見出し画像

セントライト記念 バビット完勝

バビットはG1でも馬券になりますね。
走りっぷりからほとばしるステゴ系の荒ぶる血。
今日のような時計のかかる馬場では特に強いのですが心肺能力もかなり高そうで菊花賞と来年の天皇賞春が楽しみです。
勝ちタイムはおそろしく遅いです。
前半1000mが1分2秒6の後にペースが速くなっていったのですが最後の2ハロンがまた遅い。
ロングスパートで失速したというだけでなくて、今日の中山の芝がやたら遅いんですよ。
10レースの2勝クラスの2000mも前半1000m通過が1分0秒8で最後の2ハロンが12.6-13.3。
去年のセントライト記念の日は重馬場だったけどその日よりも全体的に時計がかかってるちょっと異常な馬場状態。

今日の芝の勝ち馬の種牡馬を見てもエピファネイア、モーリス2頭、ノヴェリスト、キンカメ、ナカヤマフェスタ。
いかにも力ありますみたいな。

新潟の早苗賞を上がり33.8秒(10.9 - 10.7 - 12.2)で逃げ切ってるので速い決着にも適応できそう。

バビットの血統構成はナカヤマフェスタ産駒の手本にしてもいいんではなかろうか?
オルフェーヴル産駒もだけどノーザンダンサーのクロスがないとスピードに欠けた馬になりやすい。
ノーザンテースト、リファール、ダンチヒ、ヌレイエフ、ニジンスキーと5種類もいるのは心強い。
そしてヌレイエフやサドラーズウェルズが持っているSpecialと相性がいい。
バビットの母にはSpecial(Thatch)のクロスがある。
そして影響力の強い小柄で活躍した馬も血統表にいると鈍重になる可能性が減る。
ナカヤマフェスタには小柄枠でリボーがいるしバビットの母にはミルリーフがいる。

バビットはこれからも活躍するだろうからおそらく生産者も近い配合を試してくれると思うんですけどね。

ヴァルコスは良く走ったけど前半があんなに遅いのに後ろすぎだよね。
そして先頭がペースアップした時にしごき出したから一向に差が縮まらないという。
3コーナーからムチ入れてたけどヴァルコスはちゃんと走ってたよ。
直線で前がスローダウンしてもヴァルコスはジワジワ来てたしね。
この馬は騎手の体内時計がしっかりしていないと今回みたいな事になる。
青葉賞は素晴らしかっただけに残念です。

サトノフラッグは弥生賞のような競馬ができたけど今日は相手が強かった。
ディープインパクト産駒らしくG1の後の格下相手のレースだと走りますね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?