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TBSドラマ『笑うマトリョーシカ』 8話を終えて整理

笑うマトリョーシカ、初回を何となくテレビで見て、そのあとしばらく見ていなかったのですが、何となくTVerで3話まで見たら、ハマってしまい、U-Nextで追いつき、8/16放送の8話を再びテレビにて無事見終えました💦

8話まで来ても、当初からの謎がまだ解けていなかったり、スッキリしませんね。笑

【スッキリしないところ】
・ありさはなぜ姿を消し、今は生きているのかどうか
・ありさのシナリオの終わり方の謎
・そもそもありさはなぜ清家に近づいたのか
・清家の論文の内容が180℃変わった謎
・論文の送り手は誰で、どんな意図か
・浩子がBG株事件の告発データをなぜ要求したのか
・道上の動向を諸橋に電話で伝えていたのは誰か
・武智の愛人とは誰か
・道上周辺に現れる怪しい黒服の男は誰か
・怪しげな佐々木
・怪しげな坂本
・清家の祖母の苦労とは何か
・各交通事故の真相
・冨樫は今何をしているのか
・浩子の現夫の小松とは何者か

書き出してみると意外と繋がったりするかな…

このドラマは清家の高校時代、大学生時代、議員時代、と結構な年月を跨いで描かれていますよね。
どの時代に何が起きたかを整理しないと、見えにくいなあと思いました。

最も古いストーリーとしては、清家祖母の劉英華。今生きているとしたら100歳くらい?と話しているところを見ると、おそらく戦争を経験した中国人だったということで、復讐というのは、戦時中、戦後に中国人であるからこそ経験した恨むべき何か、ということ。
娘の浩子は母の苦労を聞かされ、一緒にその"復讐"を企てていく。
この母娘は東京にいて、御徒町に親戚がいた。
中国人コミュニティにはあまり関わっていなかった。
浩子は銀座でホステスをしていて、和田島代議士との間に子をもうける。その直後に愛媛の資産家清家嘉和と出会い、結婚。母の劉英華も連れて愛媛へ移住。一郎が産まれる。そして嘉和が交通事故で亡くなり、莫大な遺産を相続する。
政治家との間に子をもうけるところも、復讐するために計画されていたのだろうと思いますね。

福音学園時代はたくさんのことが起こります。
初日を迎える前には鈴木の父親はBG株事件で逮捕、自殺までの事が進んでいた。
初日に清家、鈴木、佐々木が出会う。
清家は母の浩子より、鈴木くんと仲良くしなさいと言われていた。
さらに、BG株事件の告発データを諸橋議員の秘書の中島が宇野の息子の鈴木が福音学園に在籍していると知り、データを郵送。
そのデータは一色学園長を通し、浩子に渡っていた。
生徒会長選出においては、一色は清家が有利になるように働いていた。

一旦ここまでで考察するに、浩子は母の復讐を達成するために、政治家との間に子をもうけ、自分の息子を日本のトップにしたい。
そのために、現在の総理を失脚させる材料が必要で、どこかでBG株事件に現総理が絡んでいた情報を手に入れる。
宇野社長の息子が福音学園に入る情報も得て、息子を潜り込ませる。
諸橋の秘書の中島に、宇野の息子が福音にいるとたれこみ、データを送らせて横取りした。
そんなところでしょうか…
こう見てみると、その先の道上父の死には、浩子は関わってはなさそうですよね…浩子は道上父の情報は有利に使いたい側ですし、道上父の死や香苗の空き巣被害は諸橋側=冨樫側?の仕業に見えます。

清家の大学時代の大きな謎はやはり、ありさと武智議員らへんですね…
私は、ありさが一郎と出会ったところはとても不自然で、仕組まれたようにしか見えないので、ありさを仕向けたのは浩子かな、って思えるんですよね〜ありさを仕向けてまで、鈴木を操りたかったのかなぁ、と。
そうやって、ありさのことは使うだけ使って、お金持たせて消えてもらった感じでしょうか。ありさは「金のなる木を見つけた」って言っていたし、ただ清家と付き合っているだけでお金にはならないし、お金をもらえる相手といったら浩子しかいないのでは、と…
武智の愛人もありさっぽいですよね。
もしくは、浩子が愛人で、それを知ったありさが2人をゆすって大金を得ていたパターンもある?

あとは、浩子が和田島のお墓の前で、あなたに似て純粋みたいなこと言ってて、あれは何か意味があるのかなーとも思ったり。和田島さんがどんな人なのか、もう少し知りたいですねー

原作を読んでいないので、考察が面白いドラマです!

何にせよ、次回がまた待ち遠しくなりました。
鈴木の電話相手、ご無沙汰してますと言っていましたが、誰でしょうか?
武智の元秘書の藤田さんくらい前の人かな?
前官房長官を失脚させた時に使った記者さんかな?

とにかく謎がなかなか解決されないので、
あと3話?どうなっていくのか楽しみすぎる!

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