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日本農業新聞

皆さんご存知の「日本農業新聞」…

ん!?知らない??

知らないよねぇ~普通は…

この「日本農業新聞」、実は国内唯一・最大の農業専門の日刊紙で、発行部数も30万以上を誇る農家の皆さんはじめ、農業に携わる企業や行政にも購読されている新聞である…が、おいらの家は非農家で、こんな新聞があるのを知ったのは公務員になってから。

初めて紙面をみたときは、こんな農業に特化した日刊紙があるんだぁ…と感心したのを覚えている。紙面の立て付けは「総合(農政、経済、営農)」「JA」「流通経済・市況」「食農・園芸」「天気」「総合営農」「くらし・女性」「直売」「地方版」など、農業のことをメインに専門誌ならではの、なかなかマニアックな構成である。

とある日、千春ちゃんから

「Kさん(おいらのこと)、この前、日本農業新聞の取材受けました!近々掲載されるようなんですが、日本農業新聞て購読してますか?」

千春ちゃん、農業専門のマニアックな日刊紙、さすがに個人では購読はしてないわ~(笑)

おいら「さすがに個人で購読はしていないけど、役所で購読しているので、注意してみておくね」

日本農業新聞の取材…

この日本農業新聞には「地方版」という紙面があり、その地域に特化した情報だったりが掲載されている。きっとそこに掲載されるんだろうなぁ…。その地方版、紙面はどちらかというと後ろの部分で、一つひとつの記事もそれほど大きくない。でも、毎日掲載されている箇所が同じなので、記事を探すのは難しくない。

連絡をもらった日から、その紙面を注意深く拝見し始めて数日のこと、その日はたまたま表面からではなく、裏面から地方版の記事を検索…。地方版には掲載がなく、今日も載ってなかったなぁ~と思い、パラパラと表面に向け、記事を読み進め、最後に表面の一面記事に目を向けたところ、何と!載ってたんですよ!武藤千春が!一面で、しかも特集記事でデカデカと!!!
いやぁ~びびった!
「1面…トップ記事じゃんか!!」
びびると同時に笑いが込み上げてきて…思わず本人に電話。
おいら「一面なんて聞いてないけど!デカデカ載ってたよ!取材した記者って東京本社の人?」
千春ちゃん「そーなんですか?どこに載るとは聞いてませんでしたけど…。記者さんは東京の方でした…」
マジか…。さすがだわ千春ちゃん。「日本農業新聞の取材」というだけで勝手に「地方版」での記事だと思い込んでしまっていた。そうだ。相手はあの「武藤千春」であった。全国版でも記事になる人だった…。す…すげぇな…。改めて反省…。
その日本農業新聞…記事の内容はというと…
「2拠点生活で実感 農の世界は奥深い」
というタイトルで、本人の経歴から、小諸に移住したこと。農業を始めて、「農」の魅力にはまったこと。農の世界の奥深さと、農が生活スタイルに合わせられる多様性があること。などが掲載されていた。
ということで、「小諸」と「2地域居住」「農の魅力」をふんだんにPRする内容の日本農業新聞の記事により、「武藤千春=小諸で農」の全国デビューの日となった…。
この日を境に千春ちゃんの農ライフに関する取材が多くなったことは言うまでもない。加えて、市役所庁内をはじめ、長野県内の行政機関や農家の皆さんに「武藤千春が小諸にいる」ということが知れ渡った日でもあった。
改めて「武藤千春」の存在の大きさに驚かされる出来事であった…。

つづく…

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