見出し画像

大切な人を亡くした方へ

人はいつか死にゆくもの。

時には突然、別れがやってくる事も。


大切な人を亡くした悲しみは計り知れない。
どんな慰めの言葉も通用しない。

あまりに心の痛みが強すぎるから。

だから私は
「悲しまないで」
「泣かないで」
なんて言うことは出来ません。


だって、

悲しいもん。苦しいもん。涙が溢れるもん。



私の場合、婚約者を亡くしました。

それも入籍の1週間前に。


周りの知り合いは皆、
必死になって私を慰めてくれ
支えてくれた。

でも、私の心は癒えることは無かった。
皆さんの優しい気持ちは
ちゃんと届いていたのだけど。


でもね……
よからぬ事を考えてしまうのです。

あの人のもとへ、追いつかなければ……一緒にいたい。いま、逝くから!!


毎日、後を追う事だけを考えていました。
なぜ、実行に移さなかったか??


皆んな、こんなに支えてくれて心配してくれてるのに裏切る事なんて出来ない。

そう思ったから
私は逝きませんでした。



お人形さん状態の私

死んでは駄目だから生きてる。

あまりのショックに
“欲”が無くなるんですよ。


食べたい物もない。
むしろ味も感じない。

好きだった趣味も
する気にならない。

そんな状態で
何のために生きてるのか?
毎日が疑問でした。



死んではいけないから
生きているだけ。

希望も欲も持たない
ただのお人形さんでした。



ある日
地元で有名な住職さんと
お話する機会がありました。


人生を全うする…

追いかけて逝っても
彼には会えない。
人生をシッカリと全うする事で
浄土再開を果たす事ができる。

そう言われた私は
仏教でもキリスト教でもないが
なんとなく納得させられてしまった。


頑張って生きよう。
頑張って生きる
でも、長生きしたくない。

そう思うようになった。



そんな、ある日

なにかに気付き始める。



彼は、側にいた。

まだ思い悩む私は
奄美大島のユタ神様の所へ
相談しに行った。


その時言われたのが
まさかの…
私も神様だったと。

気づけるはずだと。


そう、私には奄美大島の血が流れている。
少しだけど。


神がかった能力は
そんなに強くないけれど
確かに感じる。

彼の気配。




亡くなった人の魂は生きている。

死んだ人は消えて無くなった訳ではない。
ちゃんと大切な人に
寄り添ってくれています。


だから、
声をかけてあげて下さい。

ちゃんと聞こえています。


だから、
一緒に笑っていて下さい。


時々、
私たちと一体化して
一緒に楽しんでいます。




私の彼の場合、魚釣りに行かそうとしてきます。

もちろん、そんな時は一緒に海に出掛けます。




夢であえたら…

きっと、
本当に会っているのかもしれません。

私はそう信じています。


寝ている間は
肉体は眠っています。

魂が自由になる時間。

魂と魂でしかできない
会話やコミュニケーションを
故人と果たしているのだと
私は感じます。



最後に

いつまでも泣かないでとは
言いません。

無理して笑えとも言いません。



ただ、あなたの大切に思う人は
ちゃんと一緒にいます。


決して独り残されたと
孤独に思わないでください。


きっといつか
何かの形で故人の存在に
気づける事を
私は願っています。


一緒に生きてるのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?