【公務員辞めるために最初にやったこと】

公務員に採用されて、とある上司の言葉をきっかけに『公務員辞めよう!』と決意しました(note2018.5.17にアップ済み)。

〈勤め人〉を辞めるために私が最初にやったこと、それは《家計を整える》ことでした。

この時すでに結婚をしており、横浜で出産・育児休業中を経て、仕事復帰をする前に家計を整えることを始めます。

■テーマ1■夫の給料だけで生活する

手取り収入から、食費や娯楽費などの月額を決めて、使ったお金を記録する。
そりゃーもう、毎月赤字ですよ。
でも、へこたれない!!
毎月毎月『何が原因か?』『どうしたらいいか?』を考え、その反省を夫にも伝える。
うちの場合は、とにかく外食が多かったので、回数を減らしました。
それと、夫婦ともに甘いものが好きだったので、スイーツの購入や日々の買い物でのお菓子の購入が意外に金額が大きかったことに気づき、それらの購入を互いのお小遣いから出すことにしました。使ったお金を『記録する』ことでいろいろ見えてきましたね。

■テーマ2■生活水準を上げない

職場に入って間もない頃、親しい先輩が教えてくれたことでした。
「公務員は毎年少しずつ給料が上がっていくけど、それに合わせて贅沢をしちゃダメだよ。一度上がった生活レベルは、なかなか下げられないからね」とのこと。
私はその言葉を胸に、毎月の生活費を一定額にし、それ以外は貯金に回しました。生活レベルを上げないようにしたのです。

■テーマ3■夫婦平等

お小遣いは夫婦で同じ金額にしました。
それ以外のお金…たとえば夫が会社のメンバーで慰安旅行に行くのなら、私は同じくらいの金額をもらって、別のことに使いました(子どもが小さかったので私は遊べる時間がなく、ほぼ個人の貯金です)。

家計のことは基本的に私が全て考え、夫に報告し意見をもらいました。マイホーム資金として貯めていた通帳をたまに夫に見せると素直に喜んでいました。臨時的に必要なお金はお互いちゃんと報告しました。とにかく、家計については、夫婦平等を心がけていたので、お互い不満を言い合うことはなかったように思います。

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夫の給料だけで生活をし、職場復帰後の私の給料(保育料を除く)は全て貯金しました。
そんなこんなで、約5年間で1000万円近く貯め、全てマイホームの資金へ。
その後わたしは公務員を辞めます。
一定の生活水準をキープしていたので、離職後も今までと変わりない生活でした。
私の主催するマネー教室では、実際に当時の私の〈家計ノート〉を見せるのですが、みんなびっくりします。

そんな難しい家計管理をしていたわけじゃないけれど、みんなの反応をみると私は『マメ』な方みたいです。
マネー教室でのFP講師も「今までたくさんの家計を見てきたけど、小林さんの家計管理はかなりハイレベルです」と言われました(エヘッ♡)

ノート1月1ページのみの記入。封筒現金管理です。
その家計管理を3年ほど続けていたら、ある程度の生活水準が整うので、その後は何も管理していません(めんどくさいから…)。でも一度整った金銭感覚は崩れることなく安定をキープできているように思います。

大事なことは、新婚の時だったり新しい家族が増える時だったり、《新しいライフステージ》のタイミングでしっかり考えることがポイントですね。