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天皇賞・春 2024 気になる馬達

マイラーズカップはケアレスミスで失敗><
私にしては珍しく1,2番人気を◎〇にするくらい堅そうだったのに3着を外してしまった。
『穴は前走1600m以外の馬』なのだから前走1600m以外の5頭から相手を選べば良かったのか。
さらに京都はプリンスリーギフト系。
去年スワンSで10人気ウイングレイテストを〇にしたのも母父プリンスリーギフト系だったのも大きい。
去年キタサンブラック産駒のガイアフォースが2着だったのだからキタサンブラック産駒の二ホンピロキーフをなぜ選べなかったのか…
追切時計良いし、走りも良く見えたのに…バカじゃん…


京都の下り坂はプリンスリーギフト

天皇賞・春もプリンスリーギフト系を持っている馬に注目です。
連覇した2頭、キタサンブラックは母父プリンスリーギフト系、フィエールマンは母母父プリンスリーギフト系。
フェノーメノ、ゴールドシップ、レインボーラインなどのステイゴールド産駒も父ステイゴールド内にプリンスリーギフトあり。

スマートファントム 母母父プリンスリーギフト系
ドゥレッツァ    母内にラインゴールド(フィエールマンもラインゴールド持ち)

ゴルシ産駒   ウインエアフォルク、プリュムドール、メイショウブレゲ
オルフェ産駒  シルヴァーソニック、メロディーレーン

有馬記念の出走馬中の上位馬

2023年
有馬2着ボルドグフ―シュはレース後に右前肢の腱周辺炎を発症。
7着ジャスティンパレスが1着、8着ディープボンドが2着、9着タイトルホルダーは競走中止

2022年
有馬2着ディープボンドは2着、5着タイトルホルダーは1着。

2021年
有馬5着同着のワールドプレミアが1着、カレンブーケドールが3着

2020年
有馬4着フィエールマンが1着、5着キセキは6着

今年は
タスティエーラ 有馬6着

リピーター

京都の3200mというユニークなレースなのでリピーターが活躍する。
ディープボンド   去年2着
シルヴァーソニック 去年3着

前走で大きく負けた馬は少ない。
シュヴァルグランは2走前の有馬記念で3着
カレンミロティックも2走前JCで15着だが0.6秒差
前2走続けて1秒以上負けた馬の巻き返しは難しい
ディープボンド(1.5秒、1.3秒)

評価

ドゥレッツァの1着は堅そう
2着争いも実績馬中心
リピーター2頭の近走が良くないが果たして?

1着
ドゥレッツァ

2着候補
サリエラ
チャックネイト
テーオーロイヤル

3着候補
タスティエーラ
マテンロウレオ


スマートファントム

3000m以上は得意だが掲示板までか
ブローザホーン
プリュムドール
ワープスピード

悩むリピーター
ディープボンド
シルヴァーソニック

馬達

ドゥレッツァ
京都の菊花賞の1着馬は翌年の春天は走らない馬もいるが出走した3頭は全て馬券になっている。
キタサンブラック 1着
サトノダイヤモンド3着
フィエールマン  1着
金鯱賞でプログノーシスに5馬身差負けは優秀。
ドゥレッツァはフィエールマンに似たタイプ。
フィエールマンも菊花賞の前は『首が太く、たてがみの付け根が盛り上がった短・中距離体形』と某新聞紙。
そして去年の菊花賞ではドゥレッツァを推したやーしゅん氏でさえも
『本質的には2000~2400m位が合っている体型で、ステイヤーといったイメージではない』
菊花賞のドゥレッツァも道中で燃費のいい走りをしながらも先頭を走ってしまうくらいスピードを出せた。
上り1位なので他の馬との比較でも残り600m時点でのスタミナは十分に残っていました。
道中で力まずにリラックスしながら走れているので長距離でも問題ない。
金鯱賞は、QEⅡで2着、秋天で3着する実力馬のプログノーシスが内で有利な競馬をしたのに対してドゥレッツァはやや後方から直線で外に移動してから追い出した。
ヨーホーレイクを捕らえただけで十分です。
いかにも無理させずに春天に出走させるのが目的だったレース。
何もなければ勝つ。

テーオーロイヤル
リオンディーズxマンカフェ
阪神の春天で3着。
2500m以下だと他の馬が後半にスタミナ残っていて決め手に負ける。
3000m以上になった時にはスタミナ豊富なこの馬が決め手優位になる。阪神と東京のパフォーマンスが良く中山でほんの少し劣るのが気になる。
今回も出走馬の中で長距離路線を進んできた中では1番。
大阪杯で東京のGⅠ好走馬が活躍するように阪神と東京の両方で活躍する馬が多い。
中長距離になった時に中山と京都で共通するのが道中にある高低差5.3mと4mの丘。
上るのも下るのもそれぞれ苦手な馬がいる。
気にしてはいけないんだろうがステイヤーズSの2着をどうとるか。
上り1位だし、ゴール前も元気に走っていたから逃げ馬に対して道中の位置取りが後ろ過ぎただけだとは思う。
サリエラとどっちを上にするかが問題。

サリエラ
ディープインパクトxサロミナ
先週のマイラーズCではドイツ系の血に注目し、母父にドイツ系の血を持つセリフォスが2着。
今週のドイツ血統はサリエラです。
しかし、春天でドイツ系を持つ馬が馬券になったのは見当たらない。
忘れよう。
京都はエリ女で6着だが0.3差で上がり1位
エリ女は道中で内ラチ沿いを走った馬が1~3着。
それに対して道中も外で直線で大外を周っていたサリエラの不利は大きい。
ダイヤモンドSではテーオーロイヤルにマークされるようなレースで首差負け。
斤量差は当時の3キロから2キロになるのはややマイナス。
京都適性の差と武豊騎手でサリエラの方が少し有利か?
国枝調教師のコメント
『正直なところ、長距離輸送を考えると、サリエラに関してはちょっと心もとない部分がある。初めてチークをつけた影響があったのかもしれない。ただ、道中で力んで走りながら、テーオーロイヤルとクビ差なら十分でしょう。ちょっと歯車がかみ合わない時期があったけど、ここへ来て良くなってきたから、やっぱり成長力がある血統と思っていいんじゃないかな。まだ超一流とまではいっていないけど、現状でも重賞を勝てるレベルにあると思っている。』

タスティエーラ
サトノクラウンxマンカフェ
ドゥレッツァを逆転するのは難しい。
有馬記念は直線で不利があり6着はOK
問題は大阪杯。
内で先行してあんな風に負ける馬ではないので驚いた。
堀調教師のコメント
「ハッキリとは分かりませんが、輸送後のカイ食いが悪く、前日の朝夕ともに8割は残していました。
(今回は)工夫して臨むつもりです」
ハッキリ言ってわからない。
皐月賞と菊花賞が2着で有馬記念は出走馬で再先着。
データからは買わなければいけないしモレイラ騎手なので△を付ける。

ブローザホーン
エピファネイアxデュランダル
京都の2400mGⅡ勝ちで阪神大賞典ではワープスピードとタイム差なし
日経新春杯は着差以上の強さ。
特にゴール後の差のつき方を見ると長距離はプラス材料。
阪神大賞典はテーオーロイヤルに完敗。
この差を競馬場の適性で覆せるかどうか?
消耗戦になった時の3着候補の一頭。

マテンロウレオ
ハーツクライxブライアンズタイム
今回一番期待している穴馬。
去年の春天では状態の良かった3着シルヴァーソニックには0.3差
外枠から最初の3-4コーナーでは外を走ったが、スタンド前で内に持って行った。
向こう正面の残り1000m手前から上がって行ってしまったのでゴール前で失速した。
特に3,4着馬は仕掛けを待ってからだったので展開次第で逆転できる。
つまり去年の春天で妄想的に3着の可能性があった馬。
妄想的リピーターとして取り扱う。
なんだかんだGⅠ掲示板実績というのは大きい。
2走前は決め手に欠く負け方をして前走はその敗因をふまえて先頭に立ったがゴール前で抜かれた。
リピーター(妄想含む)の中で近走の成績が良いのはこの馬。
内枠を取れればプラス。
ただ、今回はこれといった逃げ馬がいないので横山父騎手が色気を持って積極的な競馬をしてしまうと去年の再現になってしまう。
内枠からすんなりと5、6番手の位置取りができて4コーナーまで我慢できればチャンスある。

スマートファントム
ハービンジャーxディープインパクト
プリンスリーギフトを持っていて魅力的ではあるが、ハービンジャー産駒は3000m以上のレースで弱い。
条件戦ではあるが上り1位率も高く距離が延びても対応できそうではある。
神戸新聞杯でも上がり1位は評価したい。
最後方から内ラチ沿いを走りスタミナを温存できたのはあるが、狭い所を走っていてムチ使っていない。
ゴール後の走りからも余裕があった。
今回も気楽に後半勝負できるので展開次第では面白い馬。
2走前の走りをみても直線で先頭に立つと気を抜くタイプかも知れない。
サヴォーナを買うならこっちを買う。

チャックネイト
ハーツクライxロベルト系
初勝利が2600mというのが長距離適性たかそう。
アル共ではテーオーロイヤルに先着。
AJCCでは不良馬場で外有利とはいえ外3列目先頭で勝ち。
4コーナーで離されそうになりながらゴール前で他の馬が失速すると粘り込んで勝ってしまった。
これはスタミナある。
条件戦でも強い馬達と戦っているし、ボッケリーニにしっかり先着できたのは層の薄いGⅠなら上位候補。

シルヴァーソニック
去年の3着。
フォトパドックで去年と比べるとトモの筋肉が少し薄い。
胴体のしまりも去年ほどではないように見える。
白っぽい馬体で見分けづらいんですけどね。
リピーターなんだけどないかなー。
過去の穴馬でもカレンミロティックの例があるから切れないんよね。
ただ、カレンは前走阪神大賞典で1.1秒差。
2.2秒差はないか。


プリュムドール
ゴールドシップXフレンチデピュティXカーリアン系
万葉Sは4コーナーで大外を周ってのモノ
テーオーロイヤルが1,2着する時の3着候補その1。

ワープスピード
ドレフォンxディープインパクト
古都Sを勝った時は驚いたが、その後はテーオーロイヤルに完敗続き。
テーオーロイヤルが1,2着する時の3着候補その2。





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