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株:7月1日 日銀短観

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。

小売り、宿泊飲食サービスが良くないですね。
個人消費が良くない。

売上高経常利益率で製造業がー0.55%の下方修正

非製造業もー0.03%
連結経常利益でも2024年度はマイナス。

設備投資は2023年度分は下方修正だが、2024年度は製造業が上方修正し、予想も上回っているので期待したい。
一方で非製造業は予想を下回ったので心配。

雇用も9月に向けてさらに人手不足が予想。


日銀短観

業況判断DI

大企業 製造業 
+13%で予想の+11%、3月の11%を上回った。
9月予想は+14%

中堅は+8で3月より2%上昇したが、中小は-1で3月と同じで予想の0%も下回り、依然として中小は厳しい。
あの大企業の下請けイジメの成果が出ているようだ。

6月に上昇したのは、繊維(+11)、石油石炭(+8)、化学(+8)、紙パルプ(+7)、業務用機械(+6)、窯業土石(+6)など

6月に下落したのは、鉄鋼(-16)、生産用機械(-6)、造船(-4)、食料品(-3)、自動車(-1)

先行きで良いのは、電気機械(+8)、鉄鋼(+8)、金属製品(+6)など
先行きで悪いのは、木材(-23)、食料品(-10)、業務用機械(-9)など

大企業製造業では、自動車の認証不正問題や仕入価格の上昇の悪影響が、円安による売上増の影響を相殺すると予想された。

「自動車」や関連業種である「鉄鋼」では、6月に発覚した自動車の認証不正問題の悪影響が表れ、業況判断DI(最近)が低下すると予想された。

他方、その他の機械関連業種では円安を背景とした業況判断DI(最近)の改善が見込まれていた。

大企業 非製造業
+33%で予想の+33%と同じで3月の34%を下回った。
しかし、9月予想では+27%と下に見ている。

中堅は+22%で3月を2%上回ったが9月は16%と予想。
中小は+12%で予想の+8%は上回ったが3月の13%より下がった。
9月予想も+8%と下に見ている。

6月に上昇したのは、通信(+11)、運輸(+5)など
6月に下落したのは、小売り(-12)、対個人サービス(-4)、宿泊飲食サービス(-3)など

先行きで良さそうなのはない。
先行きで悪そうなのは、電気ガス(-10)、物品賃貸(-8)、不動産(-7)、卸売り(-7)、宿泊飲食サービス(-7)

大企業非製造業では、インバウンド需要の回復が業況判断を押し上げるものの、一部職種における時間外労働の上限規制適用開始が重しとなる見込みだった。
「卸売」で は、輸送費の増加などが収益を圧迫し業況判断 DI(最近)が低下するとみていた。
他 方、「宿泊・飲食サービス」や「対個人サービス」ではインバウンド消費の拡大を主因 に業況判断 DI(最近)が改善すると見られていた。

設備投資計画

2024年度は大企業の製造業が18.4%で予想の17.7%を上回ったが、大企業の非製造業は7.0%で予想の10.0%を下回った。

2023年度は製造業で大企業-3.0%、中堅-2.5%の下方修正。
非製造業は大企業+0.6%、中堅+2.7%と上方修正。

2024年度は製造業で大企業+5.9%の18.4%、中堅+3.1%の17.1%と上方修正。
非製造業でも大企業+5.9%、中堅+3.1%と上方修正。

2023 年度の設備投資計画(全規模全産業、含む土地、ソフトウェアと研究開発投資額は含まない)は前年度比+4.9%と予想されていた。

2024 年度の設備投資計画(全規模全産業、同ベース)は同+11.1%を予想されていた。
企業が先送りしてきた投資の発現を見込むことで、23 年度に続いて高めの設備投資計画が示されるとみていた。

2024 年度の設備投資計画(全規模全産業、同ベース)は、前年度比+11.1%を予想されていた。
先 送りされてきた更新投資や能力増強投資、人手不足に対応するための省力化投資などを背景に、 23 年度に続いて高めの設備投資計画が示されるとみていた。
デジタル化やグリーン化に関連し たソフトウェア投資や研究開発投資も増加する見込みだ。

ソフトウェア・研究開発を含む設備投資額

製造業
2023年度は大企業-1.8%、中堅-2.2%と下方修正。
2024年度は大企業+5.6%、中堅+2.5%と上方修正。

非製造業
2023年度は大企業±0.0%、中堅-2.2%と横ばいと下方修正。
2024年度は大企業+7.3%、中堅+1.2%と上昇修正。

販売価格

大企業の販売価格は+29%で3月の25%を上回ったが、9月には+27%と少し減少する予想。
中小企業の販売価格は+30%で3月の26%を上回り、9月にはさらに+37%と上昇する予想。

仕入れ価格でも大企業は9月に-3%を予想しているが中小企業は+1%。

販売価格においては大企業と中小企業で9月に差が出てくる。

売上高経常利益率

製造業
大企業は10.23%で3月から-0.55%の下方修正。
中堅企業は5.07%で3月から+0.42%の上方修正。
中小企業は4.35%で3月から+0.09%の微増。

非製造業
大企業は7.78%で3月から-0.03%の微減。
中堅企業は4.16%で3月から+0.14%の上方修正。
中小企業は3.87%で3月から+0.01%と横ばい

連結経常利益でも2024年度はマイナス。

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