マイラーズカップ シュネルマイスターおめでとう! レースの感想

トラッキング映像


すでに京都は高速馬場

昨日の2勝クラス1600mで1分32秒4が出ていたし、言われていたよりも速いなと皆さん思ったでしょう。
そして今朝発表されたクッション値9.5!
昨日の9.1から9.5にUP!
あっさりと京都高速馬場のできあがり!

レースで踏まれていく内に路盤が硬くなっていくだろうとは予想されていましたが、所要日数わずか一日!

水はけも良さそうですよね。

勝ち時計1分31秒5

レースラップ
12.3 - 10.7 - 11.4 - 11.7 - 11.3 - 11.1 - 11.5 - 11.5
3コーナーの上り坂ではゆっくりになりましたが下り坂の勢いそのままに800mの高速持続力勝負。

馬場が軽いので大きくは失速しませんがそれでも先行馬には少し厳しい展開でしたね。

京都の下り坂は日本では一番急な下り坂。
そして馬は急な下り坂でスピードを抑えるのが苦手だったりします。
それをどうにかするのが騎手の技術なのですがしばらく京都でレースがなかったのでその技術がサビついているみたいです。

この開催で京都の下りをうまくコントロールできる騎手を見つけるのもおもしろそうですね。

位置取り

1着 ◎シュネルマイスター


ルメール騎手は10レースのアオイシンゴで外の差しを経験していました。
馬場は内外ではフラットで外を走るデメリットは走行距離くらい。
それも前にしっかりと風除けを作ればスタミナの消耗を抑えられるので問題なくなる。
この位置取りの上手さと前に壁を作る意識の高さがルメール騎手を日本でトップ騎手にしている。
不利なく強い馬が普通に勝った。

2着 ガイアフォース

キタサンブラック産駒は京都得意だと予想しましたが、無印にしたのは内枠で窮屈な競馬になるんじゃないかという懸念。
ジャスティンスカイが内で見事に閉じ込められて後退していきましたが、似たような状況になってもおかしくはなかった。
⑨ザイツィンガーが下がってくれたおかげでやや外に出せた。
それでも3-4コーナーでエアロロノアに蓋をされてちょっと居心地悪そうに顔を振っている。
直線ではうまくソウルラッシュの外に出せたのが良かった。
あとは遮るものもなく走ったが勝ち馬にしてやられた。
長くいい脚を使えるがシュネルマイスターの溜めた末脚に劣った。
マイルの時計勝負で十分に戦えることを示したし、東京競馬場も長い直線なので力を発揮できる。

3着 △ソウルラッシュ

『枠的に外で浮いてしまいそう』という心配通り、外で最も長い距離を風よけもなく走ってしまった。
大きな不利。
以前にも言ったけど、松山騎手はダート的な騎乗をする騎手で前に馬を置く意識が低い。
外枠でこうなる確率の高い騎手。
今回は他の上位馬に比べて道中でスタミナを消耗していたのでゴール前にエネルギー切れで少し劣ってしまった。
安田記念では5,6枠でうまく前に壁を作りながらレースできれば逆転の可能性あり。

〇エアロロノアはソウルラッシュの後ろに置こうとしていたが更に外に出てしまい、スタミナ切れ。
外で風除けなしは辛い。

4着 シャイニーロック

ビックリ。
この馬の血統は頭の片隅に置いておく。
京都が得意な要素があるはず。

5着 ▲マテンロウオリオン君

いやもう、いい位置取りで勝てるかと思いましたよ!
4コーナーまでは。
進路探して内が開いたのが残り200mを切ってから。
懸命に追い込んだけどほんの少し足りなかった。
惜しかったよオリオン君!
次はきっと運が向いて前が開けるよ!

6着ビーアストニッシドは残り200mでフラフラになっていたがさらに7着キングエルメスとも馬体がぶつかって、前も両側から狭まってさらに失速。
この2,3列目の先頭だった2頭がかなり消耗していたように展開が前の馬には厳しかった。
それでも大負けしていないのは軽い馬場で失速が少ないから。
同じ消耗度でも軽い馬場か重い馬場かで失速が違う。
シャイニーロックもゴール前で外に寄れているし厳しかった。







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