運と運

お疲れい～
みんな運って信じてる？
私は割と信じてる

----------

自分は結構運が良い方というか、幸運と不運の境界線がちょっと太めに設定されてて、その太い境界線の中で若干幸運寄りに振られてるってイメージやわ

だから「今日運が無い日やな」ってのはマジで割とすぐに分かる

小さな不幸が一気に押し寄せてくる日がある

まぁそれが2日前やってんけど

----------

6/11

仕事中、先日購入したニラが自宅の冷蔵庫で限界を迎えつつあると思いだした為、仕事帰りにスーパーで鶏肝でも買ってレバニラを作り、Netflixで公開されたスラムダンクでも見ようと決意する


しかしその日に限って残業となり、スーパーにたどり着いた頃には鶏肝が無くなっていた


そこで諦めても良かったんやけど、諦めたらそこで試合終了ですし、俺は諦めの悪い男なのですぐに別のスーパーに向かう


しかしその店でも鶏肝が売り切れてた
よりによって今日は鶏肝が安売りされとったらしい
ゴルゴが吉野家に行ってブチギレするフラッシュが頭をよぎる

聞いてくれ>>1よ

まぁ腹立ててもしゃあないしな、と思いつつ、今日はもうパスタでも食うかと思い適当に買い物を済ませた

帰宅して、駐輪に手こずったり、コップが落下したり、スリッパがわけわからん所で脱げたり、普段は無いような小さい苛立ちを蓄えつつ、最終的には炭酸水を床にぶちまけてしまった

大体500mlくらいドボドボこぼれたけど途中まで気づかず(スラムダンクに夢中やったから)、気づいた時にはソファーの下まで浸食されて、映画も中断しつつ拭き掃除を行う

----------

自分の運が悪い時って、こういう30点～50点くらいのミスをやたらめったら積み重ねるねんな

そしてその予兆には結構敏感に気づく

実際にこの日も、スーパー１店舗目で鶏肝が無いと分かった瞬間には既に「多分このあと小さな不幸が続くわ」と気づいた

そのうえで、「何かやらかす可能性高いから慎重に行動しよ」と思いつつ炭酸水を500mlもぶちまけるに至る

マジで運が悪い時ってそんなもんや

----------

私が好きな言葉で「人間 万事塞翁が馬(じんかん ばんじさいおうがうま)」ってのがある


意味をざっくり説明するとlet it beとほぼ同じで、「なるようになるっしょ」の上位互換と思ってもらえればオッケー

----------

もうちょい詳しく説明すると・・・

大昔の中国、国境付近の砦近くに老人が住んでた
砦を「塞(さい)」、老人は「翁(おきな)」と呼ぶんで、砦に住む老人、塞翁(さいおう)やな

その塞翁が一頭の馬を大事に育ててたんや

そしたらある日その馬が逃げ出してしまった
村の人達は塞翁を慰めたけど、当の本人は「逆に良い事の前兆やな」って言うた


数日後、失踪していた塞翁の馬が、めちゃくちゃ美しいもう一頭の馬を引き連れて帰ってきた

村の人達は「ホンマに良い事起こったやん〜」と羨ましがったけど塞翁は「うわ～これは悪い事起こるで」って言うた


数日後、塞翁の息子さんがその馬に乗っていたら落馬して足を骨折してしまった

村の人達は「ホンマに悪い事起こってるやん」って言うたら塞翁は「いや、でも実はこれ良い事の前兆やわ」って言うた


そうこうしてたら近隣国との戦争がスタートしたんやけど、塞翁の息子さんは骨折してるから戦争に行かなくて済んだ

----------

って感じのお話
ホンマはもうちょっと複雑やった気がするけど大体こんな感じやわ

人生ってのは、その時起こっている事がたとえ「良い事」であっても、それが「もっと良い事へのきっかけ」なのか「めっちゃ悪い事の前ぶれ」なのかは分からないよね、だから一喜一憂せずにしっかり生きて行こうって感じのノリや

人生、全ての物事が塞翁さんの馬のようなもんやで、って言葉が「人間 万事塞翁が馬」ですわ(うろ覚えやから間違えてるかも)


これは「運」のお話というよりも、人生の心構え的な部分よな

----------

今回私がマジで注目したいのは「運」そのもの


運って何や？いや分かってるねん、なんとなくは分かってる

しかし運って、考えれば考えるほど分からん

「運」というものの特徴を挙げていくで～


①目に見えない
②実体がない
③計測不可能
④発生源不明
⑤世界共通認識として在る



何これ？
こんなもん存在して良いんか？
日によってはそんな曖昧なものに頼ってみたりもするし



幽霊とか神とかの方がマシよ
見たことあります！って言うてる人おるけど、頭おかしい人認定されへんもんな

逆に「俺、運を見た事あるんだよねぇ」とか言いながらワイン飲んでるやつおったらペテン師か狂人やんか

それくらい曖昧で不確かな存在や

----------

運という概念を作った人って凄いよなぁと思ったけど、ちょっと待ってくれや

運というものは誰かが創り出したものなんか？いや多分違うと思うねんな～


きっと大昔からそういう感覚があって、なんとなく共通認識で既に存在していたんやと思う

つまり、運っていうのは感情みたいなもんじゃないんかなと思ったんやな

というよりも、感情を根っこに持った花のようなもので、運というのは感情ありきの感覚かもしれんわ


きっと探せばそういうのってもっとあると思う

嬉しかったら嬉しいし、悔しかったら悔しい

感情ってのはあくまでも感情止まりやけど、その感情を養分としてすくすく育つ感覚が「運」なのかもしれませんね


何書いてるか分からんくなってきたでよ

運が良いだ悪いだってのは、感情の上に乗っかる感覚であって、運そのものは実際にはあまり大きな力を持ってないのではないか？と思ったりもする

しかし実際に、どこに行っても事故に遭う人がおったり、宝くじバンバカ当てる人もおる

人智を超えた人生コントロール力を、世界各地で神通力、超能力、運などと名付けただけのことやろな

----------

昨日突発的に飲みすぎたので今日は絶対酒飲みまへん！

ほなお疲れい！