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遅きに失した感もある「お城EXPO in 姫路」道中記(その二)

今回の旅行のメイン「お城EXPO in 姫路」は9月16~18日の3日間、姫路駅から少し歩いたところにある「アクリエひめじ」内で行われました。私は最終日を選択。

お城EXPOは各地で年に5回前後行われていて(のはず)、横浜や大阪名古屋は毎年やっているのかな?(横浜でのお城EXPOは2016年から今年で8年目の開催)いずれにしろ数年前から一度行ってみたかった「お城EXPO」。実は3年前ぐらいから実行に移そうと計画、その都度公共交通機関や宿の予約、チケット入手までしてたのですが、やはり立ちはだかるのは新型コロナ。日程の近づいたところで無念のキャンセルが続きました。あと仕事柄忙しい年末に近い横浜は難しい、お盆付近の開催の大阪も気付いた時は飛行機はほぼ満席、宿も無し、という事でやっと今回時期的に仕事が忙しくない姫路の開催を選択することが出来て良かったです。



前日しっかり睡眠をとり準備も万端。ホテルから歩いて会場「アクリエひめじ」へ。この日も良い天気で朝でもそれなりの気温。会場に付き開場待ちの間ももう暑い、扇子持ってて良かった。

姫路駅前からの姫路城天守。駅前から見えるのに感動


幟を見て既にワクワク。奥が会場「アクリエひめじ」


開場待ちの時間にも複数の武将が現れ楽しませてくれました


順番を守りながらの入場。早めに並べていたのでまずはグッズ販売まで慌てずに行きます。あまり潤沢な予算を用意してなかったので欲しい物だけゲット。やっぱり限定物には弱いねぇ。

買い物を済ませてゆっくり会場を歩きます。全国から参加するお城ブース、体験ものからパンフレット配布、限定御城印など、色々見られて楽しかった。ちなみに行ったことのないお城の御城印の入手は自分なりに禁じている。


会場内入口


大きな墨絵(?)素晴らしい


不覚ながらキャラ名が分からない


刀剣乱舞のブース。人気でした

お城EXPOでは展示ブースや販売だけでなく、会場内のホールを使った講演も行われます。今回は午前の石垣とその技術に関した宮武正登先生の講演、午後からの世界の城と姫路城に関した千田嘉博先生の講演。どちらも興味深く想像していた以上に面白く楽しい講演でした。


千田先生の講演後は甲冑展示室へ

この甲冑はあの武将だな、などかなりの展示数でした
よく出来ています

今回初めてお城EXPOを体験してひとつ勉強。もっと展示ブースひとつひとつを時間を掛けて回り、グッズも遠慮なく買える予算を準備しなきゃと改めて思った。また行けるようしっかり働きましょう。



この後、閉会時間より少し早く会場を離れます。何故かというと次の日の姫路城巡りの時間が限られるので、夕方に有料区画以外の場所を巡っておこうと考えました。姫路城巡りに関しては3日目(その三)でまとめようか悩みましたが、日程通りでいきましょう。

バスに乗り大手門前で降りて桜門橋を渡り三の丸跡へ。ここでお城EXPO参加者限定の御城印を入手。この日までの先着物だったので無事入手出来て安堵。

天守から南に連なる曲輪の下層「下山里曲輪」へ。ここの石垣は古く秀吉の時代で黒田官兵衛普請の石垣です。

野面積みの石垣


山里曲輪の東面の堀


腹切丸にある帯曲輪と奥の番所。算木積みの稜線

ここから本丸北面の内堀を反時計回りにグルっと回ります。北側堀の内側は木が鬱蒼としていて遺構は見ることが出来ません。堀の鯉?を見る。西の南勢隠門跡を通り南下します。


西ノ丸西南のワの櫓と渡櫓。石垣の連なりも美しい


三ノ丸南西隅、れの櫓跡から南面の石垣。奥に桜門橋

好古園の前を西に歩き、市之橋門跡を見てこの日の姫路城巡りは終了。再びバスに乗りホテルに帰る。一日暑い中汗をかきながらの歩き、しかしさすがの姫路城見どころが沢山あり素晴らしい。


ホテルで休んだ後に晩御飯。こういった遠征には出来ればその地のお酒を味わいたいところ。近くの鶴亀八番姫路店さんに入り美味しい料理とお酒を頂きました。

明石焼風出汁巻きと小海老のから揚げ
ポテトサラダと揚げ出し豆腐
龍力と奥播磨を呑む

以上2日目(その二)は終了。3日目再び姫路城へ(その三)


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