導入して良かったプラグイン【DTM】2024上半期
ビートメイカーのK,Oです。
2024も上半期終了ということで、最近導入して良かったプラグインをまとめました!
Ujam - FINISHER MICRO
シンプルな操作性でけっこう強力なフリープラグイン。
立ち上げたときに設定されているグラニュラーっぽいエフェクトだけでも、ごはん何杯もいける。
ほかにもワンノブで制御できるフィルターやコーラス、リバーブなど、ハイクオリティなエフェクトがたくさん使えます。
これが無料なのはエグい。WAVESのワンノブシリーズとかいらなくなるのでは???
Lunacy - BEAM
空間的にトリッキーでおもしろい音が作れるプラグイン。
かけるだけで変態的に音が変貌するプリセットもあり、大好きです。
視覚的にもわかりやすく、設定も追いこめます。
ふつうに良質な空間系エフェクトとしても使えますが、どちらかというとグラニュラー要素が面白いと思うので、実験的にいじるのが楽しいプラグイン。
ただ、自分の環境(windows11、FL STUDIO)でよくクラッシュする。
画面が暗転したり、プロジェクトが読み込めなくなったりするので、アップデートで改善してほしいところ。
同社の「CUBE」という音源も大好きです。
Softube - Saturation Knob
定番サチュレーション。改めて良いプラグインだなぁと思ったので、最近よく使っています。
少し前に、手持ちのサチュレーション系を色々聞き比べしたのですが、改めて、使いやすい歪み方をしてくれるなぁと思いました。
帯域が偏っている808ベースに倍音を付加して聴き取りやすくするのに、よく使用しています。
AUBURN SOUNDS - INNER PITCH
ピッチシフターは最近こればっかり使ってます。
まず製品テーマである「音源に忠実」という言葉通り、かなり音質が良い。ピッチを変えたときの滑らかな変化がすごく楽しい。
特に音に厚みを出したいときに重宝しています。
オク下またはオク上の音をINNER PITCHで作り原音に混ぜると、帯域的に物足りない音を自然に分厚くできます。
ボーカルには Sound Toys の Little AlterBoy を第一選択で使っていたのですが、クリーンな音質が欲しい場合、INNER PITCHも使うようになりました。
Soundly - Place it
いろいろな空間の音を再現できるコンボリューションリバーブ。
特にTVやスマートフォン、メガホンなどの電子機器での再生再現がお気に入り。
以前は「音源をチープなスピーカーや携帯端末で鳴らして、マイクで録る」なんてこともわざわざやっていました。
それがプラグインで再現できてしまう!!なんとありがたい!!
空間系は Raum や Valhalla など、お気に入りのものをついつい使いがち。
全ての楽器を同じ空間系プラグインで処理してしまうと、良くも悪くものっぺりした感じになってしまうので、アクセントとして空間表現を加える際に重宝します。
パーカッションの一部や、飛び道具的なワンショットの音にかけると、普通とちょっと違う雰囲気で鳴ってくれるので、空間がずれた感じになってとても良い。
洞窟、リビング、教室、階段などちょっと変わった空間再現もできるので、ボイスドラマ制作にも重宝します。
Quiet Music - Serenity
この音源のパッドが地味にすごく良い音。
「Deepmindアナログシンセサイザーで作成された」と記載がありました。ベリンガーのシンセ?
Spitfire の LABS と併用したら、もうそれだけでナイスアンビエンスな作品をつくれてしまいそう。。。最近のフリー音源おそるべし。
ちなみにフィールドレコーディング音もレイヤーできる仕様なのですが、パッド音だけ使用しています。
(使うとしても、自前の素材を使用するので)
Spitfire Audio - ORIGINALS CINEMATIC PADS
先ほどのフリー音源を紹介していて思い出したパッド音源。
Spitfire の ORIGINALSシリーズはどれも大好きなのですが、一番重宝しているかもしれない。
シネマティックやアンビエントなパッド系の音源は、個人的にSpitfireの製品がとても好きで、中でもこの音源はお気に入り。
上記のパッドのフリー音源が好きな人なら、こちらも絶対ハマるはず。
まとめ
上半期は、円安の影響もあり、今回紹介したものもフリープラグインが多めになってしまいました。
これからもセールが色々あるだろうし、新商品もどんどん出てくるので後半戦も楽しんでDTMライフを送っていきたいですね。
ではまた!!
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