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ホープフルS 2023年 ◎レガレイラ ありがとうございます!!!

ゴンバデカーブースが取り消しになった時は悲鳴を上げましたが…
次点の⑤サンライズジパングを繰り上げて!!!

歓喜の叫び声で一年を〆る事ができました!


田中勝春騎手の最終日!


今年最後の競馬の日は今日で引退の田中勝春騎手の連勝から始まりました。
勝てなかったけどロンファンもプラムダンディも田中勝春騎手に勝たせようという仕上げでしたね。
厩舎の皆さんも関係者の方々も花道を飾らせようと動いていたのがわかります。
こういう風に送っていただけるというのは人徳ですよね。
調教師として成功しそうです。
お疲れ様でした!

1着 △レガレイラ

ゴンバデがいなくなって⑤を加えて改めて序列を考え直しました。
日曜のレースを見てハーツクライ系と洋芝経験と騎手を重視してレガレイラを頭に持ってきました。

勝ち時計 2分0秒2
12.5 - 10.8 - 12.1 - 12.5 - 12.1 - 12.2 - 12.1 - 12.4 - 12.0 - 11.5

今年は馬場状態が良いのもありますが中山で行われたホープフルSで一番速いタイムです。
しかも加速ラップ。

火曜に散水してクッション値は日曜の9.3より低い9.0。
含水率も高くなっていて日曜よりは時計のかかる馬場になっていました。

今年の秋中山では加速ラップが多かったのですが12月は少なくなっていたのでこの加速ラップは価値があります。

ちなみに今日の新馬2000mでも時計は遅かったのですがニュージーズが12.1-11.7-11.3の加速ラップで5馬身差圧勝!
ニュージーズは次の重賞で注目です!

レガレイラのスタートは良くありませんでした。

大人しく後方待機を選択。
結果的にこれがハマった。

内で③が出して行くだろうとは思いましたが、予想以上にペースは速くなりました。
600m通過35.4秒は過去最速です。

これまで最速だった35.8秒の2017年は上位3頭が最初のコーナーで10番手以下の前潰れの展開。

中山2000mは最初の600mで高低差5.3mの上り坂があるので前半が速いと先行勢が潰れます。

600m通過で外3,4列目先頭の⑤サンライズジパングと⑪ショウナンラプンタは3,7着で残っているのでスタミナありますね。

600m通過

向こう正面では⑤が⑪の後ろに付けたので⑤が有利になりました。
⑯センチュリボンドが馬群の中に入れず、一番外側で風を受ける不利。

向こう正面

3-4コーナーで失速していく馬群の中を進んで行き、4コーナー出口では安全策で大外に進路を取りました。

加速し始めてからの脚の回転の速さ!

ゴール直線で内側から外に寄れて来た⑥シンエンペラーと軽くボディータッチしてゴール。

強い勝ち方。
すでに東京で32.7秒の脚を見せているのでオークスはもちろん有力ですが、今日のレースで皐月賞も可能性ありますね。
皐月賞は差し馬場になりやすいので今日のレガレイラのように外を上手く走れる馬が有利になりやすい。

2着 △シンエンペラー

今日は好スタートから内の2番手の好位置。
楽な手ごたえで追走。
3-4コーナーで前が失速してきた時に少し詰まってしまった。
もう少し早めに仕掛けることができれば?
それとは別に早く先頭に立って気を抜いていたようにも見えるから差しに徹した方がいいか?
ゴール前ではムチに対し左側に寄れていたので疲れてもいた。
今日は外から加速してきた馬の勢いに負けたが展開次第では逆転もある。
来年に期待!

3着 次点サンライズジパング

人気なくて面白そうな馬だったからNOTEの馬券でも普段はやらないワイドの流しも入れていた。
評価はこうでした。

『キズナ産駒で母にセクレタリアートあり〇
新馬はダノンエアーズロックの勝ったレースで外3列目先行でバテ
血統的にも力のいる馬場で強い走りをしているので決め手勝負の東京よりも中山向き
JBC2歳Sでは外を先行してフォーエバーヤングの2着で3着を大きく引き離した。
フォーエバーヤングは次のGⅠを圧勝。
サンライズは前走のダートの良で凡走。
好走したダートは共にグリップのある稍重。
こういう馬は芝の方がいい。
追切もこの中間の方が速い時計を出している。
穴』

典型的なダートから芝の穴馬パターン。
ダートの良よりも重馬場での成績が良い。
そのダートでも強い相手といい競馬をしている。

この2分前後の時計の決着も向いていました。
東京だと決め手勝負で劣るので上りが35秒以上かかるレースで力を出す馬。
今日は前にやや厳しいペースで内で経済コースを走れたシンエンペラーと違い外を走ったサンライズジパングの心肺能力は素晴らしい。
皐月賞も馬場が傷んでいればいるほどこの馬に有利になるでしょう。
決め手に欠くので勝ちきれないかもしれませんが。
好走するには条件がそろわないといけないので注意が必要だが楽しみな馬。
個人的にはサウジダービーに行ってほしい。

今日のレースではゴール前で前の2頭に進路を閉ざされてブレーキ。
あれがなければもう少し前との差を縮められただろう。

4着 アドミラルシップ

今日は後方待機で内ラチ沿いを進んだ。
4コーナーで進路を探して外に向かったが内を見てから内に切り返した。
うまく周れたのは馬の小回りの上手さ。
操縦性の良い馬。
直線では不利なく走れたが決め手で少し劣った。
新馬ではスローペースだったが今日のペースで好走できたのは大きい。
これからも小回りコースで活躍できそう。

5着 ミスタージーティー

坂井騎手も4コーナーで進路を探していた。
アドミラルシップが内に行くとそれについて内に行った。
しかし前壁の時間が長く、内側のスペースに飛び込んだのは残り100m。
ゴール直前で勢いよく走りだしたが遅すぎた。
ゴール直後に3,4着の前に出ているのでレースしだいではもう少し上の着順があったかもしれない。
同じく後方待機だったルメール騎手やドイル騎手と比べて判断速度が遅かった。
3-4コーナーで3騎手とも進路どりを考えていたのですが坂井騎手は最後まで決めかねていた。

矢作調教師のコメント
「完全に騎手のミスです。それは騎乗した本人もよく分かっていると思いますが、勝ちまであったと思います。この馬の将来性は凄いものがあると思っています。追い切った後に体を減らしても、体重を戻してくるのも素質の一つです。かなり能力は高いと思います」

前走でもラスト200mで加速してからの脚が素晴らしかったが、このレベルでも通用する脚だった。
次は人気になるだろうが期待。

9着 〇ディスペランツァ

中団でしっかりと溜められたのに思ったほど伸びなかった。
直線では前に壁があったが勢いがなかった。
やはり前半はもっとゆっくりさせないといけないのかな。

12着 ▲ウインマクシマム

松岡騎手のコメント
「1コーナーでこすられ、2コーナーでぶつけられ、4コーナーで振られて、今日は競馬になりませんでした」

思った以上にペースが速くて最初のコーナーまでに行ききれなかった。
その後も2コーナーで馬群の外側をウロウロしたり、4コーナーでも大外に振られたり(泣)
ラスト200mであきらめていた。
参考外。

14着 △センチュリボンド


馬群の一番外で風を受けながらの不利。
馬群に入れず、前に馬を置けなかったのが致命的だった。
参考外。

武騎手のコメント
「まだまだ気性的に幼いところが出た感じでした」





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