2023年5月からは特に海外投資家の影響が強い株価動向

7月から株を始めて学ぶことだらけですが、少しづつまとめて行こうと思います。

8月現在株価は結構高いのですがこの現在の株価はどういう事なのか、をイメージしておかないと今後の株価の見方にも影響するので。

5月からの急激な株価の伸びについて下の記事を参考に見ていく。

5月の上昇の原動力は、第1週から第4週まで買い越した海外勢の先物買いだった。その後、先物買いは手じまいに回り、6月第2週には6625億円の売り越しと、足元の上昇局面では最大の売り越し幅となった。

これに関してなのですが、先物を手じまいした後に現物を買った海外投資家もいるみたいです。
今日(8月16日)日経ラジオを聞いていて、海外の長期筋はとりあえず先物を買ってからじっくりと日本企業を調べて、その後に納得してから現物を買ったケースがあるとおっしゃってた。

海外の機関投資家の動向に続いて「低PBR(株価純資産倍率)改善ブーム」「バフェットブーム」などに乗じたツーリスト投資家が現物買いに走った。
8月に入っての株価の下落傾向には『低PBR改善が全然すすまないじゃないか!』と憤慨したツーリスト投資家の売りあるようだ。

PBRなんてそんな短期に改善するものではないが、我慢がきかなくて流行に流されやすいツーリスト投資家には『理論的お話』を聞く耳も頭もないので簡単に売られる。
8月の売られている銘柄を見れば海外株主比率が高い銘柄が多い。

今後もこの流れが続くとすれば5月以降にツーリスト投資家により『水増し』された株価は下がっていくだろう。

すでに長期的に見れば悪くない決算でも様々な原因で前期比、前年比でマイナスになった銘柄は大きく下げている。
そこまで下げるか?と思うほど下げているのは、魔法がとけたようなものか。
それらの銘柄が7月の株価に戻るのは中期的には難しいかもしれない。
次の決算で戻るのは実質的な株価までだろう。

2023年4月の株価からコロナ以降にまわり始めた経済の影響を考えても実質的な日経平均株価は27000~29000円辺りが妥当ではないか?

中国の経済がデフレに向かい始めたのも日本にとってマイナスとプラスの両面がある。
株価にはマイナスの方が大きそうだが。

アメリカは慎重にソフトランディングさせようとしているが、国内での高級品の売り上げがよろしくない。
できれば楽観的な観測を後押しするデータが欲しいのだがなかなか微妙な数字ばかりでやきもきしている印象。
様子見というのが一番しっくりくる。

欧州の経済も良くないので近い内にウクライナ紛争を終わらせる動きもあるんじゃないかな。
新開発の武器の実地試験もできたしエネルギー関連での見通しも『ある程度』『当面』立ったので解決に向けてもおかしくない。

12月にはどんな世界だろうか?
予想もつかないよね!






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