スプリンターズS 2023年 ママコチャおめでとうございます!


日曜日の馬場

クッション値は8.8。
土曜に水はまかなかったのに土曜の9.0よりも下がった。
日曜の馬場は去年とは少し違い、内外に大きな差はなかった。
全体的に時計はやや遅め。
このやや遅めがポイントだった。
発表は良だが稍重で考えればよかった。
7レースでホウオウサンデーが上がり1位で追い込んで勝っているが、9月23日の重馬場でも上がり1位で追い込み勝ちを決めた馬。
ただの瞬発力ではなく、速さに力強さが必要な馬場であった。

以下にラップタイムから私なりの考察を書くけど、人によって様々な解釈があっていい。
先行馬が多く残ったのだから前有利?
そうかもしれない。
重要なのは自分自身の中で納得する理由を作り上げる事
それが自分の中での基準になるし今後にも活かせる…はず。

…と、馬券下手が偉そうにごめんなさい。

『枠と追切から買いたい6頭
ナムラクレア
ママコチャ
ウインマーベル
マッドクール
テイエムスパーダ
アグリ』
ここから切った2頭の内1頭が2着><

何と言う…馬券下手

Netkeibaの「俺プロ」でサマーカップが10月1日で終わりましたが100位に入れず><
1位は回収率421%って…上は遠い

実際に購入した馬券はもっと回収率低いし…
点数を絞り過ぎて大物を逃しているのが多すぎ。
マインドセットを少し変えないといけないですね。

秋冬に少しでも上に行けるように!

スプリンターズS

3コーナー

勝ち時計1分8秒0
11.7 - 10.4 - 11.2 - 11.2 - 11.2 - 12.3
前後半33.3-34.7(-1.4)

前後半で見ればいわゆる『ハイペース』にカテゴライズされるのだが、『前半が下りで速くなりやすく、後半に上り坂があり遅くなりやすい』コース形態を考えれば前半が速くなるのがデフォルトのコース。

今年のー1.4秒は平均の範囲内と考える。

ただ、ラスト1ハロンで1.2秒も失速している。
これは2018年の11.5-12.5の1.0秒失速以上で過去10年で最大の失速。
その2018年は稍重で先行馬が2,3着で好位差しが1着で今年と似たような決着。

つまり今年は良だがクッション値8.8で稍重と似たような時計のかかる馬場で速い上がりが殺された。

血統的に欧州的だと切ったマッドクールが好走したのも少し時計がかかる馬場だったからだ。

1着 〇ママコチャ

好スタートで他の先行勢と比べても良いスタート。
内過ぎないように真っすぐ走らせたが、
最初のコーナーで前に壁を作れず外で浮いてしまった。
この場面での位置取り争いはナムラクレアの勝ち。

前に壁を作れなかったので前に行ってしまったママコチャ。
外4列目の先頭から押し切った事になる。
これは見た目以上に強かった。
もしくは相手が弱かった。
最後に1.2秒失速しているように外を風よけなしに周ってママコチャはバテていた。
それでも差されなかったのはママコチャが強いのか他が弱いのか…

ゴール前ではみんなしんどそうに走っているよね。
かなりタフな馬場だったんよ。
ママコチャは1400~1600mで頑張ってきた経験が最後の粘りに出たね。

池江調教師のコメント
『姉のソダシのイメージがあって、主に1400、1600mを使ってきましたが、1200mを早くに使っていれば、とうに重賞は勝っていたと思います。そして、マイルで我慢させた経験が今回に生きたと思います。そういう面では松山騎手に感謝しています。この馬は、スピードの持続性があり、頭の良い馬です。今後はオーナーと相談しますが、1200mだけでなく1400mも選択肢の一つに考えたいと思います』

2着 マッドクール

好スタートで内ラチ沿いを取りに行った。
内ラチ沿いで逃げ馬の後ろという去年のジャンダルムのポジション。
勝ちポジ。
好スタートからこのポジションを積極的に取りに行った坂井騎手の好判断、というか最初からねらっていたな!
やるな坂井騎手!
4コーナー出すのもスムーズでロスの無い競馬をしたが届かず。
力的には外を風を受けて走ったママコチャの方が上。
騎手の好判断で力の差を埋めた。
そして、欧州系の血統もこのタフな馬場で良かった。

3着 ◎ナムラクレア

浜中さん慌てすぎ…
浜中騎手は何も考えずに競馬できる時に結果を出せる。
考えて色々やろうとするとだいたい裏目に出る。

今回も普通に②の後についていってマッドクールが来たらその後ろで良かったんじゃね?
インで前壁になるのを恐れたのかな?
いや、私の考えでは最初からママコチャを意識していましたね。
スタートして浜中騎手はチラッと左を見ているのですがあれはママコチャの位置を確認していますね。
だから少し外によってママコチャに有利な位置を取らせないようにした。
それが本当ならママコチャを外に追い出すのに成功したし、最初のコーナーでモズメイメイの後ろを取れたのは良かったよ。

しかし、ママコチャが前に出る時に後ろについて行きたかったのにメイケイエールが邪魔でできなかった><
あの600~400m区間でのロスが全て。
策士浜中騎手敗れる!
よくある勝負レースで弱い浜中騎手でした。

4着 ジャスパークローネ

②テイエムスパーダのスタートは悪くなかったがジャスパークローネが速かった。
これだけ枠の差があってもあっさりと先頭を取れた。
前半33.3秒と普通の良馬場だとしたらやや遅い時計で前半を走れたのは大きい。
この馬の競馬はできた。
夏との違いはGⅠというレベル。

5着 メイケイエール

スタートから迷惑をかけずにレースできたのがスゴイ。
ママコチャのさらに外を周ってしまうのはしょうがないが大きなロスがありながら5着はスゴイ!
600~400m区間で浜中ナムラクレアを閉じ込めたのがスゴイ。
ママコチャ視点でいえばナイスアシスト でスゴイ!
メイケイエールはスゴイ!

池添騎手のコメント
「スタートは上に出る形であまり良くありませんでしたが、二の脚で乗っていくことができました。道中の折り合いも許容範囲でしたが、
3コーナー過ぎに3着馬がぶつかってきそうになったので、そこで余分な力を使ってしまいました。
そこがもったいなかったです。これまでは、自分から競馬を止めようとしていましたが、今日はストライドも大きく伸ばして、よく詰めてくれました」

6着 ▲ウインマーベル

スタートで少し遅れてしまった。
内ラチ沿いを上がって行けたのは良かった。
しかし、内でマクリをやったような感じで道中に脚を使ってしまい、最後に差す脚が残っていなかった。

7着 △アグリ

ちょーっとポジションが後ろ過ぎましたね。
今日は積極的に行くべきでしたね。

10着 △キミワクイーン

同じく後ろ過ぎ。
しかも直線で超大外までどんだけ距離ロスしてんだよと。
ただ、脚の回転の速さはさすがでした。
以前は先行もしていたし、ここまで下げたのはなんでかな?
これでさらに人気を下げれば次はうれしい。






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