オルソケラトロジー、トライアる(体験記その3)

※本記事は体験記です。筆者の理解をもとに記載していますが、医学的に正しいものとは保証できませんのでご留意ください。

トライアルはじめました

適性検査で問題ないことがわかったのでトライアルを始めることに。
渡されたものはレンズとレンズケアセット、あと説明書。
ケアセットは、レンズケース、保存液、洗浄液、装着液、スポイト、レンズストッパーです。

レンズストッパーは洗面台で間違ってレンズを流してしまわないように排水口に敷くやつ。

スポイトはレンズを目から外すときに使うやつ。
(ソフトコンタクトと違い、柔らかくないので指でつまんで外すことができません)

レンズケースはこんな感じでレンズを固定して保存します。

装着液は目にレンズを付けるときに濡らすためのもので、保存液は普段の保存用、洗浄液は3日に1回きれいに洗浄するためのものです。

一週間使ってみた感想

これまで基本裸眼生活(ときどきメガネ)だったので、コンタクトレンズのケアが生活に組み込まれました。
とはいえ、用意しておいたレンズを寝る前に着けて、朝起きたら洗って保存するだけなので、さほどの負担はありませんでした。

たしかに初日はレンズの異物感が気になりましたが、翌日以降は慣れてきて寝る分には特段気になることはなく、普通に寝ることができました。
寝床に着く直前にレンズを着け、朝起きたらトイレや着替えてから手を洗ってレンズを外すというようなルーティンで生活してました。

パソコンをよく使う仕事柄、市販の目薬や寝るときのホットアイマスクを使っていたのですが、それらは使って問題ないとのことだったのでその他の生活には大きな影響はありませんでした。
(目薬を使うときは5分以上経ってからレンズを着けてねとは言われました。)

良かったと思うこと

裸眼で視力が良くなったので便利です。メガネは念のため持つ程度で、忘れたとしても使うことはありませんでした。
一応視力が安定するには3ヶ月ほどかかると言われましたが、私の場合は夕方になってもさほど視力が落ちたと気になるほどではありませんでした。
(視力悪いまま裸眼生活してたせいかもしれませんが…)

あとは生活リズムが良くなりました。
夜ふかしはなるだけしないようにという意識ができたのと、寝床に入ってスマホをいじるようなことがなくなったのは大きいと思います。
ちなみに7〜8時間睡眠を確実にとるのはなかなか難しく、だいたい5〜7時間といったところでした。ただ、7時間以上寝た日は視界がいつもよりクリアに感じました。

気になったこと

適性検査の際に説明されてはいたのですが、ハロー・グレアという暗いところで光の反射が気になる現象を感じています。
(詳しくはググってください。)
もともと視力が悪いまま裸眼で生活していたため、見えにくいという意味ではさほど気にはなっていないのですが、視力が良くなった分そういった見えにくい部分が気になるという感覚です。

見え方として気になるのは上記ぐらいで、あとはレンズのお手入れが日課になったのが多少手間かなという程度です。(3日に1度の洗浄とか覚えにくいなとか…)

このまま治療を続けるか?

ほぼ不満点はなく、やはり視界が明瞭というのは気持ちがいいものです。
次の検診で聞かれたら、即答で「続けます」と答えようと思います。

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