夫婦共働き　幼児期の子育て世代　その３

一階に降りて行った僕。

妻はお風呂場に居て、パンツ一丁でお風呂掃除をしていました。

多分お好み焼きを食べに行くと言っていたので、臭いからお風呂に入って、ついでにお風呂掃除をしていたのでしょう。

僕はイライラしかしていなかったので、いつもなら

お！掃除してくれてるの？

お疲れ様！ありがとう！

と声をかけていたと思うのですが、その時は、

は？謝るとか何もなく、掃除？

まじ意味わからん。

しか思えませんでした。

今考えると結構、いや、かなりひどい奴だなと思いますが・・・

この時はその感情しかなかったのです。

そして掃除が終わるまで僕は娘と録画したテレビを見たり、遊んだりしていました。

内心はイライラしかしていないのです。

楽しいはずなのに・・・

そして掃除が終わり、妻がお風呂から出てきて、着替えを済ませて、娘と遊び始めました。

しばらくして、娘と録画したテレビを見始めた妻は、横になりながら娘と見ていた時、義母がリビングの掃き出し窓を開けて外に出て行ったのですが、その時の妻の一言が僕の感情にとどめをさしました。

なんでそこ開けるのかなー、せっかくお風呂入って温まったのに、冷えちゃうじゃん。

僕の中で、

なんで？少し窓を開けて外に出て行っただけなのに、そんな文句が出てくるの？

無茶苦茶わがままだな、やっぱ無理だわ。

もう家を出て行こう。もう妻のわがままの姿を見るのは我慢の限界。

そう思い立ち、

ちょっと本屋さん行ってくるわ

と言って、家を脱出したのです。

つづく