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岩瀬氏に聞いてみました「プロになる選手の見分け方」

「岩瀬氏に聞いてみました。プロになる選手の見分け方」

続編です。

前編の内容はどうだったでしょうか?

今回の内容も読んだ後に改めて思ったことがあれば感想や意見待っています。

では、本題に行きましょう。

講演会の質疑応答でこのような質問がありました。

「岩瀬さんはどのようにプロになる選手を見分けているのですか??」

非常に興味深い質問でした。

岩瀬氏はこう答えました。

「わかりません(笑)」

えっ!!??
意外でしたね。

長年トップカテゴリーで活躍されている岩瀬氏でもわからない。
つまり、それ程選手の可能性は無限大にあるし、
その成長速度は数字や科学的には分析できないのでしょう。
実際に岩瀬氏もそのようなニュアンスで語っていました。

後日に改めて岩瀬氏とコンタクトを取ることに成功し、
今度は自分の意見も一緒に質問してみました。

「僕の思うプロになる選手の見分け方は、サッカー×人間性だと思います。何故ならその人間性は伸びしろを広げる栄養素だと思っているからです。僕の見解も含めて改めて研鑽の意見を聞きたいです。」

懲りずに人間性に絡める自分。
もはや、それしかないのかと思えるような執着心は我ながら誇らしいと思います。

しかし、自分中での確信があるので聞くのに迷いはありませんでした。

岩瀬氏は、こう答えてくれました。

「プロになる選手の見分け方がわからないですね。なると思っていた選手がならなかったり、その逆もありますので。ありとあらゆるものが絡み合ってプロになる気がしています。」

「人間性の良さは伸びしろを広げる栄養素。まさにその通りです。選手の成長には人間性の良さは影響があると思いますが、少し人間的には凸凹のある選手でもプロになったケースがあるから不思議です。」

その凸凹は
エゴイストだったり、自分勝手、自己中心的、利己的な選手のことを指すと言います。

意外だなと思ったが、長年そういう選手を見たからこそ言えることなのでしょう。

そう考えた時に、自分も様々なカテゴリー選手を見てから
「選手を見極める目」を養わねばならないと思いました。

前回に書きましたが、あまりにも「人間性」を主張して矯正させようとすると、選手本来の個性が失ってしまう可能性があるということを強く感じました。

だから、選手との密にコミュニケーションを取り、選手を見極めてあげることが大事なんだと岩瀬氏が教えてくれました。

最後に

人間性は大事。
ただ、それに固執して選手の個性を失ってしまえば元も子もないです。

ただ、自分の中でまだそのエゴと言うか
拘りは捨てきれないですね。

指導者としてサッカー的にも、人間的な成長も導いてあげたい。
それは自分の信念ですから。

恐らく、これは自分にとって永遠のテーマなんでしょう。
だからこそ焦る必要はないと思っています。

先ほども書きましたが、これから先
様々な選手と接していき、選手と共に成長したい

そういう姿勢がいつかこのテーマを解いてくれるのでしょう。

そんな日を目指して、、

読んでいただきありがとうございました。