『壁』を壊し続ける

成長しよう、あるいは成長したいと思うときに必ず現れるもの――。

それが、「壁」だよ😇

進路を塞ぐかのように、大きく高くそびえ立っているその壁は、成長する度に自分自身につきまとう。
まるで最初から予定されていたかのように、タイミングよくあなたの前に現れる。

その度にあなたは、「またか……」とガックリ肩を落とすかもしれない😨
乗り越えたばかりだと思っていたのに、もう現れたから、余計にイライラが募るわけ。

でも、本当はあなたも気づいているはず。
その壁をつくったのは、ほかならぬ自分自身だということに……。

誰もが自分の成長を妨げる「壁」に直面する。
その壁は、無意識のうちに自分でつくったもの。
あなた自身が無意識のうちに壁をつくっていて、目の前に現れたときには必死になって壊していく。
まるでマッチポンンプのようだけど、壁とは本来的にそういうものなんよね。

そもそも壁は必ずしも悪いものではない。
壁とは自分を守るためにあり、同時に自分の成長を妨げたりもする。
つまり、二面性を持っている。このことをよく踏まえておくべき。

無意識に壁をつくってしまうのは、自分自身を守るだよ。
万里の長城のような強固な壁をつくって自分自身を守ろうとすれば、安心で快適だね。
誰にとっても人生にはそういう時期も必要だよ。

ただし、淀んだ水は必ず腐る。
壁に守られているのは確かにラクだけど、そのままでは成長しないのよ。
現状維持という名の劣化が起こり、壁を壊す気力知力体力がなくなっていく。
こうなると、自分を守るためにひたすら壁を高くするほかなく、もはや前に進むことができなくなる。

自分を守る壁を壊すのは、大変だしラクなことではないよ。
それでもそうしなければ成長することはできない。
疲れを癒すために一時的に壁に守られることはあってもいいけど、その安心と快適さに慣れてしまうと、壊して前進しようという気力知力体力が奪わる。
壁とは、諸刃の剣。

誤解のないように言っておくけど、壁を壊すのは苦しいことばかりではないよ。
壁を壊した先には、成長という名の大きな裾野が広がっている。

そこを旅するのは、想像以上に楽しいこと😳
まだ見ぬ風景を見ることもできるし、まだ見ぬ人に出会うこともできる。
それらは壁を壊さなければ、たどりつけないし、またできないこと。

人生とは、壁をつくっては壊すことの繰り返しなんだよ。
壊すのに疲れたら、休んでも構わないからね。
壁に守られて気力知力体力が充実しきたら、また壊していけばいいわけ。

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