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2020年初頭に考えているYouTubeの攻め方
こんにちは!小林嘉明です!
つらつら書いていこうと思います。
まず、最近のYouTube界の動向からいきましょうか。
それを踏まえて、僕が今何を試しているのかお伝えします。アナリティクスなどの数字はクローズドにさせていただきます。ご承知ください。
全体傾向『長尺動画が強くなっていく』
最近は長めの動画が評価されるようになってきました。
例えば、中田敦彦のYouTube大学。(画像参照元も同リンクより)
基本的に30分前後の動画が増えています。他のチャンネルを急成長させているアカウントも次第に長尺動画に移行しつつあるように感じますね。
この背景には『5G』と『リテラシーの向上』が挙げられます。
5Gで動画の長さが関係なくなるかも?
とりあえず確定している未来の出来事として、新通信規格『5G』がスタートしますよね。超高速、超低遅延、超高信頼な通信だというのは散々言われているので知ってる方も多いでしょう。
もちろん、YouTubeやグーグルもそこに向けた規格変更をしていると考えるのが自然。
YouTubeでは3分程度の短い動画がウケる! と言われていた原因の一つに『容量が重いから』って点があるので、それは解消していくと見ていいでしょう。もちろん、「すぐに」ではないですけど。
ゆるやかに体制変更しているはずです。
広告とYouTubeキッズの件もおおきいですよね。
運営『広告載せたいなら10分以上で知的なコンテンツにしろよ!』
だいぶ前ですが、YouTubeの広告システムが『10分以上じゃないと動画スタート部分以外に広告つかないよ』ルールになりました。
これを読み解けば、『広告主が長めの動画を好んでいる』『長尺動画の方が広告効果が高い』。反対に『短い動画にはなにかしら広告主へのデメリットが有る』ということでしょう。
YouTubeも広告で設けている起業なので、対応は至極合理的に行われるはずです。
YouTubeキッズの登場も重要ポイント。
今は動画を上げるたびに『子供向けコンテンツですか?』と訊かれます。
子供向けはYouTubeキッズでアップするか、広告の殆どつかない状態で扱われるか、という情勢。(詳細はYouTubeヘルプ参照)
情報を統合すれば、『短い動画』『子供向けコンテンツ』はあまり推奨されない流れになっていると言えるでしょう。
そして背景にはYouTube全体が成熟してきてリテラシーが上がった点があると、僕は考えます。
全体的なリテラシー上昇がキー
顕著な点は『教育系YouTuber』の台頭ですよね。
今までは下火だった『ビジネス』『教育』『スキル』がぐっと注目されるようになり、再生数も登録者数も激増する時代になりました。一昔前は『エンタメ系』『炎上系』ばかりだったのに、明らかにメディアとして知的な方向性が出てきている状態。
この変化を考えるとき、グーグルが行ってきた広告の変遷がヒントになりそうです。
一昔前のウェブ広告はしょうもないものが多く、スパムサイトみたいな場所でも広告が出ていました。しかし、徐々にクッキーなどを利用したパーソナライズド広告系の内容へ移行していき、さらにはオークション機能の発達などにより『良質なサイトに良質な起業が広告する』時代になっていきました。
まさに、この過渡期を迎えようとしているのでは? というのが推論です。
『スライム風呂はいってみた』より『販売で使える会話術』を見ている人のほうが『広告を見て商品を買う』確率高そうですからね。まあ、納得の行く話かと思います。
ではリテラシーの高い動画の基準とは?
じゃあ、システム的に『いい動画』をどう判断してるの? って部分ですが、どうやら『視聴維持率』がかなり重要みたいです。あやふやな言い方で申し訳ないのですが、YouTubeが基準を明らかにすることはないでしょうから、現状で信用できそうな『試し甲斐のある』ポイントだと思います。
ブログSEOでも『滞在時間』や『読了率』を見ていると言われたことがあるので、動画に置き換えれば『視聴維持率』はかなり妥当なラインじゃないかと。
実際、先程例にあげたイケハヤさんやショウさんも『視聴維持率』押してるので、現実的にガッツリ伸びてる人の情報として信用できそうです。
大切なことは『構成』じゃない?
視聴維持率が重要なんだな、と考えるポイントはもう一つあります。
それは近年ガッツリ伸びている『メンタリストDaiGo』さんと『中田敦彦』さんの『構成』がすごい点です。
おふたりとも言わずとしれた『話し上手』ですよね。
瞬間瞬間の上手さはもちろん、ふたりとも『最後まで聞きたい』と思わせるテクニックも非常に優秀です。言い換えれば『トークで視聴維持率を保つプロ』ってこと。
もちろん、もともと芸能人で知名度があるから『起爆剤』が強力なこともありますが、それだけではあの成長は説明がつきません。芸能人がみんな成功しているわけじゃないですしね。
じゃあ、ちょっと研究してみましょうか。
早口or編集がカギ
まずはメンタリストDaiGoさん。非常に早口だと噂ですね。(個人的にはもっと早いほうが嬉しいんだけど)
情報提供のチャンネルなので、ゆっくり喋ってると非常にダルいわけです。
言い換えれば、理解できるギリギリのスピードで情報をバンバン投げてくるので、飽きずに聞いていられるってこと。
DaiGoさんは編集を一切やらないことでも有名です。そのため、この部分を自身のトークスキルと構成ですべてカバーしています。
ただ、こんなスキルは普通ありません。その場合、『編集』でこの部分を補う必要があります。間をすべてカットしているタイプの編集がコレに当たります。例えば「さいとうなおき」さんが顕著な例。
一息ごとにカット編集が入ってるのがわかると思います。こんな感じ。
編集で行うか、トークスキルで行うかは配信者次第です。自分の技量と相談しましょう。
※ちなみに、さいとうなおきさんはフリーランスの働き方で参考になるのでおすすめですよ。
話をDaiGoさんに戻します。彼の動画構成は
イントロ(悩みないですか?)
オファー(チャンネル登録してね)
実は解決法はコレ(結論)
理論解説(共感できるメタファー多用)
他の動画への誘導
という流れ。
一方、編集しているタイプの流れは
ハイライト(動画中のビックリ発言)
オープニング
導入(事例紹介)
結論
説明
まとめ
オファー(チャンネル登録してね)
ってものがメジャー。ヒカキンさんとかまさにこのパターンですよね。
見比べて、DaiGoさんの特筆すべきところはオファーと結論の早さ。
僕が思うに、これは彼のジャンルが原因。科学論文を引用しているので、『結論だけ聴いても疑問が残る』ってところがポイントじゃないかと。
例えば・・・
今回の宝くじは・・・・アタリです!
って動画は結果からあとに疑問はないですよね。だから結論をなるべく引き伸ばして最後にしたい。
朝食やめると・・・実は体に良い!
って内容ならどうでしょう? まず『え?どういうこと?』ってなりませんか? だから結論を先に出しても引っ張ることができる。
編集やりたくないな、ってスタンスの人は参考にしてみてください。
『間』があっても大丈夫なこともある
一方、中田敦彦さんは違います。喋りが早いわけではなく、『巧い』感じ。
適切に間があり、笑うための隙間がある。でも聴いてしまう。
大きな要因は『本人が喋りのプロだから』ってところですが、それだけだと参考にならないので、他の要因を洗ってみましょう。
『誰かに向かって話す』
僕が見る限りだと、中田敦彦さんも最初の方はしゃべりに苦戦しているようでした。
彼が真の実力を発揮しだしたのは『観覧』を入れてから。
(実は初期は一人で撮影していて、途中からオンラインサロンメンバーを観客にするようになった)
YouTubeを実際撮ってみるとわかりますが、『誰もいない空間』に向かってしゃべり続けるのって大変です。リアクションがないので、間が読めないし、相手がどれくらい話を理解しているのかがわかりません。
でも、実際に誰かに向かってしゃべると『間』や『表情』が最適化されて『届きやすい』状態になるように思います。
もし、だれか手伝ってくれる環境にいるなら、カメラの後ろに立ってもらうのもアリかもしれませんね!
『エピソード』ものにする
中田敦彦さんのコンテンツは『歴史』の解説や『文学』の要約が多いです。
登場人物をコミカルに小芝居しながら、ストーリーをデフォルメして伝えることで魅力を発揮しています。
ストーリーものは途中で飛ばしたりしにくいですし、一度見始めると最後まで見てしまいやすいコンテンツです。場合によってはオチがわかってても見てしまいますよね。
そのため、視聴維持率を保つにはかなり有利な戦略と言えるでしょう。
おなじコンテンツでも、切り口を変えてストーリーにできると有利になる可能性があります。参考まで。
さてさて、分析もそこそこに、自分の話をしていきましょうか。
編集に効果があるのか検証してみたぞ
動画の編集って大変です。特にテロップ入れるのとか大変で、ぶっちゃけやりたくない作業第一位ですw
なので、僕のスタンスは『限りなく無編集に近い状態』でいたいところ。
ただ、テロップが人の目をひきつけて視聴を伸ばすのは間違いないところですし、画面に文字が入っていると『ちゃんと作ってる』感が出やすいですよね。(だからテレビにはテロップが入ってるんですよ)
そこで、『最低限に手間を抑えつつ、見栄えのする編集をする』って実験をしました。
ちょっと数字も取ったので、以降はそれを公開したいと思います。
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実際の数字とか出すので、クローズドにさせていただきます。
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