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阪神JF 2023年 アスコリピチェーノおめでとうございます!


1分32秒6はレースレコード

レースラップ
12.4 - 10.7 - 11.3 - 12.0 - 11.8 - 11.3 - 11.4 - 11.7

レシステンシアがハイペース(800m通過45.5秒)でぶっちぎった2019年の1分32秒7がこれまでのレコード。
今年は800m通過46.4秒で上位3頭が1分32秒台。
クッション値は9.1と高くなかった。

時計が全てではないのですが、ここ3年位の2歳馬の馬体を比べると明らかにトモの筋肉が発達した馬が増えている。
去年も阪神JFのフォトパドックで驚いたし、今年もいいトモを持つ馬が多かった。
育成面で何かしら変化があったと思うし、今年の好タイムもある意味必然か。
この世代のレベルも期待できそうだ。

1着 〇アスコリピチェーノ

馬券は〇▲△で的中。
的中なんだけど…△シカゴスティング(12人気)の逃げ粘りに夢をみました…

アスコリピチェーノはこの2歳12月時点での完成度の高さで勝った。
馬体写真が良くみえたし、新潟2歳Sで外で風を受けながら走り勝ってしまったのを大きく評価。
馬群の外側で風を受けながら走るのは大きな不利でその不利を覆して勝つのは強い証。
そして枠もレースしやすそうないい枠。

スタート良く真っすぐに走って馬群の中。
窮屈になって馬が嫌がる場面もありましたが3コーナーを周る頃には落ち着いた。
枠のおかげで簡単に絶好のポジション。
直線に入ってバラければ簡単に抜け出せるポジション。
馬群の中でしっかりと脚を溜められたので最後まで頑張れました。

今日は大きな不利なくこの馬にとって有利な競馬ができて勝ちましたが、それも能力があっての事。
来年は他の馬が成長してくるのでどうなるかわかりません。
さぁ、来年は何頭がこの馬を超えることができるかな?

2着 ▲ステレンボッシュ

赤松賞の1分33秒台は過去に1回だけでその時は1着ナミュール、2着パーソナルハイ、3着スターズオンアース。
さらにその日のメンバーレベルの高かった3勝クラスのタイムを上回った。
3勝クラスが超スローだったとはいえ価値のある時計。
その通りのパフォーマンスを見せてくれました。
ただ、この馬は写真で見ても胴が長いオークス向き。
来年の春に大きな期待が持てる今日の2着です。

スタート右に寄れて⑤スプリングノヴァに大きな迷惑をかける
⑦アスコリピチェーノの後ろにつけた。
3コーナーで⑦の外に行こうとしたが⑭サフィラが邪魔で動けず。
そのまま⑦の後ろについて行って直線の残り200mを切ってから内に出して抜きにかかった。
ルメール騎手の計算通りか?と思われたが抜いたのはゴール板を過ぎてからだった。

勝ち馬をマークする競馬になり、勝っていてもおかしくなかった。
オークスに期待。

3着 △コラソンビート

昨日は切るかどうか最後まで悩みました。
馬体はまだ幼いし、後ろの飛節長いからスタートはそれほど速くないし、騎手の今年の阪神成績【0-1-6-25/32】良くないし…
でも追切の動きが良くて残しました。
ふぅ、危なかった…

今日もスタートは速くなかったがすぐにスピードに乗って3コーナーまでに⑦の前を確保。
非常に活気があって走る事に意欲的な馬。
こういう馬は買わないといけないと追切を見て思いました。

外3列目の2番手で折り合い直線に入って外に出して視界良好。
頑張ったが3着。
上位2頭とは走行距離の差でしょう。
大きな力の差はない。

この馬は来年になったら馬体に大きな変化があるかもしれないので楽しみにしている。

4着 △サフィラ

外の列で⑥の外側。
直線に入り外に出して追い込むも少し離された4着。
サフィラは現時点での完成度低いのでこんなもの。
むしろよくやっている。
姉達よりも仕上がり早いのか能力高いのか、来年のオークスには間に合うかもしれない。
追切で好時計が出ていたので選んだが現時点では足りなかった。
来年が楽しみ。

5着 △シカゴスティング

惜しかったー!!!!!
未勝利で負かしたバウンシーステップがつわぶき賞で強い勝ち方したので選んだ。
あとは、父ロゴタイプが一昨年のラブリイユアアイズで2着していたし、追切も坂路とウッドでいい時計を出していた。
前走のファンタジーSが超ハイペースだったのであのレースの出走馬が(カルチャーデイなど)先頭に立つかもしれないとは思いましたがシカゴスティングが先頭に。

鮫島騎手のコメント
「テンションが課題の馬です。その分距離延長はテンションを考えたらプラスには働きませんが、操縦性でカバーできないかと考えていました。レース前のテンションから、前走のように我慢して末を伸ばすイメージは湧きませんでした。今日は我慢させずに、という競馬でした。一発あるならこういう競馬と思っていました。現状の力は出してくれたと思います」

ペースは少し速いかな?くらい。
能力の高さを見せた。
他の馬のペース次第で馬群の中でも競馬できるので、この馬が活躍するには速い逃げ馬が必要。
これで人気してしまうだろうが短距離路線でも期待。

6着 ルシフェル

ムルザバエフ騎手のコメント
「距離がマイルだったので、その分脚の溜まりが本来のものではありませんでした。でも前よりは気性面で成長したところを見せてくれているので、距離が欲しかったですね。直線も良いところに来ています」

今日は外が不利だろうと予想したのである意味予想通り。
直線でもジグザグに走ってしまい少しロスがあったが良く走っている。
来年に距離延長と共に巻き返す。

7着 スウィープフィート

スタートで伸びあがってしまった。
後ろからでその後もちょっと制御できていなかった。
残り1000mから外を上がって行く強引な競馬。
馬には大きな負担になったが7着。
これはスゴイ。
非常に良いパフォーマンスを見せてくれた。
次のレースでの巻き返しは必至で絶対に買い。
次のレースが楽しみ。

10着 ◎キャットファイト

好スタート。
1列目の4番手で⑥の内側はスタートが良かったのに後ろのポジション。
直線に入って⑥と並んで追い込み始めたが残り200mでついていけなくなった。
うーーーん、ちょっと良くわからない。
アメリカのダート血統だからスピードは前半から持続させてこその馬なんよね。
距離に不安はあるかもしれないが、好スタートしたらそのまま行かせるべきじゃなかったかなー?
サンデー系の溜めて良さが出る馬じゃないからね。
騎手のやりたい事と馬の適性があってなかったんじゃないかな?
こういう馬は佐々木騎手で見てみたい。





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