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日本の水族館の在り方

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日本の水族館は30年に1度の建て替え期を迎えている。過去30年は大水槽の時代であり、これからは環境負荷の小さい小型水槽で生態展示を進めるのが欧米の流れである。日本の水族館は何が必…
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2020年1月の記事一覧

「いま考える、イルカと水族館」

神戸市が決めた須磨海浜水族園の再整備で、60年続いた教育施設がシャチを主役としたリゾートのシーワールドになります。 欧米だけでなくアジア圏でも鯨類のショーを取りやめる声明(英語)が出る中で、日本の水族関係者がどう考えているのかを見てみましょう。   【参考資料】  公益財団法人 日本博物館協会発行 博物館研究 2018年11月号  特集「いま考える、イルカと水族館」   目次 巻頭エッセイ シャチのショーを見ながら考える  中村玄 東京海洋大学 イルカのいる水族館が直