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ベルーナドームの四季つれづれ

3月

運が良ければ桜が見れる時期

まだまだ寒い時期、ベルーナドームはオープン戦を迎える。
屋根があるせいでベルドは晴れていてもあまり暖かくならない。
雨が降ったりナイターなら震えながら見ることになる。
雪であることすらある。
そのかわりと言っては難だがチケットはお安くまた取りやすい時期である。
またドームで桜が見られる可能性もある。

4月前半

夏は腹掛に使うブランケット

ようやく暖かくなってくるころだが、ベルーナドームはまだ肌寒い。
シーズンは開幕を迎えお客さんも多数来るが、
チームは防寒グッズや羽織物などを配布している状態である。
まあこれらは割とシーズン通して使えるので重宝するが。

4月後半〜5月中盤

ベルーナドーム全盛期。
日差しが強くとも暑くなく…
風が語りかけます。
うまい、うますぎる。
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さておき、空青く風白く地は緑、この時期のベルーナドームは万民におすすめできる時期である。

5月後半〜6月

もう暑い。
そろそろハンドファンなしでは厳しくなってきたことで戦いの始まりを感じる時期。
チームは交流戦が始まり、球団は交流戦グルメに精を出す。
雨が多い時期だが屋根があるので開催には支障がない。
しかし外周通路側にいると雨が吹き込んでくる可能性があるし、スタグルを楽しもうにも雨に降られることが増える。
よってドームなのに雨具は手放せない。
そしてドームなのに虫よけも手放せない時期が始まる。

ペンギンが現れることもある

7月〜9月前半

首掛け扇風機。すぐへたる…

うだるように暑い。
屋根の存在により風が通らないので、ナイターでも蒸し暑い時期である。
チームは「夏に強い西武」「ベルド蒸し焼き殺法」と盛り上がる頃でもある。
球団は「涼感グルメ」「清涼グッズ配布」「うちわ引換券をFC会員に送る」「ドームプラネタリウム」「ベルーナドーム盆踊り
などの技を繰り出してくるが
焼け石に水どころか文字通り火に油のこともよくあるパターンだ。
ファンの方も大型サーキュレーター、空調服などの想像を超える技を繰り出してくる時期。
しかし実際のところ外周通路は結構涼しかったりする。
あと獅子ビルに逃げ込むという最終奥義がある

また、近隣の西武園ゆうえんちの花火がドームから見られるメリットもある。
ただし試合展開とはまるで関係ないのでボロ負けしてても花火は上がる。

9月後半

君の背中に夕日がさす

第二の全盛期到来。
だがこの時期は4月5月と違い、雨が降れば寒くなる点が残念。
この辺ともなるとチームの行く末もだいたいわかってきており、優勝争いやタイトル争い、若手ポジなどそれぞれに楽しみ出す時期である。
ある意味平穏な時期とも言える。

11月

僕はありがとうとそっというのさ

シーズンは終わったがファン感謝祭はある。
よりにもよってこの寒い時期にである。
球団もカイロを配ってきたりする。
わかっててやっとるんかい
ジャンパー、コート、ヒートテック、ブランケットなどの動員は避けられない。
しかし時期的に紅葉が美しいのは救いである。


やる獅かないやんは稼頭央の口癖らしい

自然強制型の悪名高き我らがベルーナドーム、
トータルで見ると遠い割に良い環境とは言えない。
だが見方を変えれば四季を感じられるスタジアムとして他にない魅力があると思う。
今年も、もうすぐベルド通いが始まる。
諸兄諸姉が心地よく過ごせることを願って筆を置きたい。

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