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奇跡の兆し

夏前の暑くなるかなぁって話していた時期。
いつもの様に月一の通院が始まった。

当時、循環器内科もW通院してる時のお話。

先生が先週のCTの結果を話しだした。
「細かく散った癌細胞が全て消えてますね。
原発巣はこの様に…」
見せてもらうと一番最初は2.6cmあると言われた原発巣がよく見ると棒状の三日月型になってた。

「原発巣はこの様に棒状になってます。これはもぅ傷になってるかも知れませんね、原発巣としては機能してません。死んでると思います。」

流石にびっくりした。
薬がめーーーっちゃ効いてくれてるのだ!
原発巣は機能してなく、散らばった癌細胞も消滅してると。
出口がうっすら見えた気がした。
いや、
まだ気を抜いちゃいかん。
だが嬉しい。
色々な気持ちが混ざり合ってたのを覚えてる。

やっと理想の一歩が出たのだ!
このまま消滅して欲しいのでまだまだ闘う気十分だ!

このままぶっ飛ばしてやろうと誓った初夏の昼下がりでした。

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