馬や血統があるはず。
最後にシルトとは、粒子が砂と粘土(クレイ)の中間的な大きさを持つもののことで、粘土に近い働きをする。
2012m
距離は2012mなのですが、助走距離(スタートしてからハロン棒までの計測しない距離)が10m位あります。
小回りで少し外をまわったら走行距離2050mとかにもなる。
ほとんどの出走馬が初めての2ターン。
なのでコーナリングが上手いミスプロ系がケンタッキーダービーで強いのも納得。
ミスプロ系以外では、ストームキャット系、ボールドルーラー系、グレイソヴリン系のインディアンチャーリーなど。
近年は逃げ先行有利
以前は馬群の中から抜け出してきた馬が勝つことが多かったケンタッキーダービー。
2014~2021年の8年で7頭が先頭か2番手の馬が勝った。
最初の400mが遅かったり(2021年は23.09秒)重馬場だったのもその原因だろう。
最初の400mが21秒台と速くなった2022年は差し追い込み馬が上位を占めた。
基本は1,2番手有利。
2023年は最初の400mが22.35秒と少し速いペースで差し馬が1,3着。
今年は重馬場の可能性もある
重馬場
2019年(22.31)で向こう正面で1、8、7番手が上位3頭。
2018年(22.24)で向こう正面で2、11、5番手
2017年(22.70)で向こう正面で1、3、11番手
アメリカのダートは重馬場の方が時計がかかるダート。
それでも14人気のカントリーハウスを含めて逃げ、番手が強い。
そして内側を走る馬の方が有利。
拠点がカリフォルニア
過去11年で1位入線した7頭が冬をカリフォルニアで過ごしていた。
(Medina Spirit, Authentic , Justify , Nyquist , American Pharoah , California Chrome , and I'll Have Another)
今年はエンドレスリー
ガルフストリームパークのフロリダダービーの勝ち馬も過去17年で6頭が1位入線。
去年もフロリダダービー2着のMageがケンタッキーダービー1着
今年のフロリダダービーは1着フィアースネス、2着カタリティック、3着グランドモーザファースト
逆にBlue Grass(GⅠ)とWood Memorial Stakes(GⅡ)からの成績は良くない。
Wood Memorial Stakesから最後にケンタッキーダービーを勝ったのはフサイチペガサスだ。
今年はブルーグラス1着シエラレオーネ、2着ジャストアタッチ、3着エピックライド、4着ドーノック、5着ムガトゥ
ウッドメモリアルS1着レジリエス、2着ソサエティマン
枠は極端な内はダメだが重馬場なら内の差し馬もOK
1,2枠は逃げれるのでない限り厳しい枠。
(ただし、重馬場では2017年に内を差した①が2着だし、2014年も④③が2,3着)
過去12年で8頭13枠から外の馬が勝っている。
外枠のポイントは先行するも後方待機も最初のコーナーで外過ぎない位置にいる事。
真ん中の枠の先行好位勢が有利。
前走勝ち
過去13年で9頭が前走勝ち。
7頭が今シーズン無敗。
前走勝ちは
シエラレオーネ、キャッチングフリーダム、テーオーパスワード、フォーエバーヤング、エンドレスリー、フィアースネス、ストロングホールド、レジリエンス
今年無敗はシエラレオーネ、テーオーパスワード、フォーエバーヤング、エンドレスリー、ストロングホールド
使いすぎない
2005~2018年の勝ち馬は1月から4月の間に2,3レース。
今年1~4月に4レース以上したのは
ジャストスティール、エピックライド、ムガトゥ
2歳にレースしていない馬は1882年以降3冠馬のJustifyと去年のMageしか勝っていない。
今年はジャストアタッチ、テーオーパスワード
前走から6週間以上空いているとダメ。
1956年以降この時期のケンタッキダービーで6週間以上のレース間隔を空けて勝ったのはAnimal Kingdomだけ。
今年はドメスティックプロダクト
種牡馬のスタミナ
15頭中12頭の種牡馬が1700m以上のGⅠを勝っている。