英チャンピオンS 3歳勢に期待

重馬場で行われるし最近の成績も悪くないので去年の1、2着馬は去年並みに力を出せる。
問題は他の出走馬がこの2頭に先着できるかどうか。

先行するのは、マジカル、サーペンタイン、サンドナート。
先行勢の後ろにジャパン、ミシュリフ、アデイーブ。
中団の後ろにエクストライルーシヴ、ロードノース、デザートエンカンター。
後方から、スカレッティ、パイルドライバー。
ペースは平均からやや遅いくらいか。

願望

1.ミシュリフ
2.サーペンタイン
3.マジカル
4.パイルドライバー
5.スカレッティ
6.アデイーブ

ミシュリフが1着に一番近い。
マジカルは崩れないので3着以内は固い。サーペンタインもしぶといので前で粘れるし凱旋門賞に合わせて調子を上げてきていただろうからここは狙うべき。

この3頭にあとはどの馬が食い込めるか。
私の今年のMVP馬パイルドライバーは外せない。
重馬場がちょっと不安であるが、十分儲けさせていただいたのでパイルドライバー1着の馬券を買う。
どちらかと言えば米、日、香港、ドバイの馬場に向いていそうなので是非海外遠征してほしい。
重馬場得意なスカレッティも抑えたい。

7(1)Skalleti
8月のドーヴィルの不良馬場でソットサスに勝った。
ソットサスよりも2.8キロ軽かったのもあるが、重馬場が得意そうな走りをしている。
この馬は父がグレイソヴリン系で平坦が得意そうではある。

4(2)Japan 好位
らしくない走りが続いている。
斤量に敏感なのかもしれない。
前走は先行したが、この馬は貯めてこそ良さが出る。
厳しい

3(3)Extra Elusive 差し
去年の10月に玉無し処置し復帰にしばらくかかった。
いかにもダンチヒ系という前脚の使い方。
競走馬は左右どちらかの脚を先に動かし始めて、残った方が後から前に行くのだけど、ダンチヒ系の中にはその左右の差がかなり小さいものがいる。
猫が飛び跳ねるように走る時の前脚の使い方に似ているので密かに『ニャ~ん走り』と呼んでいる。
こういう走りをする馬は重もイケる。
前走は良馬場の瞬発力勝負で負けた。
重馬場のここは穴馬的存在。

10(4)Pyledriver 差し/追い込み
父ハーバーウォッチの産駒は香港のマイルG1でビューティージェネレーションにも勝ったワイククが有名でこの子も追い込みタイプ。
母父ルアーヴルもデゼルの母アヴニールセルタンが代表産駒で追い込み馬。
ヨークで快勝したようにどちらかと言えば平坦向きではあるが、ダービー前のアスコットのGⅡも勝っているように坂もこなせる。
前走のセントレジャーは距離が長かったのと上位2頭に比べて仕掛けがワンテンポ早すぎた。
どちらかといえば高速馬場タイプなんだよな。
その点では重馬場はあまり良いとはいえないのだが、今回は2000mで距離短縮なので重馬場で消耗するとしても大丈夫ではないかと期待。
英愛の3歳ではトップクラスだと思うのでなんとかがんばってほしい。

11(5)Serpentine 先行
パリ大賞典は先行勢に厳しい流れで良く粘っていた。
坂のあるコースも得意だし、重馬場もこなせそう。
良馬場だったら2000mはキレ負けしていたかもしれないが、時計のかかる馬場になったことでこの馬にもチャンスがでてきた。
4着くらいか。

8(6)マジカル Magical 先行
18年は重馬場の2400mのフィリーズ&メアを勝ち、19年は悪天候でインナーコースの重馬場2000mのチャンピオンSを勝った。
アスコットの重馬場は大得意。
19年の6月にアスコットの重馬場で2着に負けているけど相手は強豪クリスタルオーシャン。
今年も4戦してすべてレイティング120以上。
平坦ヨークではガイヤースに負けたが最後が上りのレパーズタウンでは逆転した。
坂があるコースの方が得意で重馬場も得意。
去年の凱旋門賞は5着だけどあれは超ハイペースでガイヤースをマークした結果。参考外。
ここ2年はエネイブルとクリスタルオーシャンにしか負けていない!!!
ここも当然勝ち負けだけど、なんとか3歳勢に一矢報いてほしい。

6(7)Lord North 差し
去年の英チャンピオンズデイのハンディキャップマイルの2着。
重馬場はこなせる。
今年に入って同じコースの良馬場で行われたPOWでアデイーブに勝った。
ヨークのインターナショナルでは平坦でガイヤースのスピードに負けたがマジカルとの差は1と1/4馬身差、しかも落鉄。仕掛のタイミングにも疑問。
Addeybb以上Magical以下といったところか。

2(8)Desert Encounter 差し/追い込み
スタートは良くない。
瞬発力タイプ。
2走前にExtra Elusiveに先着している
前走は重馬場でそれなりに走っているが良の方がいい。

9(9)Mishriff
今年の仏ダービー馬。
同日の仏オークスが2:5.46に対して仏ダービーが2:4.01。
仏オークスが1100m通過1:6.17で上がり3ハロン34.82
仏ダービーは1100m通過1:4.73で上がり3ハロン35.11
この仏ダービーのタイムは優秀だ。
馬場状態を考えれば去年のソットサスと遜色はない。
しかもMishriffは直線でなかなか前が開かずに苦労しての結果だ。
前が空いてからの脚は素晴らしかった。
今年の仏オークス組は他のレースでも結果を出していて強いのでそれと比較すれば仏ダービー組も強いはずだ。
実際に仏ダービーで出遅れて追走に無駄足をつかって11着と凡退したゴールドトリップはパリ大賞典3着で凱旋門賞4着と好走している。
それ以外のメンツは勝ったり負けたりと不安定な結果を残しているのが不安材料ではあるが。
道中は首の位置が非常に低くてそれでいて膝上げるので口と脚がくっつきそうなくらい。スパートすると首が少し上がりより大きなフォームになる。
賢い馬。
坂のあるコースもこなしているが平坦の方が得意かもしれない。
それでもフランス3歳No.1として古馬勢に先着してほしい。

6(10)San Donato
去年の仏2000ギニー3着馬だがその後1年休養。
1年ぶりのアスコットでのマイルは強いMohaatherにこそ離されたが2着。
次のサセックスSは仕掛けが早すぎたのか先頭を伺う位置まで追い上げながら最後に失速して6着。
ちょっと足りない。

1(11)Addeybb 好位
去年の2着馬。
重馬場がたいそう上手い。さすがピヴォタルの子。
順調に来ているし去年並みのパフォーマンスは出せる。
しかし今年は去年よりもメンバーが揃っているので少し厳しいか。

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