小倉2歳S 予想

小倉2歳S

土曜の小倉は重馬場で始まって稍重まで回復
11レースの3勝クラスで勝ち時計が1分8秒0。
勝ち馬の前走の小倉良馬場での時計が1分7秒9なのでほとんど良馬場に近い状態。
日曜は晴れてさらに乾けば良馬場で時計も速くなりそう。

その11レースは良に近い状態といいつつも、重馬場想定の馬券が当たりました。

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JRAは1500倍でしたがBet365は910倍でした。
1着は母父のピヴォタルが欧州重馬場の鬼。
日本でも重馬場走るわー。

なので良馬場でも荒れ馬場な感じでかんがえたい。

特に今開催は不良馬場を経験しているのでかなり荒れている。

小倉の重馬場といえば、『ロベルト馬場』というくらいロベルト持ちが走る傾向にある。

今回の小倉2歳Sに関係ある血統で言えばミッキーアイル。
去年の重馬場の小倉2歳S勝ちのメイケイエール。
この間の不良のフェニックスS勝ちのナムラクレアとすでにオープンの重馬場で2勝。
ミッキーアイル自身も安田記念は不良なのにペース速すぎてバテたけど、雨の不良馬場の阪急杯で0.0差の2着。
重馬場はこなせる馬だ。
ディープインパクト産駒は重馬場を苦にしない馬が多いし、ミッキーアイルにはリボーも入っている。
このリボーがポイントでこの血が入っている馬は前足の肩の動きが力強くなることが多い。
リボーのクロスがあるだけで重馬場もこなせると見ていいかもしれない。
今日もリボークロスがけっこう馬券に絡んでいました。

キズナも重馬場が得意。
自身も重馬場のニエル賞を勝ち、凱旋門賞で好走。
日本でも不良の大阪杯で上り2位の2着と走っている。
産駒のディープボンドも重馬場巧者だ。
キズナの重馬場適性は父ディープインパクトだけでなく母母父のダマスカスにある。
2013年の小倉2歳Sを勝ったホウライアキコの父ヨハネスブルクも母父ダマスカス系。
ダマスカスの影響が出ている馬は地面をつかむ力が強く柔らかい馬場でもしっかりと走る事ができる。

ディープブリランテも重馬場で走ったし産駒も重馬場得意
モズベッロを見ればまさにその通りと。
こちらはリファールの血ですね。
粘り強さのリファールで、リファールのクロスを持つ馬は足元が不安定な馬場でもしっかりと走る事ができる。
その代わりにこの血が強すぎると軽さに欠けて高速馬場で最高速負けする。
HyperionとSon-in-Lawがあるとスタミナも補えてさらに粘り強くなる。

◎⑤デュガ
前走がけっこういい走りをしている。
スタートしての行き脚はあったがその後ポジションを下げた。
2ハロン目の10.7秒では置いて行かれてポジションを下げた。
そのまま終わるかと思われたが直線では外をいい脚で追い上げた。
追切でも前半からとばして最後も失速が少なく、この馬の特徴が出ている。
良馬場で巻き返すポテンシャルはある。

〇⑧ブレスレスリー

▲⑨ナムラクレア

△④インプロバイザー

△⑩アネゴハダ

馬券

単勝⑤ 1000
複勝⑧ 500
馬単
1着⑤ 2着⑧ 600
1着⑤ 2着⑨④⑩ 3x200
1着⑧ 2着⑤⑨④⑩ 4x100
3連単
1着⑤ 2着⑧ 3着⑨④⑩ 3x1000
1着⑤⑧ 2着⑤⑧⑨ 3着⑨④⑩⑧ 11x300
1着⑨ 2着⑤⑧ 3着⑤⑧④⑩ 6x100

出走予定馬

アネゴハダ
キズナxウォーエンブレム
母母はイタリアやフランスの2000~2500mの重賞勝ち。
重馬場が得意で日本の馬場で軽さに欠けた。
母のイニシャルダブルがデビュー2戦は芝を走ったがダート転向したのも軽さがなかったためと思われる。
母父のウォーエンブレムは米ダート2冠馬。
リボーのクロス、ダマスカスなどを持ちキズナの中のパワーに働きかけていそう。
それにヌレイエフ、ブラッシングブルームと路盤のしっかりした洋芝に強い系統が合わさっている。
時計のかかる馬場状態ならば可能性はあるが、それでも野芝の軽さにはどうだろうか。
新馬戦を見てもヒザを上げるパワー系のフォーム。
脚の回転は速いので能力は高い。

インプロバイザー
ダイワメジャーxClosing Argument
母父はマッチェム系でダート短距離。
母のリトルゲルダは仕上がり遅く3歳6月デビュー。
デビューはダートだったが8.3秒遅れとビックリするほど走らず、次の芝1000mであっさり勝ち、芝馬やったんだ!
1200m重賞も2つ勝ち、1分7秒台も記録し日本の野芝で走れるスピードを示した。
上の2頭も短距離で2,3勝をあげている優秀な母親。
サンデー系の父との相性も良さそうだ。
時計の非常に速かった小倉で1分7秒台を出し、この子にもスピードと軽さがキチンと伝えられている。
2着のトーホウラビアンは次走で勝ち、3着ルショコラは僅差の競馬を続けている。
能力はあるが重賞はどうか。

エトワールジェンヌ
母母は不良馬場の芝やダート中距離で実績があり軽いスピードに疑問。
母はこれからという時に屈腱炎で引退。
ブラックタイドxヌレイエフ系で芝では時計のかかる馬場でこそ。
重馬場希望

ショウナンマッハ
ショウナンカンプxダイワメジャー
新馬戦の日は非常に時計が速い週でインプロバイザーの時計と比べて遅すぎる上に2,3着馬のその後も悪い。
しかし、この馬はムチも入れず、強く追う事もなかったので時計自体あてにはならないが。
能力の違いでただ回ってきただけ。
インプロバイザーと同じくらいの評価は与えてもいいし、もしかしたらこちらの方が上かもしれない。
バクシンオー系だけどなぜかショウナンカンプ産駒は小倉1200mがあまり良くないので相手が強くなった時に小倉でどうか?

シンハリーズ
シンハライトの3/4妹
シンハライトも軽かったけどこの子は398ともっと軽い><
土砂降り希望。
小さいけど脚の使い方もいいしセンスを感じる。
スタートダッシュが良いのも小型馬には好印象。
期待しちゃうな。

ナムラクレア
母母母のCoup De Genieが2歳GⅠ2勝の早熟馬
そしてマキャベリアンの全妹
雨の不良馬場でしっかり走れていたように父の良いところを受け継いでいる。
母方のスピードの遺伝子も確かで、良馬場でもそこそこはやれるが、時計のかかる馬場の方が力を発揮できる。


デュガ
父は2歳GⅠ2勝でケンタッキーダービーでは力及ばず5着の早熟。
その後は短距離路線で1400mGⅠを勝つ。
持続力のアメリカダート馬。
繋ぎは寝てて後ろは曲飛。
良馬場でこその馬。
その割に不良馬場のフェニックス賞での直線での走り方はブレずによかった。
デビュー戦であの走りは好印象。
調教を見ても話題作りのためにガチに取りに来ている印象。
将来ではなくて今に賭けている馬。

ソリッドグロウ
全兄が去年2着のモントライゼ
母母父ストームバードで仕上がりが早くなっているのかな。
新馬戦は行きたがる①の影響でハイペースになり、後続が離れすぎた。
楽勝したが後ろの馬は能力を発揮できずに終わった。
1レースの2歳未勝利と比べれば同じくらいなので平均よりやや上くらいに見たい。

ブレスレスリー
アメリカンペイトリオットxコマンズ
父は米ダマイルGⅠを中団から差して勝った。
アメリカンペイトリオット(米愛国者)はその馬自身よりも、母がドバイワールドカップを逃げ切ったWell Armedの全妹なのが重要。
Well Armedは騙馬で子孫を残せませんが、米愛国者を通して彼の能力が子孫に見られたらなと思います。
ボールドルーラー、トムフールを中心にリボーやスピードを補う血がお母さんにあればいいですね。
ブレスレスリーはダンチヒのクロス持ち。
馬体重は少ないのですがトモの筋肉はありそうで、後ろ脚の筋肉がスピードの源で前はあまり強くなさそう。
それでもチョコチョコとスプリントで良さそうな走りをしているので楽しみ。


スリーパーダ
ミッキーアイルxシングスピール
新馬戦は当日の2歳未勝利よりも遅かったが、スリーパーダに余裕はあり悪くはない。
競馬を覚えさせたという感じ。
脚の使い方も荒れ馬場でも問題なさそう。
父もこのコースと相性良い。
やや外目の枠も〇


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