日常とずる休み

休息は生命活動に欠かせないものであり、生活基盤を整えるという意味では根本的に生命の目標といってもいいものだ。
人間にとってもそれは変わらない。労働の義務は人権を侵害するものであっていいはずがない。

どうしても休めない時なんてものは存在しない。全部背負ったプライドが見せるまやかしにすぎない。だが生物である以上休まないと壊れる時は確実に存在する。どんな人間も十日寝ないと発狂するし三日飲まず食わずなら命に関わる。当たり前だが当たり前すぎて普段は意識していない人がほとんどだろう。

だからもっと自分自身からのSOSには正直になって欲しい。最近自分自身を人扱いせずに壊れていく人間があまりに多い。
休むことさえエネルギーがいる時代、そんな今ずる休みという選択肢があってもいいと思う。事情を全部話して悪態をつかれたなら話したそいつはもう人として自分を見ていない。ならそんな相手とまともに付き合っていたらいよいよ人として壊れてしまう。逃げてしまえばいい。

ドロップアウトは必ずしも終わりに繋がらない。外れ落ちた先でしか見えてこないものがきっとあると信じている。

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